「ファンタシースターポータブル」体験版配布・配信迫る

2008年07月11日 | 団長は断腸の思い
このブログはMHのほかに、一応PSUも扱っていたハズなので
たまには紹介しておこう。。

というわけで、7/31の発売日が迫る「ファンタシースターポータブル」。
7/14(月)から無料体験版の配布がはじまります。
店頭で配布されるUMDをもらうか、ネットでDLするかを選択可能。詳しくはこちら

ムービーやテレビCMも公開中だけど、まあ当たり前のように
MHPを思いっきり意識したような紹介になっております。→こちら
MHPユーザーの1割でも取り込めれば大成功なんだけど、果たして?

今作は、タイトルから「ユニバース」を消しているとはいえ
内容はもちろん「ファンタシースターユニバース」のリメイク。
では「ユニバース」と違う点はどこなのか。まとめてみよう。


●開発はアルファシステム

具体的な内容というわけじゃないんだけど、もっとも「PSU」と違う点は
実はここなんじゃなかろうか。
原型はソニックチーム開発の「PSU」なんだけど、リメイクは別会社が担当。

このアルファシステムという会社が過去に手がけた主なPPGを列挙してみると

・「リンダキューブ」シリーズ
・「ガンパレード」シリーズ
・「ルナ シルバースターストーリー」
・「俺の屍を越えてゆけ」

などなど、「隠れた名作」とでも呼ばれてそうなタイトルがズラリ。
意外なところでは

・「テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2」
・「テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー」
・「テイルズ オブ デスティニー2(PSP版)」
・「テイルズ オブ イノセンス」

実は携帯機の「テイルズ」シリーズに関わっていたりする。
というわけで、RPG開発はマイナー・メジャー作問わずお手のモノ。

「テイルズ オブ デスティニー2」で培った、PS2→PSPへのリメイクの経験も
今作で生かされそう。
携帯機向けのバランス調整は期待していいんではなかろうか。


●携帯機向けにシステム改正

MHP同様、携帯機向けにプレイ時間が短縮できるシステムに
改正されているのも大きな特徴。

もっとも大きな点は、アイテム生産システムが廃止され、すべて現物ドロップになったことか。
PSOから退化した点が元に戻ったという説もあるけど。。
シンプルイズベスト。

中間ロビーがなくなり、クエが受けやすくなった点もグッド。
あれ、これもPSOかr

他は、レアアイテムはパーティメンバーが全員取得できたり
武器強化に失敗がなくなったり(ただし上昇値はランダム)と
強力なアイテムがこれまでより簡単に集められるように改正。

すべて、「プレイ時間の短縮」を念頭に置いて
システムが改正されているのがポイント。


●オン・オフとも自分のキャラが使える

「ヒーローは、お前じゃない」という名台詞が生まれたPSU。
PSP版では、ようやくヒーローの座を取り戻せるよーだ。
あれ、これもPSOかr


PSUと違う点は・・まあ大体PSUの悪い箇所をすべてPSOに戻したってことか?


ほか、PSUからキャラを移行できるのが特徴。
引き継げる項目・引き継げない項目一覧はこちら
思ったより引き継げない項目が多いな。。


まとめ。

悪くはなかったものの、システムやバランス面でダメな点が目立ったPSU。
そのPSUが、評価の高い開発会社によって、もしや良ゲーに生まれ変わってるんじゃないか?
「ファンタシースター」シリーズがここで名誉を挽回できるのか、注目したいところだ。