猫心を知っている

おととい、おかあさんは久しぶりにわたしの採尿をした。
すぐにペットクリニックに行って検尿を頼んだけれど、結果は次の日に聞くことにしたみたい。込んでいるから。

それで、きのう結果を聞きに行ったら・・・「いいおしっこです」と断言されておかあさんも大喜び♪

ペーハー値も正常、石もなし、血液反応もなし、その他、いろいろと先生は丁寧に説明なさった。
上の写真がその検査結果。

おかあさんが近頃気になっていることを、思い切って伺ったらしい。
『最近、ココちゃんは私の目をジッと見て、何かを訴えるように鳴く。
年を重ねてきたので、甘えるようになったのか、それとも何かあるのか、わからない時がある・・・』
というような相談をしたみたい。

すると先生は、政治家の中には絶対いないような、誠実でまっすぐなまなざしをしてこう言われた。
『引越しをした時の猫のストレスは大変大きい。そのときに飼い主がしてあげた声掛けやなでてあげたことなどによって、ストレスが緩和されたことを覚えていて、その後の生活の中でまた不安な時やら寂しい時に、同じことをしてもらって自分の精神状態を安定させようとしているのではないか』

ムム・・・さすが、アニメヒーロー先生。
猫の心がわかっているんだわ。

それを聞いて、おかあさんは今後もわたしの訴えには耳を傾けて、なるべく無視しないように努めたいと思ったらしい。

そうは言いながら、忙しい時はやっぱりドラえもんの「ホンヤクコンニャク」があったらいいなあと思っているおかあさん。

異種族間の意思の疎通はむずかしい・・・かも。