お稽古の前に・・・基礎編

和のお稽古は ちょっと 敷居が高いと思われる方に 予備知識として 私の経験を含め 書き綴っています
 

生徒さん紹介③・・・

2013-06-03 09:37:00 | ①お稽古始めるなら~お弟子さん(生徒さん)紹介
自宅の方へ チケット制でいらしている Y・Oさんです。


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先生のお宅でのお稽古を始めて1年。

もともと 地歌を大学のサークルで習っていました。
社会人になって三味線から遠ざかっていたのですが 三味線が埃を
被っているのも勿体なかったので 再開しようとずっと思っていました。

せっかく東京にいるのだから、江戸っぽい物がいいなぁ、家から
通い易いところがいいなぁというところから入りました。

インターネットで色々なサイトを見てみましたが お稽古の日が
合わなかったり 月謝などの費用が分からなかったりと ためらっていました。

そんな時に見つけたのが 先生のサイトでした。

ドキドキしながらメールを送りました。
あれから 1年。

以前の癖が抜けなかったり 上手く行かない事も多く ちょっと
落ち込むこともありました。

それに上達が早い方ではないのですが 弾けると嬉しいし 曲も分かってきて
弾きたい曲・唄いたい曲も出てきました。
自分のペースで進んでいけたらいいなっと思っています。

自宅組や カルチャースクールの方などの仲間ですが 漫画家さん
落語家さん 音大出のフルート奏者さん お孫さんのいらっしゃる方など
いろいろな方がいます。

人見知りなので 最初はとても不安でしたが 皆さん個性豊かな楽しい方々です(^^)v

そして 先生のお宅のミー太郎君(猫)。
なんと17歳のご長寿さんです。
ミーちゃんは、だいたい昼間は お外にいるので お稽古の前に5分ほど
ミーちゃんと遊んでからお稽古をしています(^◇^)v

ミーちゃんは普段はツレナイのですが お家に入りたい時は「早くお家に入れて~」
と、足元にすり寄ってきます。
ツンデレです!

それから 先生には時々 食事というか ちょっとしたものをお裾分け
していただいています。
この間は、お店で出てくるようなビーフシチューでした!

お稽古するのはもちろんですが ミーちゃんと遊んだり おいしいご飯を
戴いたりと 贅沢な三味線ライフを送っています☆


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Y・Oさんは とにかく おとなしくて 真面目なお嬢さんです。

自分からお話するよりは にこにこしながら 他の方のお話を聞いている・・
といった感じの方ですが 最近はすっかりと慣れてきました。


お稽古の方は・・・
最初は 何を言われているのかな?・・・というような部分も見えましたが 
今では 注意点も理解し お稽古の仕方がわかってきたというのか 
工夫も見られるようになってきました。
当然のことながら 上達も目に見えて早くなってきました。

今後も 自分のペースでお稽古していただければ かなり良い感じに
なっていかれると思います。
ガンバ!!
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生徒さん紹介②・・・

2013-05-28 17:00:00 | ①お稽古始めるなら~お弟子さん(生徒さん)紹介
銀座おとな塾のY ・Mさん(およそ1年ほど経ちました)

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☆私が 笹木美きえ先生に教えて頂こうと思った理由☆

子どもの頃、江戸っ子で粋な叔母が小唄を歌っているのを耳にし

♪待てど来ぬ夜の 身のせつなさ辛さ~♪ 

意味は分かりませんでしたが、なぜか心惹かれるものがありました。

私もいつかは三味線で弾き唄いができるようになりたいと思い
3年ほど前(おとな塾に入会される3年ほど前)から端唄を習い始めました。

そこのお教室では、私は全く初心者ではありましたが、何とか
三味線が弾けるようにはなりました。

でも、基本ができていないことは自覚しており、先の限界を感じると共に
もともと目指していた弾き唄いから離れていく不安が高まってきたのです。

そして、基本を系統だてて学び、きっちりと習得する事こそが
私の目標への近道であるとの思いに至りました。

そこで、いろいろな教室の状況をネットで探していると、笹木美きえ先生が
銀座おとな塾で江戸端唄・俗曲を教えていらっしゃることを知りました。

以前から、美きえ先生の”江戸端唄・俗曲の視聴と紹介”のサイトで
あれだけ多くの曲を惜しげもなく 公開して下さる姿勢に感銘を
受けていたので、邦楽の世界では新しい感覚を持った方であると直感しました。

ブログから、三味線の基本(構え方・撥の持ち方・調弦の方法等)を
きっちりと教えて下さり、弾き唄いが 主であることを知りました。 

更に、江戸の文化や端唄の背景にも精通し、また、生徒さんへの心暖まる
メッセージにも先生のお人柄を感じました。

早速、お会いしてお話を聞くと、日本橋流を後世に残し、継承させたい・・
という強い思いと共に、教えることへの情熱がひしひしと伝わります。

美きえ先生が”私はレッスンプロですから”と言う一言に衝撃を受け
指導して頂こうと決意しました。


☆近況は・・・☆

美きえ先生に教えて頂いてから、8ヶ月が経ちました。

今まで、三味線で弾けると自負していた曲数が40曲程ありましたので
かなり慢心していたのだと思います。

先生は、私が三味線を構えて撥を持っただけですぐに基本が身について
いないことが分かり、全くの初心者と同じレベルから 始めましょう・・
ということになったのです。

かなり自尊心が傷つきましたが、先生を信じてついて行こうと思いました。

最初は基本の基、糸の鰍ッ方、構え方、撥の持ち方、調弦の仕方、
譜面の書き方からです。

以前からの癖が出てしまい、更に混乱してしまう状態でしたが、
それでも少しずつ慣れてきてました。

基本が自然と身に付いてくると、身体がとても楽になり、音色も違って
きますし、自信もついてきます。

弾き唄いは初めてだったので、一度に二つのことができるか不安でした。

唄を先に完成させ、間合いを身体で覚えてしまえば三味線は後から付いてくる
そうなので 先生の唄を何度も聞き練習しました。
すると、譜面では分からなかった”間”が唄とぴったりと合うのが不思議です。

流石に”レッスンプロ”です。

今では念願の弾き唄いが5曲もできるようになり、お浚い会で披露することが
できました。

更に、他のお稽古場で習っている生徒さん達と、同じ目的で頑張っている
者同士が集まって苦労話をしたりしてとても楽しく過ごしています。

今後も一層努力を続け、いつかは先生と同じような弾き唄いができるように
なりたいと思います。


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Y・Mさんは 3年ほど お稽古なさっていたので 初心者ではないですが
逆に癖を克服するのに苦労されていました。

最初は 私の指導法が届かないというか このようにしてみて下さい・・と
言っても 半信半疑のように 何故こんな事をさせるのか?
と思ったかもしれません。

騙されたと思って 一歩ずつ階段を上がって下されば 必ず
辿り着けるのですが そこを耐えられるかどうかが ャCントになります。

Y・Mさんは やっとそこを克服し 自主練の仕方なども独自に工夫され
最近はだいぶ 明るい顔になってきました(^-^)v


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次は 自宅組の方を紹介します。
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生徒さん紹介①・・・

2013-05-26 15:48:00 | ①お稽古始めるなら~お弟子さん(生徒さん)紹介
お稽古を始めようと思っても 敷居が高い・・というか 問合せの電話や
メールするのも一大決心が必要だった・・・という生徒さんの声を 
よく耳にします。

そんな一大決心をしてまで 入門して下さった(笑)わが家の生徒さん達の
色々な思い(入門動機や近況)を ご紹介します。

入門を躊躇している方達には 必見ですよ~~

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7年ほど前の サンシャイン文化センターの講座から 今に至っている
Y・Sさんです。

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入門当初の思いは・・・

20代半ばから 江戸文化にはまっていた私は いつか・・三味線を
弾いてみたい 江戸の香りを感じてみたいと 常々思っていました。
 
歌舞伎に相撲 落語にと興味が広がり その延長上に下座音楽 
義太夫 都々逸もありました。 

しかし 転勤先ではお稽古も侭ならなかったのですが 今年の4月 
5年ぶりに埼玉に戻ってきたのをきっかけに 何かを 習い始めようと
カルチャースクールのパンフに目を通すと 先生の新講座の紹介で
『粋』『いなせ』『江戸』という言葉に反応してしまいました。

ちなみに 端唄については はっきりした知識もないままでしたが 
歌舞伎から題材を取っている歌詞の意味も良くわかり 楽しくお稽古しています。

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あれから 7年ほど経って・・・



東京新聞カルチャースクールの「江戸端唄講座」に通い始めてから、
早7年ほど経ちました。

その間、カルチャースクール自体が閉鎖するという驚きの事態もありましたが
場所を西日暮里に移して カルチャーの形態のまま指導していただいています。

他の生徒さんのお稽古を見学しながら、次に習いたい唄を発見したり
注意事項を再度確認したりと とても濃い勉強の時間を過ごしています。

先生や皆さんとのお喋りも楽しいので、少々自分のヘタさ加減に落ち込んで
いる時でも、腐らずに通い続けることが出来たのだと思います。

「先生のご自宅組」の生徒さんとの交流も楽しく、大人になっても
こんな学生時代の部活動の気分が味わえるなんて 贅沢かもしれません。

初めて習った「萩桔梗」から数えると、弾き唄いは36曲、長めの合奏曲等を
合わせるとほぼ40曲出来るようになりました。

平均で考えれば1年で5.7曲ですからそう多くはありませんが、覚える
ペースは初期の頃より格段に速くなっています。

転機を感じたのは2年前の新年会(お浚い会)の後のこと。

舞台の様子や皆さんの表情などいろいろ撮影した写真を先生にお送りする
ついでに、撥が空振りしたり 失敗が多かった反省を綴ったところ
先生からその写真を材料にとても丁寧な解説が届きました。

三味線の構え方から、撥の持ち方、振り上げ方など、先生と並んで
写った写真を見ると違いが歴然です。

ただ音が出れば「弾けた」と喜んでいた私は浅はかでした。

「音楽」にするにはもっと工夫が必要なんですね。

それからフォーム改造計画が始まりました。

なかなか飲み込めない私に先生は根気よく付き合ってくださって
時には同じ向きで構えて後ろから 覗かせていただいたりと、あらゆる
工夫をして伝えようとしてくださいます。

おかげで、安定して撥を振り上げられるようになってきました。
すると、面白いようにスカ撥しなくなり、音の響きも変わってきたのです。

そうなると、弾くのが俄然楽しくなってきました。

この先も、まだまだ悩みの種は尽きねえ七里ヶ浜…だとは思いますが
トコトン教えてくださる先生と、笑いを 分かち合えるお仲間衆がいる限り
頑張れそうな気がします。


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Y・Kさんは 今ではベテランのグループに入っている方ですが 
自分のお稽古以外(他の方のお稽古)も ず~っと 聞いているというか
見ていらっしゃいます。

この時間は とても大事だと思うのです。

手取り足取りのお稽古だけでなく 他の方のお稽古(注意点)を ぼんやり
聞いているだけでも 客観的な見方を出来ますので 有効なのです。
今後も このペースでお稽古を続けていただきたいです。


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次回は おとな塾の方の紹介をしますので またご覧になって下さいませ。

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新しいお仲間・・・

2007-06-10 15:19:57 | ①お稽古始めるなら~お弟子さん(生徒さん)紹介
昨日は 遠方(三重県)から レッスン希望の方が
いらっしゃいました。

その方は もうすでに 津軽三味線・民謡などで 
お弟子さんを お持ちの方ですが 最近は 踊りの地方
(じかた)を依頼される事もあるようで その中で 
端唄・小唄・・というのが 課題になっているようです。

一度は お近くのお師匠さんの下に 通われたようですが 
どうも 専門ではなく 民謡の傍ら端唄も・・のような形式で 
疑問が出て来てしまったようです。

それで ここ2~3ヶ月前から 私共のHPその他を見て
下さって お手紙をいただき 昨日に至ったのです。

昨日は 今後のお稽古についての打ち合わせと お稽古を少し
していただいて 帰られました。
とにかく 片道3時間以上かかるので 2ヶ月に1度位しか 
上京できないようですが そのあいだは PCやMDなどを使って
通信制になります。


また 先週 見学にいらした方が まずは唄のお稽古から
始める事になりました。


我が家も 少し賑やかになって来ました。
でも 仲間が増えるのはとても嬉しいです(^_-)v








 



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最近の・・・③

2006-10-23 18:20:28 | ①お稽古始めるなら~お弟子さん(生徒さん)紹介
こちらは カルチャースクールの生徒さんです。

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Y・K さん

  20代半ばから 江戸文化にはまっていた私は いつか・・
  三味線を弾いてみたい 江戸の香りを感じてみたいと 常々
  思っていました。
  歌舞伎に相撲 落語にと興味が広がり その延長上に下座
  音楽 義太夫 都々逸もありました。
  しかし 転勤先ではお稽古も侭ならなかったのですが 
  今年の4月 5年ぶりに埼玉に戻ってきたのをきっかけに 
  何かを 習い始めようとカルチャースクールのパンフに目を
  通すと 先生の新講座の紹介で『粋』『いなせ』『江戸』
  という言葉に反応してしまいました。
  ちなみに 端唄については はっきりした知識もないまま
  でしたが 歌舞伎から題材を取っている歌詞の意味も良く
  わかり 楽しくお稽古しています。

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M・S さん

  子育て・介護と走り続け それもひと段落して 自分の時間が
  持てる様になった時 ふと目にした体験教室のチラシで 
  興味を持ちました。
  『三味線を弾きながら 夫婦で晩酌』・・・が 夢です(*^-^)
  

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