高橋はるみ様
震災に向けてのメッセージが、真実ならばなぜ泊原発を動かそうとしているのですか?
このメッセージは、担当課の職員が多分書いたものを、ただ発表しているだけですよね。
ご自身の考え、想いは入っていますか?
6月に、函館が中心となって開催してる北海道ユニバーサル上映映画祭において、「フラガール」「がんばっぺフラガール」の上映をしました。
映画の中ではありますが、福島県に住んで居られた人たちの想いが伝わってきました。
福島に住み続けたい
自分の家に戻りたい
でも、戻れない。
避難区域の中に自宅のある方がたの想いがそこにありました。
思い出も、家も、何もかもそこに置いて、住居を新しく構える、その切なさを語っていました。
そして、自分よりも辛い人が居る、だからこそ、耐えなければならないと語っていました。
とある本に、
目の前にある畑で、いつもなら障がいを持つ仲間が、農作業に追われながら笑顔がそこにあるはずなのに、
草はらだけが1年も、2年もあるのかと思うと、苦しくてたまらないという作業所の人の言葉を読みました。
北海道に住み始めたのは、2003年でしたね。
9年間住み続けてどう思われましたか?
広い北海道の隅っこだから、「泊原発は稼働する」なんて思っているとすれば、本当に残念です。
原発が稼働すれば、残った核燃料の処理をどうするつもりですか?
函館に住んでいる私が、晴れた日に大森浜から見える大間の街を見るたびに、核燃料処理施設が出来たらたまらないな、引っ越ししようか?
やっと故郷を見つけたけれど、子どもの故郷である函館だけれど、目に見えない核におびえて暮らすのはたまらないと、自分の子どもや、そのまた子どもたちの安全を考えると、今のままでいいのかと不安でなりません。
立場を置き換えて、考えてみていただきたいのは、あなたの息子さんや親しい人が、泊村に住むことを勧めるかどうかということです。
本当に安全なものなのでしょうか?
泊に原発が出来るときに猛反対しました。
それでも原発は作られてしまった。
人として、チェルノブイリよりひどい状況の日本を見て、それでも、北海道に原発は必要なのでしょうか?
北海道は風もあるし、風力発電ももっと可能性を探れば、もっともっと、使えるものになっていくでしょう。
なぜ安全性を考えて頂けないのか、人としてどう思われているのか、是非知事としての考え方を表に出し、そして道民の声を聴いていただけませんか?
まとまりのない文章ですが、読んでいただけたら幸いです。
函館市 鈴木三千恵
1 本庁の相談等窓口
総合政策部知事室道政相談センター(本庁舎1階)
〒060-8588
札幌市中央区北3条西6丁目
電話 011-204-5022(直通)※受付専用
FAX 011-241-8181
直アドレス somu.somu10@pref.hokkaido.lg.jp
HPリンク
ようこそ知事室へ