おとなになってフランスに留学した話

アラフォーのフランス留学日記です🇫🇷パリの大学で学部生をしています。フランスのことや、学校生活について書いています。

la fête des mères!!

2020-06-07 16:08:00 | 日記
今日はフランスは母の日でした。
例年5月下旬の日曜日のことが多いらしいのですが、今年はなぜか6月第一日曜日。
パンデミックのずっと前から決まっていたことなので、le confinement のせいで延期されたわけではありません。




こちら、研修先近くのカフェに飾られている店長さんの作品です。

健康志向のおしゃれカフェです。
土日も休みなく、朝から夜まで開いている、と店員さんから聞いて、思わず口から、それは大変、、、がんばってください!とこぼれていました笑




今日の母の日で研修は一旦終了でした。昨日からずっと忙しかった店長さん。たくさんのオーダーがあって、睡眠時間を削って花束を作っていました。どんなに大変でも、いつも笑顔で、接客も作品にも手を抜かない強くて美しい女性です。

個人的には、日本の女性に近いものを感じました!女性の強さと美しさに国籍は関係ありません。




今回の研修では、以前よりお客さんと話すことが少し増えた気がします。
そして気がついたのは、フランスではまずお客さんたち自ら入店前にマスクをした方が良いか、何人まで入れるかを確認されるのです。
そして必ずBonjour /merci/ Bonne journée などの挨拶は欠かしません。
店員さんが、お伺いしましょうかと尋ねれば、それを望む望まないにかかわらず、まず、ご親切にありがとう!と笑顔で答えます。それから、実はプレゼントを探していて、、、と話し始める人もいれば、ありがとう、でも目を楽しませているだけだから(見てるだけ)と丁寧に断ったり。
そしてもちろんみなさん、店員さんとの会話を楽しんでいます:)




日本とは、文化がかなり違うと思いました。もし日本人が挨拶をせずにお店に入ってきて、声をかけられても目も合わせず、お礼も言わずに帰って行ったら、フランスのお店の人にとっては悲しいことだと思います。でも、それは日本人がマナーが悪いとか、意地悪ということではなく、ただ知らないだけなのです。
では誰が教えてくれるのか。学校?ガイドブック?旅行会社?
わたしは1番良いのは現地の人をよく観察することだと思います。地元の人がお店で、カフェで、レストランで、マルシェで、どのように振る舞っているか。よく見ているうちに、自然と自分も同じことをしています笑




好きなお店です!!

2020-06-05 22:43:00 | 日記
昨日から急に涼しくなりました。室内はシャツ一枚で過ごせるけど、外はパーカーがないと肌寒いくらしでした。




プリュムロー広場、朝早くから準備万端です!

今日は店長さんからお店の写真をブログに載せていいよ!と許可を頂いたので、、、





わたしの好きなお店の写真をのせたいと思います:)
家具はアンティークです。
内装が、センスの塊としか思ません!!
そして店長さんの洋服が、シンプルながら色や素材、着こなし方が大変オシャレなのです!!




飾らない笑顔でわたしの失敗やへたくそな作品を笑い飛ばしてくれる店長さんが好きすぎます笑。





フランスのお客さん、Bonjour と入ってきて、まず褒めます笑。内装がすばらしいとか、花束が美しいなどなど。そしてしばらく見ているお客さんがいると、店員さんは、お伺いしましょうか?それともお一人でご覧になります?と声をかけます。

お客さんは店にただ買い物をしに来ているのではなく、店の雰囲気や美しい品物、店員さんとの会話を楽しみ、その中で気に入った物があれば買うのです。
わたしはそんなフランス時間がとても好きです:)


merci bcp!!

2020-06-04 22:30:00 | 日記
今朝は急な雷雨。その後気温がグッと下がり肌寒い1日でした。

今日、日本から贈り物が届きました!日本の友人がフランスの状況を心配して送ってくれたのです。
友人の優しさと、彼女に出会えたことに感謝です:)




フランスでは今週日曜が母の日、そしてそれに合わせて研修に出ています。
研修先の店長さんは、よく笑う美人で、裏表のない気持ちの良い方です。そして惜しみなく助けの手を差し伸べてくれます。
まさにわたしの理想の女性です。

そして洋服の着こなしから花束の雰囲気、店内のインテリア、、、すべてにセンスが光っています。



ブログが縁で出会えた方々も、励ましのメッセージや、ときにアドバイスを頂いたり、温かい応援に感謝しきりです!

そんなことを思いながら、出会いに感謝しないではいられない1日でした:)


l’esprit ouvert

2020-06-03 21:37:00 | 日記
今日は暑いような涼しいような、、、変な天気でした!

研修前にプライベートレッスンを受けに学校へ。
今日のレッスンで、2通りの未来形(futur  simple/futur antérieur)を使って誰かの未来を予想して話すというお題がありました。
(未来形には他にfutur proche があります)





でもなんだか、その練習しっくりこない。自分で話を作る?なんとも言えない苦手感。なぜだろう、、、少し考え、ああ、馴染みがないからか。と思い至りました。

わたしが小学生の頃、テストの答えはいつも一つでした。問題が書いてあって、空欄を埋めたり。考えなくても覚えていれば答えがでるのです。

しかしフランスは昔から、ロールプレイをしたり、想像力を使う学習方法が定着しているのです。バカロレアにも自分で話を作って作家のように文章を書くという科目があるそう。
だからプチ寸劇や空想話など生き生きとやってのけます。





校長先生に、上記の理由でなんだかモチベーションが上がらないと話すと、興味深いこと言うね。と逆に嬉しそうでした笑。
そして、だから日本の人々は正確で緻密な仕事に長けているのではないだろうか、と続けました。
でも、もしそれで創造性が足りないと感じるなら、フランスで精神を解放したら良いんじゃない、と笑。

L’esprit ouvert...精神/心が開いている、というのはこちらでは大変な褒め言葉とわたしは解釈しています。
フランス語や花の技術はもちろん、開かれた心も習得して帰りたいな、と思いました。










プリュムロー広場、再開です!

2020-06-02 20:22:00 | 日記
今日は朝からプリュムロー広場は大忙しの様子でした!




今日からレストラン、バーのテラス席が解禁になったので朝から開店準備でがやがやしていました。
お昼にはほぼ満席になり、一夜にして元のToursに戻ったような不思議な感覚でした。





今日は、急遽研修がお休みになり、トゥールラングでプライベートレッスンを少し。

学校の窓からは楽しい話し声や音楽が聞こえてきます。




最上階からは、サンマルタン聖堂の上に立つ聖人サンマルタン像がちらりと見えます。
トゥールラングの窓から見える景色がわたしは本当に好きで、何度見てもしあわせな気分になります:)
でもいつもより木々がもっさりしている気がします笑




よくフランス語を教えてくれる地元っ子が、知ってる?パリのメトロには音楽家が乗ってくるんだよ、と。そして笑顔で、音楽を奏でながら小銭を集めるんだけど、自分はその人たちに渡すためにいつもポケットに小銭を入れているんだ。と続けました。
なんで小銭渡すの?と聞くと、心地よい音楽へのお礼、と即答でした。
ま、まぶしい、、、!!中年のちっぽけな悩みを吹き飛ばす笑顔でした笑

J’ai trouvé que ma vie est simple et assez jolie :)