2月19日
長野の現場にも来てくれた山口県の洋菓子店Mさんの倉庫に軽ワンボックスの三人乗りで子供ら(我が子)と出かけた。
白のホウロウを奇麗に磨き上げて待ってくれていた。
美麻珈琲の店内でコーヒーの湯沸かし用に使わせてもらう予定。
念願のフグまでご馳走になる始末。あ つ か ま し い。
2月22日
《写真はMさんの「アンティークオーブン」ではありません。誤解のないように?!
エチオピアに古くから伝わるコーヒーセレモニーで、今も使われている直火式焙煎機》
神戸で一般者を対象としたコーヒーのブレンドとテイスティングの講座に参加。
前から欲しかったテイスティンググラスとスプーンを買う。
一般的・代表的なブラジルのコーヒーの豆は表の赤い皮を処理する方法として、水洗いして捲るやり方と収穫後に天日で乾燥させる方法がある。
互いの豆の特性メリットが体感できた。
非水洗は果肉の甘味が乾燥時に豆に移行して深みのある「赤ワイン」ようなまろやかさになる。
一方、水洗式は半ば強制的に表皮をめくるのでサラリとした「白ワイン」のようになる。
美麻珈琲ではブラジルのコーヒー豆はフクダトミオの「樹上乾燥」を使う予定です。
スペシャルティコーヒー トミオフクダDOTの農園 Fazenda Baú (バウー=腹心の友) は、ミナスジェライス州/セラード地区/パトスデミナス付近標高約1,100mにあり、ブラジルでも標高の高い場所に位置します。
この地域はセラードの中でも特に雨期と乾季がはっきりとしており、最もコーヒー栽培に適した気候となっています。
この恵まれた気候を利用し誕生したのが「MUNDO NOVO DRIED ON TREE」です。名前の通り樹上にて完全乾燥するまで残したものを100%使用することがコンセプトです。
樹上にて摘み取られる間際まで、たっぷりと栄養を吸収し、甘味を保持したままの状態で乾燥されます。
樹上にて完全乾燥されることで、通常の天日乾燥を必要とせず、収穫後は直接ドライチェリーの状態で木製貯蔵庫(トゥーリャ)に保管されます。
今シーズンの商品は45日間トゥーリャで寝かせています。
つまり、樹上で乾燥し増された甘味は、貯蔵庫でドライチェリーのまま寝かせることで熟成されます。