定年オヤジの備忘録

趣味や興味あることを適当に備忘録として残すブログ

定年になったので、ブログタイトルも変更しました。

ジム・ドノヴァン できる人の習慣

2010-11-27 12:49:48 | 読書記録
自己啓発書を毎日10分でもいいから読むことを著者は提案している。
自分も結構読んでるつもりだったが、毎日は読んでいなかったので、今後は10分でいいならできそうだ(笑)
やはり、速読法をマスターして毎日数冊読めるようになりたい。

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・変化を受け入れる
 人生で確実に言えることは、今あるすべてのことは変化するということ。
 全身の細胞は7年ですべて入れ替わる。
 「不変」といえるのは「変化」だけである。
 →最近、自分の身の回りで起こった変化を書き出し、いつも目につく場所に貼る。

・前向きな質問を自分に投げかける
 変化が自分にとって何を意味するのか?それをとらえ直すことによって、多くの人が否定的に考えてしまうようなことを前向きな経験へと変えることができる。
 もし、挑戦がすべてうまくいかなかった時はどうするか?その時は「これもやがて過ぎ去る」という英知を思い起こせばいい。
 →いま直面している問題に関して、前向きな質問を3つ考え、答えを書いてみる。

・心の痛みを感じる自分を許す
 生きていると、さまざまなことが起きる。どれだけ前向きな気持ちを持っていても、打ちのめされる時は何度かある。こういう時は気分が落ち込んでしまい、心の痛みの表れである怒りを感じるかもしれない。痛みや悲しみ、怒りなど、何を感じてもかまわない。
心の痛みを切り抜ける唯一の方法は、そう感じてもいいと自分を許すことである。
 →もし、今、心の痛みを感じているとしたら、「そう感じている自分を許す」と心の中で言ってみる。

・立ち直る力を身につける
 最も大切なのは、孤立しないことである。一人で時間を過ごすことは必要であるが、孤立は危険をはらんでいる。外に出て、できるだけ人と交わる。
 →三日以内に、新しい出会いのできる場を探し、そこに参加してみる。

・自分を肯定する言葉を書き出す
 一か月でいい、自分を肯定する言葉を書き出してみる。きっとその結果に満足するはずである。自分の願望や目標を表現する言葉を一つか二つ考える。必ず現在形の肯定文にするのがポイントである。
 どんな課題に取り組んでいても、自分を肯定する短い言葉を作り出すといい。そして、それを毎日書きとめる。また、言葉をいくつか選んで、一日に20回以上書いてみる。
 思ったより短い時間で書けるはずである。
 →自分を肯定する短い言葉を一つ考え、一日に20回以上書き出すことを、一か月続ける。

・自分の能力に確信を持つ
 自分を信じ、何をするにせよ、その分野で成功する能力を持っているという強い信念を持つ。自分に対する疑念を取り除く。
 自分に自信が持てるような質問をする。例えば、「必ず成功をおさめる最善の方法は何か」とか「求めている結果をどうすれば確実に得られるか」といったポジティブな質問をする。
 何度も「私はできる」と言い聞かせる。自分がそれで成功をおさめている姿をイメージする。成功をおさめていた時期のことを思い出し、そのイメージを心の中で再現する。
 こうすることで飛躍的に自信がつき、自分の能力に確信が持てるようになる。
 →達成したいことを「私は~できる」という文にして書き出し、3回ずつ声に出して読んでみる。
・自分の業績を書き出す
 年末になると、過去一年間の自分の業績をすべて書くことを習慣にする。
 時間をとって、自分の業績と活動をリストアップする。そうすれば、自分もたいへん大きな業績を上げていることがわかるはずである。自分がいかに多くのことをしてきたかに気づき、更に多くのことを実行する動機付けになるはずである。
 この一年間にしてきたことをリストアップする。思いつくことをすべて書き出す。
 どこで休暇を過ごしたか。どんな映画を見たか。どんな本を読んだか。家族のためにしたこと。家族と一緒にしたことは何か。仕事でどんな業績を上げたか。自分のために何をしたか。健康状態はどうだったか。余分な脂肪は落としたか。運動を始めたか。スポーツをしたか。思いつくことをすべて書き出す。
多ければ多いほどいい。自分がしてきたことをすべて目で確かめると自尊心が高まる。
→30分ほど時間をとり、この一年間に実行したことを思いつく限り書き出してみる。

・感謝の気持ちを持ち続ける
「持っている者には、更に多くのものが与えられる」と聖書に書かれている。
 自分が既に持っているいい面に意識を集中することで、いいことが更に起こるような状況がつくり出される。自分の人生のいい点と感謝すべき点を考えてみる。
気づいていないかもしれないが、既に多くのものを持っているのである。
毎日、自分が持っているものに感謝する。すぐに気分がよくなるはずである。
→自分の人生で感謝できることを10個書いてみる。

・問題を前向きにとらえる
 私たちが直面する問題は、実は姿を変えた贈り物である。どのような問題であろうと必ず贈り物が隠されている。ただし、問題を解決するまで、その贈り物は見えてこない。
 「問題」を「挑戦」と言い換えることで、心に及ぼす作用を変えることができる。

・変えられないものは、受け入れる
 成功をおさめる者は言い訳をしない。文句を言わない。与えられた状況を受け入れ、責任を持つ。
 変えることができないものを受け入れる平静さ
 変えることができるものを変える勇気
 その二つの違いを見分ける知恵を持つ
 →自分の人生の中で「変えることができるもの」に全力を尽くす。

・目標を実現した自分の姿を言葉にする
 目標や欲しいものを、自分が既に手に入れている姿を言葉にして書き出すことは、なぜ有効なのか?それは欲しいものに潜在意識を集中できるからである。書くという行為は、肉体と神経系を駆使する作業である。
 →自分が目標を達成している姿を文章にし、一日に5回書き出し、それを一カ月続ける。

・自分が手に入れたいものを知る
 欲しいものをあらかじめ知っておくと、求めている結果を引き出す行動が何かを決定できる。
 →自分が手に入れたいもの、達成したいことを、できるだけ具体的に5つ書き出してみる。

・目標を紙に明記する
 あまりにも多くの人が、自分の目標を紙に書いていない。
 →自分が達成したい目標を一つ決め、日付や署名とともにそれを手帳に書く。

・実行の意志がこもった言葉を使う
 「しようと思う」は意志薄弱な言葉で、自分がたぶん実行しないと思っている時に確約を避ける言い方である。
 確実に結果を手に入れたいなら、「しようと思う」という表現を積極的な表現に置き換える必要がある。
 →「~しようと思う」行為を10個書き出し、「~する」という表現に書き直してみる。

・優先して実行することを決める
 生産性を高める最も効率的でシンプルなテクニックは、今日しなければならない最も重要なことを5つリストアップし、その5つを全部仕上げるまでは、他に何もしないことである。まず二週間実行してみる。
 10や20でなく、わずか5つのことをリストアップすることで、本当に重要なことだけに全エネルギーを集中できる。

・いますぐ実行する
 いますぐ実行する。この簡単な言葉を実行すれば、自分が成長し成功する上で、どんな書物よりも役に立つ。
 先延ばししていることが何であれ、いますぐ実行する。
 →「いますぐ実行する」と書いた紙を自分の机の目立つところに貼る。

・いつかしたいと思っていることをいま始める
 →自分の夢を実現するための最初の一歩として、いますぐできることを考え、今日のうちに実行する。

・好奇心を持つ
 もっと成功をおさめて、わくわくするような充実した人生を送りたいと思うなら、自分自身が人生についてわくわくする必要がある。
 具体的には、日々の生活で出会う人、土地、できごとに興味を持つことである。
 まわりの人が感じていること、考えていること、していることに興味を持つ。こちらが耳を傾けるなら、出会う人たちはみな、ユニークな体験談を披露してくれるはずである。
 こちらから時間をとって相手のことを知ろうとするなら、ほとんどの人はすごく魅力的な存在になる。

・人にすすんで与える
 自分が人に与えた分だけ、人から受け取ることができる。これは普遍的な法則である。
 こちらから何かを無条件に与えれば、何かを受け取ることになる。
 見返りを期待して与えたり、得をしようとして善行を施したりする、といった低次元の話ではなく、自分が必要としているものは何でも何らかの形で戻ってくるから、自分のお金や時間をすすんで与えるということである。
 人は死ぬ時には何も持っていくことはできない。与えることを習慣にしよう。
 →一日に一つ、人に何かを与える習慣を身につける。

・大きな夢を持つ
 自分が持っている夢について考えてみる。自分にできることを限定してしまい、ちっぽけな夢で自分の人生を妨害していないだろうか。本当に欲しいものを追求せずに妥協して自分を限定するのではなく、大きな夢を持って飛躍する。
 目を閉じて理想の収入を想像してみる。自分がそれだけの収入を稼いで、そのプロセスを楽しんでいるところをイメージする。理想の収入を得るということがどういう結果をもたらすかを実感してみる。
 自分の人生はどうなるか。何を持っているか。どこに住んでいるか。誰と一緒にいるか。その収入を得たことで手に入るいい面をすべて想像してみる。どんな気分だろうか?
 →大きな夢を心の中で描き、それを実現した自分の姿を具体的にイメージしてみる。

・成功いた姿をイメージする
 鮮明にイメージすることができれば、それは実現できる。本来、身の回りにあるあらゆるものは、それを発明したり創造したりした人たちの心の中に浮かんだアイデアにすぎなかったものばかりである。
 手に入れたいもののために、毎日時間を投資する。寝る前と目を覚ました時が最適である。
 心の眼に映画のスクリーンを思い描き、それにイメージを投影する。そして、リラックスして、その映像を見る。完璧な映像でなくてもかまわない。大切なのは、人生で手に入れたいものを潜在意識に焼き付けることだ。
 →毎日10分間、静かな場所で自分の欲しいものをイメージする。

・理想を実現した自分として行動する
 なりたい自分になっている自分をイメージすることから始める。なりたい自分の特徴とライフスタイルを確認する。
 すべての変化は心の中で始まる。周囲の環境を変える前に、まず自分を今までとは違うイメージでとらえなければならない。
 なりたい自分のように考え、話し、行動する。そうすることが、将来の自分に向って動かすことになる。
 裕福になるための秘訣の一つは、自分が既に裕福であることを確認することである。
 →理想の自分であれば、いま抱えている問題に対してどういう行動をするかを考え、書き出してみる。

・お金とモノをコントロールする
 自分が所有しているモノの奴隷になってはいけない。自分がモノを所有しているのであって、その逆ではないことを確認する。
 所有物を楽しんでいても、ある日それを全部失ったとしても打ちのめされないこと。
 モノに執着しすぎないという教訓は、精神のバランスと保つのに役立つ。
 富は、生まれながらにして持っている権利である。自分が望むだけの富と繁栄と成功を手に入れる価値がある。
 →自分の所有物を楽しみつつ、それに執着しすぎないようにする。

・成功者をまねる
 成功のためにおそらく最強の戦略であるのにほとんど使われていないのは、「成功者をまねる」というテクニックである。
 自分自身が成し遂げたいと思っている結果をうまく実現した人を見つけて、その人がどういうことをしたかを調べ、同じことを実行する。
 もし誰かの信念、行動、戦略をまねれば、その人がおさめたと同じような結果が得られる。

・自分を高める読書をする
 自己啓発書や自分の興味のある分野の本を読むことに時間を投資する。
 著者は、自己啓発書を読んだ日は、読まなかった日と比べて、心の姿勢がよくなって意義深い経験ができたと言っている。
 ほんの短い時間であっても、自己啓発書を読むことによってポジティブで楽天的な姿勢で一日をスタートすることができる。
 →毎日10分ずつ、自己啓発書を読む。

・おわりに
 もっと高いレベルの成長を手に入れたいなら、自己啓発書を何冊も読み、講演会などにできるだけ参加するといい。そして、アイデア、目標、感じたことを日記につける。それは自分の進歩を把握するすばらしい方法である。
 気分を高揚させ、励みになるような本を日頃から読む習慣をつける。
 自分の経験をつくり、運命を形成するのは、自分自身の日々の行為である。
 人生の中で最も大切なことは楽しむことである。自分に優しくする。人間は完璧である必要はない。心配せず、気楽な気持ちで人生を送ること。
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