☆愛猫ココノスケ親ばか日記♪

約15年間家族の心を支え続けたキジネコ
ココ嬢の声はもう聞こえないけど
飼い主が思い出を綴ります

どこへ行っても6月

2008年06月22日 | 本 / 音楽 / 映画
あと1週間です。
6月が終わるのは。
おかあさんは6月から逃げたがっています。
あ、そこでお説教しないでください。
だって、どうしたっていやなものはいやなんですから。
おかあさんの中では、6月には「負」の思い出が多すぎるんです。
だから、じっと過ぎ去るのを待っているんです。
「6月のないところへ行きたい」なんて言ったって、ナルニア国じゃあるまいし、わちふぃーるどじゃあるまいし、この地球上どこへ行っても、今は6月。
そういう話をしたら「6月はあと少しですから、がんばってください」と言ってくれたお医者さんがいたそうです。
受け入れられるって、すてきです。

そんな気持ちを助けてくれたのは、「リリー&ナンシーの小さなスナック」(文芸春秋)という本でした。
2ページに1回以上は笑えるお薬みたいな本でした。
でも、最終ページがリリーさんからナンシーさんへの追悼文だったので、結局、涙で読み終えることになりました。
で、こっそりおかあさんが言ったんです。
「やっぱりココちゃんがいるから、おかあさんはがんばれるかもね」
おかあさんの目の中に、わたしが映っていました。

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3 コメント

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パワー倍増 (ココ)
2008-06-23 16:05:15
えふさんちのコロちゃん
コロちゃん、ありがとう。
おかあさんの辛い思い出には、その「雨」の風景も付きまとっているみたいです。
えふ母さんって「雨が空から降れば」の歌が大好きなのね。おかあさんも「心に染みる歌」と言っています。
コロちゃんの「がんばってにゃ」におかあさんはしっかり励ましてもらったみたいです。

アリスちゃん
アリスちゃん、何も謝ることないわよ。確かに病院へ行けばストレスもかかるから、よけいに毛が抜けちゃったこと+時期的なものなのねえ、って言ったんだからネ。
今は猫たちも衣替えの季節。人間みたいにあれこれ着替えなくていいけど、あちこちフワフワ毛が飛んで大変よね。
アリスちゃんに励まされて、おかあさんのパワーが倍増したみたいです。
その本は、雑誌の対談集でとにかくふたりのゆる~い感じが、おかあさんをなごませてくれたようでした。
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ココちゃんパワー (アリス)
2008-06-23 13:03:18
本当に6月は季節の変わり目で、憂鬱な気候ですね。でもココちゃんパワーでお母さんが頑張れるのは、素適なことですね。お医者様も「あと少し」と励まして下さって良かったですね。前回のコメントに「ストレスで毛が抜けた」と書いてしまってごめんなさい。確かにこの季節、ストレスがなくても毛が沢山抜けますね。私の毛も何もストレスはないはずなのに、一杯抜けています。私たち猫は、毛が抜けて、夏の準備をしているのかしら?「リリー&ナンシーの小さなスナック」、面白そうですね。
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Unknown (えふさんちのコロ)
2008-06-23 06:18:33
にゃっはほー。

ココちゃんのお母さん6月がキライにゃ。
えふ母さんは「6月というより雨の日がイヤ」って。
「でも、この雨で紫陽花はきれいに咲いてるし
今年は水不足の心配もいらないみたいだし、しょうが
ないか・・」

♪雨の日はしょうがない 雨の日はしょうがない・・

なのだそうにゃ。
ココちゃんのお母さん、もう少しがんばってにゃ。
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