今までにいろいろな速読術の本が出版されているし、いろんな本を読んでみたが、本当に自分ができそうなものはほとんどなかった。
しかし、このわらし仙人さんの本だけは、何となく自分にもできそうな気がした(笑)
是非、挑戦してみよう!
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・できるビジネスマンは「速読」が常識である
普通のサラリーマンが一日に読む文字数は、平均3万語、多い人は8万語を読んでいる。これだけ情報量が増えてきたら、今までのように普通に文字を読んでいるだけでは間に合わない。
「パソコンが使えて、英語と速読ができる」のがこれからの華麗なサラリーマンの姿である。
・速読なくして仕事はできない
著者は、毎日2800通のメールを読み、本(ビジネス書)10冊、新聞4紙、週刊誌5誌、月刊誌6誌、スポーツ新聞6紙を全部読んでいる。これらを3時間以内で読破できる。大切な情報は、ページの隅に書いてある。今までの「速読」では、小さなすき間情報は、見落とす危険がある。「速く読める」けれども、「隅も読める」のが大切である。
・潜在意識が開発される
アメリカの成功した実業家のアンケートで、成功した人の80%が「自分で成功できると信じていた」と答えた。
学歴とか才能ではなく、確かな根拠もなく、ただ漫然と「自分は成功すると思っている人が成功する」のである。また、成功した人は「失敗」とは言わずに「ただうまくいかなかっただけ。成功するまでやれば、失敗はない!」と言いきっている。
教育というのは、一種の暗示である。同じ言葉を繰り返し聴かされると、いつしか潜在意識に蓄えられて実現するのである。
小林正観氏の「幸せの宇宙構造」という本の中で、「ありがとう」を2万5千回唱えたら、末期がんが跡形もなく消えたという話が書いてあった。
→右脳と潜在意識のつながりに注目して速読をマスターする。
・いっきに知識が増やせる
著者は中学生の時に、死ぬまでに3万冊読もうと決心した。1日に3冊ずつ読めば、30年で3万冊読破できる。実際は高校生の時に1日に5冊読み、大学生の時には1日に20冊読んだので、10年くらいで3万冊以上読破に成功した。
知識が増えてくると、知識同士がお互いに結びついて、新しい本を読んでも、この本のこの部分は、前に出た、あの本の○○ページを参考にしている、この本のあの部分は、前に見た本の○○ページを参考にしている、とすぐにわかるようになった。
「新しいアイデアは、新しい場所に置かれた古いアイデアだ!」という格言がある。
まさにその通りである。毎日300冊の新刊が発売され、今までに800万冊が流通している。そんな現在では、真に新しいことはほとんどない。古いアイデアを現代風にアレンジしているだけである。
・「時間が止まるような」集中力がつく
速読を始めるとわかるが、文字を読み始めると、視野が狭まり、本以外の世界が次第に意識から消えていく。心は瞑想状態になる。とても気持ちよく、まるで空中を浮遊しているような気分になる。「回りの時間が止まる」のである。
・「アイデア」「ひらめき」が1日に200以上
著者は、毎日アイデアが200近く出てくる。速読で知識を貯め込んで、夜グッスリ寝て、朝起きて家を出ると、アイデアが湯水のように湧き出てくる。
・「完全記憶」で数字に強くなる
速読術で「集中力」ができると、その結果「記憶力」が増大する。
人間の頭の中には、記憶するスペースが無限にある。この「完全記憶術」、その秘密は「速読術」の「繰り返し読み」にある。
「忘れない内に、繰り返し読めば、完全に記憶される!」
「数字」を見る時は、1秒間に5回くらい繰り返すと覚えられる。
・同時多発的に仕事ができる
「速読」を始めて、「知識力」「集中力」「完全記憶力」「予測力」がつけば、その力を総合すると「同時多発仕事力」になる。
「同時多発的な仕事」とは、たくさんの仕事を一度にすることではなく、3~5秒間隔で、一つ一つの仕事を順番に、確実にするということである。
Aの仕事をする時はAに集中する。次にBの仕事をする時には、Bに集中する。しかし、Bの仕事をしている時もAの仕事は完全に覚えているのである。
本を読む前には、眼を閉じて、前のページの内容を思い出す。次の本を読む時は、この前読んだ内容を思い出す。この練習をしていれば、同時に何冊の本を読もうとも、すぐに内容が思い出せるのである。
・一枚の絵のように記憶できる
「速読術」で本を読むと、集中力が高まり、コンテンツをハッキリ記憶できる。一冊の本の大事なところだけ、全部覚えておくことができる。一冊の本のコンテンツを「右脳」では一枚の絵のように記憶できる。頭の中には、まるで美術館のように絵を保存する場所がある。そこにきちんと並べて記憶している。あとで思い出したい時は、頭の中の美術館から、ただ一枚の絵を取り出すだけでいい。
・本は全部読まなくていい?
ビジネス書は、結果がすべてである。要はその本の重要なコンテンツがわかればいい。
反対に文学書を読む醍醐味は、全体を楽しむことにある。だから全部読まないと意味がない。
・「左脳」を殺して読む?
今までの「速読」の常識は、「文字をハッキリ見て速く読む」であった。字をハッキリ見ると左脳が働く。その結果速く読めない。
「左脳」は文字を理解しながら読んでいく。まさにコツコツ階段を一段ずつ登る感じである。「右脳」は文字をイメージでとらえるからいっきに理解できる。飛躍して理解できるのである。「左脳読書」を「右脳読書」に切り替えるのが「速読術」である。
「一段一段登る読書」から「いっきに頂上に飛び上がる読書」に変わる。
「速読術」では「右脳」を使う。そのために読書の間は「左脳」を使わないようにする。「左脳」を殺すためには、文字をハッキリ見なければいい。
本を開いて文字を見るのではなく、一ページ全体を見る。文字の塊を一枚の絵として眺める。読むのではなく、ただ眺めるだけである。すると「左脳」が死に「右脳」が働き出す。文字がボンヤリ見えたら準備OKである。
・一度に200冊の本が読める!
著者は「三分間の集中力」をうまく利用している。文字通り「一冊の本を読むのは三分だけ」と決めているのである。その次には、別の本を三分読む。その次には、またまた別の本を三分読む。すると、集中力を切らさないで、本が200冊読めるというわけである。
その本を読む前に、眼を閉じて、前の内容は何だったかを思い出す練習をする。
・毎日練習して、一週間でマスターできるやさしい速読術
① 朝、顔を洗うとき 1
目玉を右に3回、左に3回クルクルと回す。
② 朝、顔を洗うとき 2
鏡を見て、鏡の上端と下端を、上→下→上→下と交互に素早く10回見る。
③ 朝、顔を洗うとき 3
鏡の左右を、同じく交互に10回見る。
④ 朝、顔を洗うとき 4
鏡に映った自分の顔の額の辺り(両目の中心から3センチ位の第三の目と言われている部分)を見る。
目を動かさずに、右目の右端で鏡の右端を、左目の左端で鏡の左端を、目の上端で鏡の上端を、目の下端で鏡の下端を10秒位見る。
⑤ 電車通勤するとき
線路の脇にある家の表札を読む。初心者は、店の看板を読む練習をする。慣れてくれば家の表札が読めるようになる。夜は、電飾の看板を一つ残らず読む練習をする。
⑥ 車通勤するとき
対向車線を走る車のナンバーを一瞬で読み取る。
信号で止まったら、真っ直ぐに前を見ながら、目を動かさないで横断歩道を歩く人の顔を見る。ちょうど180°見られるように練習する。
⑦ 道路を歩いているとき、自転車に乗っているとき
人の顔を全員見る。店の看板を見るのにも使える。
向こうから来る人の顔、肩、カバン、車のナンバープレート等を見る。
⑧ 会社や学校で
両側の壁と天井と床を交互に10回見る。目は真っ直ぐに前を向いたままで見る。
⑨ 家に帰ってから
ビデオを2倍速で、途中から3倍速で見る。2~3分で十分である。
それから予告編を、2倍速、3倍速で見る。これを、3回ずつ繰り返せば、速読の練習は十分である。
・目の動きをマスターして速読力アップ!
① 「一行読み」速読、基本中の基本
② 「二行読み」要領は一行読みと同じ
③ 「三行読み」読書スピードは三倍アップ
④ 「五行読み」スイスイ読むのが快感になる
⑤ 「ブロック読み」「一ページ読み」行ではなく、ブロックで読む
⑥ 「二ページ読み」ブロックで読む面積を増やしていく
⑦ 「絵画読み」ページをまとめて、いっきに読めるようになった上級者向き
⑧ 「二ページ絵画読み」単行本一冊当たり、7~8分で読めるようになる
エネルギーをたくさん使うので、速読が終わったら体重が3キロ位減る。
・これぞ究極「わらし仙人流50回読み」
先ず自分で読んでみたい本を一冊用意する。先ず一回読む。それから二回目を読む。次に三回目を読む。更に四回目を読む。このようにして、連続で何回も読む。すると、最初は「左脳」が意味を理解しようとしていたが、何回も読んでいると、左脳は満足して休む。そこで、自然に「右脳」に引き継がれる。
「右脳」は潜在意識とつながっているので、繰り返し読むたびに、時間は短くなっていく。次第に「集中力」と「完全記憶力」がついてくる。「呼吸法」も自然にわかってくる。
同じ本を50回位読んでいる内に、本人が知らない内に、速読ができるようになっている。「一行読み」から「三行・五行読み」「一ページ・二ページ読み」もできるようになる。
ただ、同じ本を50回読むのは、かなり苦痛である。途中で何度も止めようと考えてしまうこともある。たしかに時間はかかるが、一度身につくと、一生使える。
50回読みはインドの修行僧になったつもりでおこなうとよい。
・すきま時間を使う
「速読術」をするときに考えるのは「自分はすきま時間を使って速読をするぞ!」という自分の強い意志である。そのうちに意識せずに速読ができるようになる。すきま時間に、気がついたら本を速読で読んでいるようになれば、しめたものである。
・ぐんぐんスピードアップするコツ
不思議なもので、速読の勉強をまったくしてしなくても、「明日までにこの本を読まなければ落第する」という理由があれば、読み切れるものである。このように速読は「心の強さ」が重要である。普通の人でも、この本を二時間で読み切ろうと、強く決心して読めばできる。あらかじめ、制限時間を決めて読み始めると、決めた時間ちょうどに読み終わる。自分の今のスピードを知ることが大切である。時計を見ながら「現在の自分の最高スピードを計る!」気持ちで読む。
・一瞬でページを読むための視野拡張術
著者は、本を開いたら、両目で二ページを見る。目は本の中心に持っていき、右目は右ページを、左目は左ページを見る。
少林寺拳法で構えたときに顔を前に向けたまま、180°の敵を見る練習と同じである。
車に乗っているときに、横断歩道で顔を正面に向けたまま、左右の車が見られたら合格である。
・意味は考えない、眺めるだけ!
本を両手で持ち、右手は添えるだけで、左手でページをパラパラとめくる。この本をめくるスピードが速読のスピードになる。最初は意味など考えないでページをパラパラめくるだけである。これを何度もやる。上手になれば、5回でOK。最初は50回位、本のページをパラパラめくって眺める。「読む」のではなく「眺める」である。
「左脳人間」から「右脳人間」に変わるためには、意味を考えずに読む練習が重要である。本をパラパラめくり、ただ眺めている内に、突然意味がわかるようになる。
・究極「3D読み」
速読の練習は、「3D写真」を見る練習から始める。自在に3D写真が見れるようになったら、その感覚で本を開いて文字を見る。
コツは、焦点を本の向こう10センチに合わせたまま、文字を眺める!
この状態では左脳が働いていないで、右脳のみである。
本を見る時は、文字全体を一つの絵のように見る。そして、ページの白地を見つめる。
すると、文字の塊(絵)が、その白地から突然浮かび上がる。3Dの絵が立体に見えたのと同じことが起こる。その時に、視線を右端から左にサラリと移動してみると、流れるように読める。
・究極「繰り返し読み」
速読は、何度も繰り返す!ということである。
左脳を閉じて、速読を繰り返す。右脳(左脳を使わない)を使うと、右脳は直接、潜在意識につながっているから、文字情報が、直に潜在意識に入る。だから、膨大な情報も処理できる。そして眠っている内に、脳の中で整理されて、左脳に渡されて記憶されるのである。
しかし、このわらし仙人さんの本だけは、何となく自分にもできそうな気がした(笑)
是非、挑戦してみよう!
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・できるビジネスマンは「速読」が常識である
普通のサラリーマンが一日に読む文字数は、平均3万語、多い人は8万語を読んでいる。これだけ情報量が増えてきたら、今までのように普通に文字を読んでいるだけでは間に合わない。
「パソコンが使えて、英語と速読ができる」のがこれからの華麗なサラリーマンの姿である。
・速読なくして仕事はできない
著者は、毎日2800通のメールを読み、本(ビジネス書)10冊、新聞4紙、週刊誌5誌、月刊誌6誌、スポーツ新聞6紙を全部読んでいる。これらを3時間以内で読破できる。大切な情報は、ページの隅に書いてある。今までの「速読」では、小さなすき間情報は、見落とす危険がある。「速く読める」けれども、「隅も読める」のが大切である。
・潜在意識が開発される
アメリカの成功した実業家のアンケートで、成功した人の80%が「自分で成功できると信じていた」と答えた。
学歴とか才能ではなく、確かな根拠もなく、ただ漫然と「自分は成功すると思っている人が成功する」のである。また、成功した人は「失敗」とは言わずに「ただうまくいかなかっただけ。成功するまでやれば、失敗はない!」と言いきっている。
教育というのは、一種の暗示である。同じ言葉を繰り返し聴かされると、いつしか潜在意識に蓄えられて実現するのである。
小林正観氏の「幸せの宇宙構造」という本の中で、「ありがとう」を2万5千回唱えたら、末期がんが跡形もなく消えたという話が書いてあった。
→右脳と潜在意識のつながりに注目して速読をマスターする。
・いっきに知識が増やせる
著者は中学生の時に、死ぬまでに3万冊読もうと決心した。1日に3冊ずつ読めば、30年で3万冊読破できる。実際は高校生の時に1日に5冊読み、大学生の時には1日に20冊読んだので、10年くらいで3万冊以上読破に成功した。
知識が増えてくると、知識同士がお互いに結びついて、新しい本を読んでも、この本のこの部分は、前に出た、あの本の○○ページを参考にしている、この本のあの部分は、前に見た本の○○ページを参考にしている、とすぐにわかるようになった。
「新しいアイデアは、新しい場所に置かれた古いアイデアだ!」という格言がある。
まさにその通りである。毎日300冊の新刊が発売され、今までに800万冊が流通している。そんな現在では、真に新しいことはほとんどない。古いアイデアを現代風にアレンジしているだけである。
・「時間が止まるような」集中力がつく
速読を始めるとわかるが、文字を読み始めると、視野が狭まり、本以外の世界が次第に意識から消えていく。心は瞑想状態になる。とても気持ちよく、まるで空中を浮遊しているような気分になる。「回りの時間が止まる」のである。
・「アイデア」「ひらめき」が1日に200以上
著者は、毎日アイデアが200近く出てくる。速読で知識を貯め込んで、夜グッスリ寝て、朝起きて家を出ると、アイデアが湯水のように湧き出てくる。
・「完全記憶」で数字に強くなる
速読術で「集中力」ができると、その結果「記憶力」が増大する。
人間の頭の中には、記憶するスペースが無限にある。この「完全記憶術」、その秘密は「速読術」の「繰り返し読み」にある。
「忘れない内に、繰り返し読めば、完全に記憶される!」
「数字」を見る時は、1秒間に5回くらい繰り返すと覚えられる。
・同時多発的に仕事ができる
「速読」を始めて、「知識力」「集中力」「完全記憶力」「予測力」がつけば、その力を総合すると「同時多発仕事力」になる。
「同時多発的な仕事」とは、たくさんの仕事を一度にすることではなく、3~5秒間隔で、一つ一つの仕事を順番に、確実にするということである。
Aの仕事をする時はAに集中する。次にBの仕事をする時には、Bに集中する。しかし、Bの仕事をしている時もAの仕事は完全に覚えているのである。
本を読む前には、眼を閉じて、前のページの内容を思い出す。次の本を読む時は、この前読んだ内容を思い出す。この練習をしていれば、同時に何冊の本を読もうとも、すぐに内容が思い出せるのである。
・一枚の絵のように記憶できる
「速読術」で本を読むと、集中力が高まり、コンテンツをハッキリ記憶できる。一冊の本の大事なところだけ、全部覚えておくことができる。一冊の本のコンテンツを「右脳」では一枚の絵のように記憶できる。頭の中には、まるで美術館のように絵を保存する場所がある。そこにきちんと並べて記憶している。あとで思い出したい時は、頭の中の美術館から、ただ一枚の絵を取り出すだけでいい。
・本は全部読まなくていい?
ビジネス書は、結果がすべてである。要はその本の重要なコンテンツがわかればいい。
反対に文学書を読む醍醐味は、全体を楽しむことにある。だから全部読まないと意味がない。
・「左脳」を殺して読む?
今までの「速読」の常識は、「文字をハッキリ見て速く読む」であった。字をハッキリ見ると左脳が働く。その結果速く読めない。
「左脳」は文字を理解しながら読んでいく。まさにコツコツ階段を一段ずつ登る感じである。「右脳」は文字をイメージでとらえるからいっきに理解できる。飛躍して理解できるのである。「左脳読書」を「右脳読書」に切り替えるのが「速読術」である。
「一段一段登る読書」から「いっきに頂上に飛び上がる読書」に変わる。
「速読術」では「右脳」を使う。そのために読書の間は「左脳」を使わないようにする。「左脳」を殺すためには、文字をハッキリ見なければいい。
本を開いて文字を見るのではなく、一ページ全体を見る。文字の塊を一枚の絵として眺める。読むのではなく、ただ眺めるだけである。すると「左脳」が死に「右脳」が働き出す。文字がボンヤリ見えたら準備OKである。
・一度に200冊の本が読める!
著者は「三分間の集中力」をうまく利用している。文字通り「一冊の本を読むのは三分だけ」と決めているのである。その次には、別の本を三分読む。その次には、またまた別の本を三分読む。すると、集中力を切らさないで、本が200冊読めるというわけである。
その本を読む前に、眼を閉じて、前の内容は何だったかを思い出す練習をする。
・毎日練習して、一週間でマスターできるやさしい速読術
① 朝、顔を洗うとき 1
目玉を右に3回、左に3回クルクルと回す。
② 朝、顔を洗うとき 2
鏡を見て、鏡の上端と下端を、上→下→上→下と交互に素早く10回見る。
③ 朝、顔を洗うとき 3
鏡の左右を、同じく交互に10回見る。
④ 朝、顔を洗うとき 4
鏡に映った自分の顔の額の辺り(両目の中心から3センチ位の第三の目と言われている部分)を見る。
目を動かさずに、右目の右端で鏡の右端を、左目の左端で鏡の左端を、目の上端で鏡の上端を、目の下端で鏡の下端を10秒位見る。
⑤ 電車通勤するとき
線路の脇にある家の表札を読む。初心者は、店の看板を読む練習をする。慣れてくれば家の表札が読めるようになる。夜は、電飾の看板を一つ残らず読む練習をする。
⑥ 車通勤するとき
対向車線を走る車のナンバーを一瞬で読み取る。
信号で止まったら、真っ直ぐに前を見ながら、目を動かさないで横断歩道を歩く人の顔を見る。ちょうど180°見られるように練習する。
⑦ 道路を歩いているとき、自転車に乗っているとき
人の顔を全員見る。店の看板を見るのにも使える。
向こうから来る人の顔、肩、カバン、車のナンバープレート等を見る。
⑧ 会社や学校で
両側の壁と天井と床を交互に10回見る。目は真っ直ぐに前を向いたままで見る。
⑨ 家に帰ってから
ビデオを2倍速で、途中から3倍速で見る。2~3分で十分である。
それから予告編を、2倍速、3倍速で見る。これを、3回ずつ繰り返せば、速読の練習は十分である。
・目の動きをマスターして速読力アップ!
① 「一行読み」速読、基本中の基本
② 「二行読み」要領は一行読みと同じ
③ 「三行読み」読書スピードは三倍アップ
④ 「五行読み」スイスイ読むのが快感になる
⑤ 「ブロック読み」「一ページ読み」行ではなく、ブロックで読む
⑥ 「二ページ読み」ブロックで読む面積を増やしていく
⑦ 「絵画読み」ページをまとめて、いっきに読めるようになった上級者向き
⑧ 「二ページ絵画読み」単行本一冊当たり、7~8分で読めるようになる
エネルギーをたくさん使うので、速読が終わったら体重が3キロ位減る。
・これぞ究極「わらし仙人流50回読み」
先ず自分で読んでみたい本を一冊用意する。先ず一回読む。それから二回目を読む。次に三回目を読む。更に四回目を読む。このようにして、連続で何回も読む。すると、最初は「左脳」が意味を理解しようとしていたが、何回も読んでいると、左脳は満足して休む。そこで、自然に「右脳」に引き継がれる。
「右脳」は潜在意識とつながっているので、繰り返し読むたびに、時間は短くなっていく。次第に「集中力」と「完全記憶力」がついてくる。「呼吸法」も自然にわかってくる。
同じ本を50回位読んでいる内に、本人が知らない内に、速読ができるようになっている。「一行読み」から「三行・五行読み」「一ページ・二ページ読み」もできるようになる。
ただ、同じ本を50回読むのは、かなり苦痛である。途中で何度も止めようと考えてしまうこともある。たしかに時間はかかるが、一度身につくと、一生使える。
50回読みはインドの修行僧になったつもりでおこなうとよい。
・すきま時間を使う
「速読術」をするときに考えるのは「自分はすきま時間を使って速読をするぞ!」という自分の強い意志である。そのうちに意識せずに速読ができるようになる。すきま時間に、気がついたら本を速読で読んでいるようになれば、しめたものである。
・ぐんぐんスピードアップするコツ
不思議なもので、速読の勉強をまったくしてしなくても、「明日までにこの本を読まなければ落第する」という理由があれば、読み切れるものである。このように速読は「心の強さ」が重要である。普通の人でも、この本を二時間で読み切ろうと、強く決心して読めばできる。あらかじめ、制限時間を決めて読み始めると、決めた時間ちょうどに読み終わる。自分の今のスピードを知ることが大切である。時計を見ながら「現在の自分の最高スピードを計る!」気持ちで読む。
・一瞬でページを読むための視野拡張術
著者は、本を開いたら、両目で二ページを見る。目は本の中心に持っていき、右目は右ページを、左目は左ページを見る。
少林寺拳法で構えたときに顔を前に向けたまま、180°の敵を見る練習と同じである。
車に乗っているときに、横断歩道で顔を正面に向けたまま、左右の車が見られたら合格である。
・意味は考えない、眺めるだけ!
本を両手で持ち、右手は添えるだけで、左手でページをパラパラとめくる。この本をめくるスピードが速読のスピードになる。最初は意味など考えないでページをパラパラめくるだけである。これを何度もやる。上手になれば、5回でOK。最初は50回位、本のページをパラパラめくって眺める。「読む」のではなく「眺める」である。
「左脳人間」から「右脳人間」に変わるためには、意味を考えずに読む練習が重要である。本をパラパラめくり、ただ眺めている内に、突然意味がわかるようになる。
・究極「3D読み」
速読の練習は、「3D写真」を見る練習から始める。自在に3D写真が見れるようになったら、その感覚で本を開いて文字を見る。
コツは、焦点を本の向こう10センチに合わせたまま、文字を眺める!
この状態では左脳が働いていないで、右脳のみである。
本を見る時は、文字全体を一つの絵のように見る。そして、ページの白地を見つめる。
すると、文字の塊(絵)が、その白地から突然浮かび上がる。3Dの絵が立体に見えたのと同じことが起こる。その時に、視線を右端から左にサラリと移動してみると、流れるように読める。
・究極「繰り返し読み」
速読は、何度も繰り返す!ということである。
左脳を閉じて、速読を繰り返す。右脳(左脳を使わない)を使うと、右脳は直接、潜在意識につながっているから、文字情報が、直に潜在意識に入る。だから、膨大な情報も処理できる。そして眠っている内に、脳の中で整理されて、左脳に渡されて記憶されるのである。
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