おとなになってフランスに留学した話

アラフォーのフランス留学日記です🇫🇷パリの大学で学部生をしています。フランスのことや、学校生活について書いています。

そろそろ夏??

2020-06-24 22:43:00 | 日記
今日は日中34度まで気温が上昇し、アイス屋に並ぶ人々、涼やかなワンピースの裾を軽やかに揺らす女の子たち、、Tours の街はまるで夏が訪れたようでした。





気持ちの良い天気だったので、友人と食事を。数ヶ月振りのテラスごはんでした笑。たまたま彼女の誕生日が近かったので、お祝いもでき、良い時間を過ごせました:)




トゥールラングの近くのイタリアンレストラン。御目当てのパスタが仕入れ上の問題から今日は作れないとのことで、ちょっと残念でしたが、これはこれでおいしかったです!





さて、最近フランス語のレッスンは、復習ばかりです笑。ちょっと不満そうな顔をしたら、もうやるべき文法はほとんど終わっているんだよ、と先生が苦笑いしていました。
でも、あれもこれも、まだやってないよ。わたしが口答えすると、それは今はもう使わないから、あえてはやらないんだけど、、、と。

フランス語の文法は、難しいほど美しいフレーズを作ることができる、とわたしは思っています。しかし、実際の会話ではあまり使われない文法があったり、昔の文豪たちが使った美しいフランス語は、今は本の中でしか見られない、、ということもあるようです。
使わないとしても、知りたいんだよなあ、、、と考えていたら、教えてくれました笑。





super prof の授業を受けていると、自分の疑問が新しい知識に変わり、まるでパズルのピースがはまっていくように辻褄があっていき、爽快です。
だからトゥールラングに通うのがやめられないのです笑。









暑くなってきました

2020-06-23 23:11:00 | 日記
今日は日中29度まで上がり、いつもは寒いフルーリストの学校も、ついにエアコンが稼働しました。気温が上がると花が傷むのが早まるのです。花を扱うわたしたちの体温も上がるので、ずっと触っていると蕾が花開いてしまうこともあります。




トゥールラングへ続く道です。古い街並みが残り、建物や植物が美しいです。
プリュムロー広場の近くに新しいハンバーガー屋ができました。バンズはブーランジェリー、自家製ハンバーグ、、、おいしかったです!フランス、意外とハンバーグ屋が多い気がします笑。






今日は、高さのあるブーケをいくつか作りました。写真は直線(垂直)のブーケです。
昨日の三角錐型は形を作るのが難しかったのですが、この空白の多いブーケは花の高さや配置が難しいと思いました。





同じ花を使い、曲線のあるブーケにも挑戦しました。やはり空間を作るのが難しかったです。花の配置は基本的には黄金比を基に構成しますが、まだまだ慣れません。

今日はTours で一番好きなショコラティエ”MAISON CAFFET “に寄って帰りました。店員さんと相談しながら選んでいると、ここのショコラはもう食べたことがありますか?と店員さん。もちろん!こちらのショコラが大好きです。と答えたら、”Merci bcp. C’est gentil.Vous voulez goûter un peu?”と バラ売りのショコラを一粒くれました。
Merci mais je sais que c’est bon笑。





フランス語の試験DELF

2020-06-22 20:58:00 | 日記
あっという間に週末が終わってしまいました、、、
今日は先週とはうって変わり、、、とても暑くなりました。今週はこのまま暑くなっていくようです。




さて、今日から小、中、高校が全面再開され、わたしの通うフルーリストの学校も朝から晩まで全員参加の授業が再開となりました。手指だけでなく、使用した全ての物品の消毒、マスク着用など衛生面の厳しい規則を守りながらの再開です。とはいえ、日本人にとっては割と当たり前のことなので、あまり特別な感はないですが笑





フルーリストの学校に加え、フランス語のディプロム取得の勉強も始めました。
DELFという公式フランス語資格です。A1、A2(初心者)、B1、B2(自立可能)C1、C2(熟達)とレベルがわかれています。
わたしはフランスに来るまで、その試験のことはまったく知りませんでした。はじめてトゥールラングにやって来た時はA1くらいのフランス語力だったそうです。笑顔でmerci,bonjour が言えるくらいだったのです。今から思うと、発音はかなり微妙でしたが笑。





DELFは、フランス語を母国語としない人のためのフランス語能力の認定で、フランス長期滞在許可(10年)申請には最低A2以上、国籍取得のためには最低B1以上が求められるそうです。さらにフランスの大学に進学するためにはB2,C1のフランス語力が必要です。
使う予定はありませんでしたが、せっかくフランス語を勉強しているので何か形を残したいと思い、昨年夏トゥールラングにトータル2ヶ月半ほどお世話になった後、はじめてDELF B1の試験を受けてみました。しかもまさかの合格です笑。
もちろん自分でも勉強しましたし、友達にもたすけてもらいました。しかし、わたしのフランス語の基礎を作ってくれたのはトゥールラングの先生たちだと思います。





まだまだまだまだ到底自分がフランス語を話せるようになるとは思えませんが、トゥールラングで勉強していると、いつかC1に挑戦したい!と無謀にも思えてくるのです。そして何より、知らないことを知っていくこと、できないことができるようになることが楽しいのです。アラフォーであっても笑

最後の花束は葬儀用のgerbe à main という、三角錐型の花束なのですが、わたしには”ジャルバマン”にしか聞こえなくて、誰だろう、ジャルバマン?と思っていました笑。前回作ったときは、まったく形にならなかったのに、今日は三角錐型になりました!やはり、楽しいです:)













Pierre de Ronsard

2020-06-20 00:57:00 | 日記
やっと晴れたので、今日は詩人Pierre de Ronsard の住んでいた修道院に行ってきました。




地元の友達が連れて行ってくれました。2人でロワール川沿いを歩き、時々迷子になりながら、たどり着いた頃には青空が広がっていました。





バラの季節は終わっていましたが、緑がたくさんで気持ちの良い空間でした。
職員の方が売り物のバラの手入れをされていて、帰りがけに、もし良かったら小さい鉢を持ってきますか?と声をかけてくれました。
友人は、ありがたいけれど歩きで来ているので、、、お気持ちだけで。と丁寧な返しをスムーズにしていて、相変わらず若いのに紳士だなあと感心しました。





帰り道、バラは見れなかったけどたのしかったね。職員さんも良い人だったね、と友人が言うので、鉢植えちょっと欲しかったけど、たしかに歩きで持って帰るの大変だもんね。と答えました。
すると、えー欲しかったの?言ってよー!あれは相手に失礼にならないような理由で断っただけだよーと笑われました。
この歳にしてすでに人生を丁寧に過ごす方法を身につけている気がします。




今日のテーマは葬儀用composition 、ハート型でした。もりもりし過ぎてしまいました。

さて、フランス花留学も佳境になります。思いがけないことも多々ありましたが、お世話になった大好きなフランス、そしてトゥールに恩返しができる仕事をしたいなと思っています。







笑顔で迎えてくれる人がいるということ

2020-06-18 23:16:00 | 日記
相変わらず、不安定な天気が続いています。今日は午後、激しい雷雨になりましたが、数分から10分程度で上がりました。




雷が轟き、空がピカっと光ると、窓の外から女の子が悲鳴をあげる一方で、少年たちのおぉーという、非日常を楽しむ声が聞こえてきます。




でも、数分後には青空が。
今年の6月の天気はおかしい、と人々が口にしています。
天気予報によれば明日から天気は回復予定。明日こそロンサールの庭に行きたいです!





憧れの店長さんに借りていた本を返しに行きました。店長さんとそのご家族と友達が、笑顔と歌で歓迎してくれました笑。
ずっと来たかったけど、良い口実がなくて、、、と正直に言うと、理由なんてなくてもいつでもおいでよと笑い飛ばしてくれました。
建て前とか裏表を感じない店長さんたちの笑顔に迎えられ、フランスでいきつけの店ができた気持ちになりました笑



最後の写真は、本日のフローリストの学校での作品です。
今日のブーケはネオデコラティフというスタイルでした。クラシックと現代の融合的な意味でしょうか。
不自然な形はあまり得意ではありませんが、質素で空気感のある花をブーケにするのは好きです:)