近ごろのジラゴン 映画から考える編➂

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今、ニュースのほとんどを占めるこの国とその隣国との問題。

「ウクライナ」と聞いて思い出すのが『ひまわり』というイタリア映画です。
筆者の今まで観た映画のうちベスト５に入る秀作と思います。

この一面ひまわり畑を歩く主人公の姿がとても印象的でした。
結婚したばかりの夫婦が戦争で別れ別れになり、
なかなか帰還しない夫を探して北へ向かいます。

撮影場所がウクライナ、ということですが、当時はソビエト連邦でした。

青い空と黄色いひまわり畑。
ウクライナの旗はこの２色を表すのかな、と思ったら
黄色いのは小麦畑なのだそうです。
たくさんの小麦産出国ですもんね。

この映画での音楽の果たす役割がとても大きいと思いました。
作曲ヘンリー・マンシーニ。
物悲しいメロディがあちこちで流れます。
ついついもらい泣きする場面がたくさんあります。

この美しいウクライナの自然と人々の生活が壊されないことを
ひたすら祈ります。