お稽古の前に・・・基礎編

和のお稽古は ちょっと 敷居が高いと思われる方に 予備知識として 私の経験を含め 書き綴っています
 

お三味線・・・

2006-04-28 10:39:51 | その他
先日 相互リンクしている 南大塚鍼灸治療院の院長さんから
出張治療先で 三味線をもらってきたので 要りませんか?
と 連絡をいただきました。



それで早速いただいてきました。
2丁あって 1つは この画像の三味線 もう1つは花梨の
お稽古用三味線でした。

花梨の方は 両面とも皮は破れていなかったけれど 両面
張替えと 糸巻きの修理で再生しましたが もう1つの
この画像の三味線はダメでした。

それというのは 戴いてきた時に もうすでにこのような形
だったのですが 繋いでみると 継ぎ目にすき間が空いて
しまっています。

それに 材質が ””なので とても良いものだという事
でしたが 目で見てわかるほど 曲がってしまっていたのです。
三味線屋さん曰く 材質が 特に曲がりやすいので しまって
おく時には 繋げたままにしてあれば まだ 狂いは少なかった
かもしれない・・という事でした。

本当に残念だけれど この三味線は 廃棄処分の運命です。



お三味線を長い間 使用しない場合は 繋げた状態で しかも
糸は緩め さわりの部分に 糸が乗らないように工夫をして
乾燥したところにしまって 下さいませねv( ̄ー ̄)v!!
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カルチャースクール・・・第2日目

2006-04-21 12:18:57 | ★番外編★お弟子さんの近況&メッセージ
昨日のお昼頃は 大荒れの天気で 雨も風もひどく 三味線を
持って行くには 最悪・・(-_-;)でも 欠席者はいません。

まずは 唄のグループレッスンです。
皆さん一緒に 何回か唄った後 1人ずつ唄います。
気になるところがあれば そこで 止めて 詳しい指導を
します。
最初は 恐る恐る声を出していた人も 段々に 声を出して
くれます。

また 所どころ 『ふり』(いわゆるこぶしのようなもの)を
入れられる 方は トライしてみて下さいね!!と言うと 
少しずつ 出来てきます。
そして 自分自身で 出来たことにびっくりしている方も 
段々と 嬉しそうな表情に変わって来ました。

そして 次に お三味線の時間です。
こちらは 今のところ マンツーマンです。


全くの初心者は 頑張ってきましたね!!
『さくら』を暗譜してきました。
でも これはあまり宜しくないんです。

そこで もう一度 撥の当て方 そして 次回は別の
知らない曲を お稽古することにするので 前もって
お渡ししてある 独自のプリントに 目を通して来て
もらうことにします。
この方は次回から 譜面の書き方も勉強します。



次に かなり弾ける方です。
先日は 弾き唄いが 少し出来ていました。
でも あくまでも 三味線唄の弾き唄いです。
ところが 今日は 先ほど出来た 『ふり』も入れられて 
とても 素敵な唄を唄いながら三味線が弾けています。
皆で ☆(*^o^)乂(^-^*)☆ ヤッタネ!!!!
それで この方は 次の曲の前奏部分を 『私の手』を
見てお稽古・・・次回までに 譜面を作成してくる事が
宿題です。



そして もう一方・・この方が一番 難しい方です。
何年か自己流で 譜面さえあれば・・云々の方。。
『さくら』を 向かい合って ”私の手”を 見て弾いてみます。
勿論 譜面を見たら 無難に弾ける感じです。
でも そこをあえて 見せません。。
年齢もかなりの方なので 本当に苦労してますが 何とか
ついて来てくれました。

次回からは 全く知らない曲を少しずつお稽古することで
矯正を進めたいと思います。


さあ・・次回は5月の大型連休が入る為に 約1ヶ月後になります。
すっかり忘れてしまった・・という事が 無い事を祈ります。。(^-^;


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習い事について・・・

2006-04-14 11:14:58 | その他

これは 誰しも 初めての事に挑戦するのは 勇気のいる事ですし
何を基準に どういう所へ習いに行って良いのか・・・
わからないというのが正直なところでじゃないでしょうか?

私がかつて 三味線を習おうと思った時には 人づてに紹介されて
手ほどきを受けました。

その先生は とても厳しく 譜面はダメ テープに録音もダメ
全て 相対で 目と耳から 時間は15分
・・とこんな感じでした。
今だったら こんな事 ありえません。
進み具合が遅いと 生徒さんは 我慢できなくなって 辞めて
しまいますもの。。。

まあ 話を元に戻して。
でも この先生は とてもお上手な先生でしたので 師匠に
恵まれたと思っています。
しかしながら 同門の仲間に疎まれて そこをやめる羽目に
なりました。
出る杭は打たれる』です。

そして 次の師匠(日本橋きみ榮)・・これこそ本当に恵まれて
いました。



・・・と これって すごくラッキーなことで 一般的には
とても 確立の低いことなのです。

何故って これから習い始めようとする人にとって 先生の資質を
判断する
事は 不可能だからです。

ですから お月謝や 通いやすいとかで 決めてしまうと思うのです。

でも この最初の一歩の時に 良い先生・師匠にめぐり会って
いないと 変な癖が出来てしまいます。

ともかく 先日のカルチャースクールの生徒さん(経験者ですが 
自己流というか 基本を習っていなくて かなり 年数が経って
しまっている方)には お気の毒ですが 最初の一歩は本当に
大事だと思います。

まあ・・私は気長に 矯正に入りますが 末永く付き合って
戴きたいと 思います。





続きも書きますので 見て下さいね!!(^_-)---☆
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カルチャースクール・・・第1回目

2006-04-06 11:15:08 | ★番外編★お弟子さんの近況&メッセージ
この4月から 開講しまして 今日は第1回目のレッスンが
ありました。



先日 体験講座に参加してくれた7人中6人までが申し込んで
下さったようですが やはり ご年配の方が多く 直前に
入院なさった・・とかの知らせが入り 本日は4人と 見学者
1名の 5人のスタートです。

しばらくは 様子をみる形になりますが お三味線は短い時間で
あっても マンツーマンの時間を取りたいと思います。

唄は 体験講座のときの課題曲を 皆さんで1番ずつ検証しながら
唄い 続いて 1人ずつ唄ってみました。
最初は そろ~っと 声を出していますが 徐々に普通に出せる
ようになってきました。

そして 少し休憩の後に 三味線の時間です。
全くの初心者は 構え方 撥の持ち方・当て方 そして『さくら』
の最初の4フレーズ位を 対面式で 何度も何度も教えていきました。

また 少し経験がある方が 『芝で生まれて』を お稽古します。
その方は 口三味線はわからないものの 対面式のお稽古が出来ました。
そして 弾き唄いなんか出来ない・・と仰っていたのに ホンの
ちょっとずつ 声を出し始めたら どんどん出来ていきます。
ご本人も ビックリ!!という感じでしたが 嬉しそうでした。

次も 経験者です。
でも こちらは 本当に自己流のせいか 何もわかっていませんし
譜面があれば 弾ける・・と言うのですが その『弾ける』の意味が
ちょっと 違っています。
基本を習っていなくて かなり 年数が経ってしまっている方には
ちょっとハードなお稽古になりそうですが 耐えて ついて来てくれる
と良いな~と思います。

こうして 何とか終了です。

 



講義終了後 受付の担当者のところに行きますと 初回にして
こんなに和やかな クラスは初めてです・・と言われました。
これって 私の威厳の無さかも知れませんが 和やかな雰囲気
大歓迎なので 今後もこんな感じで 進めて行きたいと思います。
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