めるつばうのおもうこと

めるつはミーム機械としてばうを目指します。

シュルレアリスム展

2007-12-04 15:05:06 | art
横浜美術館で開催されたシュルレアリスム展。
ある意味ではすでに手垢がついている感じもする
”シュルレアリスム”という言葉。
しかし、それでも前世紀を疾走していった芸術運動だ。

横浜美術館自体にも所蔵品としていいものが数多くある。
それらを中心に”おおもの”こそ持ってこなかったようだけれど
よくまとまった展示会だった。
おなじみの作品たちに出会えてわたしはとても楽しかった。
ミロ大将はあいかわらずだが、なんとコラージュなんていうものにも
手を出していたとは思わなかった。
おなじみの小太りブルトン。タンギーヘアーはいつ見ても愛らしい。
今更ながら手術台の上で蝙蝠傘とミシンは逢引をしているが
ミシン!電動じゃないし・・。手術台といっても最新のあのほそっこい
ものではない。
電脳コイルの”きゅーちゃん”はやっぱりマグリットへのオマージュなのだろうか。
わたしには、いつも”いー”ってしている感じがする。友人は貯金箱だという。

さて最近気になっているのは横浜美術館所蔵、デュシャンへの賛美?として
創られた吉村益信「大烏」。そのまんまかい!っていう突っ込みはもう山ほどだが
もう一度見てみたい。あの俵に乗っているところが可愛い。

マッタとベーコンがちょっと面白い対比だなと思った。
マッタはある瞬間を捉えようとしてブレた映像。
それに対してベーコンはロングシャッターという感じがする。

当然ながら我が創造主の作品もあり、そして兄弟たちも展示されていた。


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