北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

ベースとノイズについて~バルトリーニを偲んで

2023年09月17日 16時22分32秒 | ベース

9月になって北の大地もさすがに真夏日はなくなりましたが…
まだまだ気温は例年より高めで維持してます。
少し朝晩は涼しくなってきたような気もしますが…
天気はぐずつくと蒸し蒸しした感じになります。

まぁ、灯油も値段がとても高いので…
寒くなってストーブを着けなければならないというのも困りますが。
とはいえ、電気代も高くなってきてエアコン入れるのもねぇ。

さて、先日、SNS のベース関連のフォーラムであのビル・バルトリーニさんが亡くなったという話を聞きました。

バルトリーニといえば IBANEZ の SRなんかのピックアップでよく使われてましたね。
最近はノードストランドとかも載ってたりしますが…
私的にはイメージ的にはやっぱバルトリーニピックアップですね。

それから、プリアンプ。
以前この場で紹介させていただいた以下のアウトボードプリアンプ
Bartolini NTBT Outboard Preamp
Bartolini TCT with MCT375 Outboard Preamp
Bartolini NTMB Outboard Preamp~
ベースにオンボードで搭載されているものでいえば
ATELIER Z の Mモデル(最近はBetaも) のプリアンプ
Bartolini XTCT
うちの M#265 も XTCT ですね。
最近は ATELIER Z さんは Aguilar モデル以外の Beta にも XTCT 載せてますね。

そして、PEDULA の BUZZ に載っているソープバーのピックアップとプリアンプ NTMB-918PG。

バルトリーニってなんていいますか、普通に良いですよね。
いわゆるベースらしい手堅い音がするといいますか。
ピックアップもベースらしい太くて丸い音がしますし、
プリアンプもノイズはなくて、9V でも 18V でも動きますし、よくできたプリアンプだと思います。

以前に書いたかもしれませんが、
私は学生時代からローインピーダンスなアクティブベースをずっと使っていたせいか…
電池が入ってないと萌えないという性癖と同時に…ベース本体のノイズというもの少し神経質なところがあります。
10年前くらいまでローインピーダンスな EMG に HAZ LAB のプリアンプを組み合わせた USA 製の Spector をメインで使用していたせいもあって
普通にノイズはないのがベースだと思っているので、本体のノイズはかなり気になります。
プリアンプ付きのベースはプリアンプがちゃんと動いていればトレブルを大きめにしない限りノイズはあまり気になりませんからね。

ですので、パッシブでシングルコイルのピックアップを搭載したジャズベースのようなベースだと時々ノイズが気になるんですよね。
もちろん、弦を触っていてもノイズが出続けるなんてのは問題外ですが…
できれば弦に触っていなくても気になるノイズがでないベースが私の理想ですね。
弦アースの効かない状態でもノイズはできるだけ抑えて欲しいというのが本音です。

Crews Maniac Sound の JB-Modern なんかはよくできたベースでして
きちんとノイズ処理されているので全くノイズが気にならないのですが…

私の所有するベースの中でも使用環境によってはノイズが気になるパッシブベースがあります。
現在、うちにあるものだとでノイズ対策が甘いのは、Provision ですね。
プレベタイプの VPB はさほど気にならないのですが、
ジャズベタイプの VJB は少し気になルケースがあります。
そういえば、多田尚人 さんも GEEK IN BOX で Prevision VJB のノイズ対策やってましたね。

Provision は すごく良いベースだと思うのですが、ノイズ対策に関しては不満がありますね。
そこが個人的には惜しいと思ってます。
通常はそうでもないのですが、やはりノイズ発生源が近くにあったり、
ブラックナイロン弦なんか張ったときは気になっちゃいますね。
ただ、そもそも本家の Fender も同じでシールディングなんかされていないので、
きっと昔から Fender 系をメインで弾いている人はこの点はあまり気にならないのでしょうね。

ただ、YAMAHA のベースなんかは中級グレードでもちゃんと導電塗料が塗られてアース処理されていたりするので、
Provision のような 30諭吉以上するベースであればできればきちっとノイズ処理もしてほしいと思うのは望みすぎかな。

そういえば、ノイズ対策をきっちりやるとハイ落ちする(高音が削れる)なんて話もありますよね
あれって本当にハイ落ちってするんでしょうかね。
一緒にコンデンサーも変えてなんて話も聞きますしね。

まぁ、最近はアクティブの多弦ばかり使ってますし、
ハカランダ指板でパドルペグでラッカー塗装の Provision VJB は特別仕様でもったいないので
まだバンド練習に持って行く予定はないので実際困ったりはしないのですが…

そのうち、以前お世話になった島○楽○さんにシールディングお願いしようかなぁ
なんて…
そんなことを思う9月です。

まだまだ本州は暑いようですのでお体にお気をつけください。
今年は秋は短いのかなぁ…

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上品なたたずまい… Fodera NYC Empire 5 Strings 60FH/24 Custom CAR

2023年08月29日 21時22分45秒 | ベース

観測史上最高とかいままでで一番暑い夏とか
そんな形容詞が似合う今年の夏です。
とにかく北の大地も暑い夏が続いてましたね。
ここ数日は真夏日、時には猛暑日&熱帯夜からやっと解放されまして
まぁ、それでも毎日救急車が行き交っているそんな夏だったりします。
みなさん、暑さで体力消耗しているようですね。
北の大地の一般家庭は、まだまだエアコンが装着されていない家の方が多かったりします。
観光で来るとしっかりホテルにはエアコンがついてるのですが…
ですので、
猛暑日とか熱帯夜とか続くと機密性の高い北の家には猛烈に熱がこもります。
一般家庭では家中ムンムンだったりします。

ちなみに、うちは数年前に熱中症でダウンした経験もあって
霧ヶ峰くんが二階に装備されていたりしますが…
それでも私の西側の寝部屋にはエアコンもなく換気も悪いため夜は32度くらいまで上がり…
人間ってなれれば30度以上でも寝れるようになるんですね
そんなことがわかった今年の夏です(^_^)

しかし、さすがにここまで暑いと
ヘッドフォンしてベースを弾きまくるなんて気には全くなりませので
北九州から届いた M.N.G な 買ったばかりの
Fodera NYC Empire 5 Strings 60FH/24 Custom CAR ちゃんは
素敵なたたずまいのオブジェと化しておりました。(^_^)

ここにきて少し涼しくなってきましたので、少しずつ弾きはじめてますので
ここで Fodera NYC Empire というベースのインプレッションを書きたいと思います。

まず、このベースを購入したのはその見た目と軽量な5弦であること。
マッチングヘッドの Candy Apple Red そしてゴールドパーツ仕様。
そして比較的軽量な5弦ベースであるというスペックです。

まず5弦ベースという見地では、弦間ピッチは 19 ミリですので、ネックはかなり幅広です。
ナットもブリッジも幅広ですが、ネック事態は薄めなので弾きにくさは特にないです。
18 ミリと比較するとスラップなどはよりやりやすいですね。

このベースは特別仕様の Trickfish の Flexcore EQ (4 BAND )が装備されてます。
フラットだと出力控えめな5弦ジャズベースという印象です。
一言で言うと控えめで上品という感じでしょうか。
プリアンプは 18V 仕様になっております。
試したところ BOSS の WL20 のような直にさすワイヤレスと干渉したり、ノイズが乗ることもありません。

ネックはまだ安定していないところもあるのでまだまだ様子見ですが…
ペタペタに弦高を下げない限りは特に問題はないのではないでしょうか。
まだトラスロッドも回してませんね…

出音はとにかく上品でおしとやかな感じといいましょうか。
ゴージャスな見た目とは裏腹に、音色は優等生なJJタイプの5弦ベース。
音抜けは良くてまさに洗練されたジャズベースという感じですね。

重さは4.1キロちょっとで比較的軽量でとても扱いやすいです。
ボディ形状はいわゆるディンキーサイズですがヘッドは少し長めになっているので、小さめなギグバッグだと入らないものもあるかもしれません。
注意点はそんなところでしょうか。

ボディはアルダー、ネックはメイプル、指板は紫がかったローズ。
リアピックアップは名前の通り 60年代ポジションとなってます。
装着されている Aero Single Pickup は正直もう少しパワーがあっても良いかなという印象ですが…
まぁ、ノイズも特にないですし、こんなものですかね。
ペグとブリッジは GOTOH 製、34 インチの 24 フレット仕様となってます。
個人的には 21 フレット仕様でも良かったのですが…
なにしろ、NYC Empire はすでに廃盤モデルで、 Candy Apple Red のマッチングヘッドでゴールドパーツ仕様なんて
もうきっと手に入らないだろうということで迷わず捕獲させていただきました。
搭載されているプリアンプはノイズも感じられませんね。

Fodera NYC Empire はいわゆる Fodera のエントリーモデルです。
NYC で製作されているわけではなく MADE IN JAPAN だったりします。

まぁ、ブルックリンな Fodera ではないですが…
塗りつぶしのメタリックな塗装でマッチングヘッドな仕様が多いので、
見た目重視の私なんかにはストライクな仕様ですね。

まぁ、廉価版とはいえ、昨今の物価高騰、ドル高、円安のせいでこいつもかなり高騰してまして
Empire もお手軽に買えるモデルではなくなりつつあります。
特別仕様なので少し高めだったりしますが…
値段は 24 回払いだと利子なしで 月 2 万円程度のお値段になっております。

まぁ、最近仕事もつらいことが多くて、頑張る自分へのご褒美、誕生日プレゼントということで購入したので
まぁ、良いですかねぇ。

最近あまり欲しいベースもなくなってきたので今年はこれでベース購入も打ち止めですかね。

Fodera NYC Empire 5 Strings 60FH/24 あまり巷ではしられていないベースですが…
一言で言うと洗練された5弦ジャズベース。
かなり上品な優等生的なベースという感じです。

まぁ、見た目はもう個人的には 100 点満点なのでないも言うことはないですね。
しばらく外に持ち出さずに大事に箱入り娘としておうちで愛でることにします。

まだまだ暑い日が続いてますが、みなさまお体にお気をつけてお過ごしください。

ではでは(^_^)ノ
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Candy Apple Red 好きは変わらない… Fodera NYC Empire 5 Strings 60FH/24 Custom CAR

2023年08月09日 18時36分38秒 | ベース

各地で大雨と猛暑。
完全に地球の気候は壊れ始めてますね。
災害に遭われた方こころよりお見舞い申し上げます。
なんだか、北の大地も湿度が高く蒸してます…
前線の南に入るとどうにも蒸し暑くてかないませんね。
北海道の爽やかな夏ってどこに行っちゃったんでしょうか。

さて、最近、機材ネタは少しご無沙汰でしたが…
久々に M.N.G !です。

一番最近購入した5弦ベースが Atelier Z の Vintage Natural だったので…
今度は塗りつぶしでマッチングヘッドな5弦とか欲しいなぁ
なんて思ってなんとなく出島をみていたらですね
某M楽器に CAR の Kikuchi Guitars/Custom Bass Series JB の5弦がでてました。
うーん…
きっと間違いなく、すごく良いベースなのはわかるのですが…
さすがに 60 諭吉弱は手が出せないかなぁ…なんて
でも、マッチングヘッドならきっと買っちゃうんだろうけどなぁ…

今年になって仕事場が変わって…
少しつらいことも多い今日この頃…

明日からプチ夏休みというとある晩に
少しほろ酔い気味なのも手伝いまして…
誕生日も近いし…
なんかもっと仕事頑張るために新しいベースが買っちゃおうかな(。-_-。)
なんて思いがムクムクと…

気がついたら CAR でマッチングヘッドな5弦ベース
ポチってました。
お客様1本お買い上げ~
(;^_^A アセアセ・・・
なんでしょうね。
これだからネット通販は怖い…(^_^)

先日、CAR で MH の Fender Jazz Bass をある方にお勧めされまして …
まぁ、Custom / Made In Japan どちらも 66 年の後期の仕様なのですが…

最近多弦しか使ってないし、
JB タイプは Provision とcrews の二本あるし…
やっぱ買うならアクティブの5弦あたりだよなとは思いつつ
一応お気に入りリストに入れてました。
それに、まぁ、Custom はとても購入できるような値段 (約 80 諭吉)ではないので、
買うとしても MIJ かなぁとかとか思ってました。

ちなみに夜な夜なポチったそのベースを購入したお店は
以前 SUMO PRE を購入したTという九州のお店です。

ハイエンド系の BASS を集めて売っているお店なので、知ってる方は知っているお店だとは思いますが。

実はそのブランドの BASS 以前から気になってたんですよね。
というかそこのお店のラインアップを見ていてずっと欲しかったんですよね。

そのブランドは Spector から Ken Smith を渡り歩いたヴィニーさんが立ち上げた NYC Brooklyn の工房。
そう Fodera ですね。
まぁ、当然、3桁諭吉のスルーネックなモデルなんか購入できませんので…
いわゆる廉価版と言われるボルトオンな日本製、
NYC Empire 5 Strings というモデルです。
今回はアルダーボディの 60FH で 24 フレットの Custom 仕様。
ゴールドパーツの CAR のマッチングヘッドですね。
Spector → Pedulla と来たら
アクティブ好きなら やっぱ Fodera に逝っちゃいたくなります。

ただ、今回は AERO ピックアップと Trickfish の Flexcore プリアンプを搭載した特別仕様。
うーん、なんかこれだけで10諭吉くらい高くなっていない?
以前見た NYC Empire 5 Strings は 30 諭吉台だった気がするんだけどなぁ。
まぁ、最近はベースも値上がりしてるからある意味仕方ないのかなぁ。
あと、個人的には、Fodera オリジナルのプリアンプの方が良い気も…

だが、しか~し、 NYC Empire ってもう廃盤になってるんですね。
これも眠っていたデッドストックらしい。

もう逢えないかもしれない~♪(by菊池桃子)
うーん。これを逃すとCAR の MH なんかには二度と逢えないような…
そう、思ったのが運の尽き
気がついたらポチってましたとさ…

まぁ、Kikuchi Guitars/Custom Bass Series JB 5st や
Fender Custom Shop Yamano Limited 1966 Jazz Bass N.O.S. MH
よりずっと安いし…

これはいけるんじゃねぇ?とか思ったんでしょうね。σ(^◇^;)
ここまで来ると完全に病気ですね。不治の病。
まぁ、素直な心のままに従ったのかもしれませんね。
全然、後悔とかしてませんし…(^_^)

現在、ヴィニーさん監修の NYC Empire CAR ちゃんは
九州から北の大地に向かって北上中。
週末あたりには届きますかね。

とりあえず、自分にご褒美ということで、
夏休みが終わってからも仕事頑張ります。

到着したらここでまた。
M.N.G 近日公開予定!

追伸:ほろ酔い HOLIDAY 前のネットショッピングはみなさまも十分お気をつけください。

では、夏バテしないように元気にがんばりましょう~(^_^)v
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初めてのカスタムオーダー~ JB-Modern 65 Custom / JB-Modern 66 ?

2023年07月15日 13時01分52秒 | ベース

それはまだ暑い昨年の夏のことでした。
フーチーズでカスタムオーダーフェアーなるものをやっていることをSNSで知りまして、
横浜に住んでいた頃から大好きなベースブランド Crews Maniac Sound のカスタムオーダー
ちょっとお願いしてみようかなということで見積依頼をしてみました。

実は以前に ATELIER Z のカスタムオーダーの見積をお願いしたこともあったのですが
最終的にはオーダーするところまでには至りませんで…
(ちょっと欲張った仕様で値段が高くなりすぎたこともありまして…)

でも、一度はカスタムオーダーなるものをやってみたいものですよね

そういえば、ATELIER Z の他に Provision あたりのオーダーも考えたこともあるのですが
昨年入手した ISHIBASHI 楽器さんのカスタマイズオーダーの” VJB-J-PS 1965~1966 Binding&Dot Double PG Black ”があるので…
大好きな 66年 前期の バインディングドットにパドルペグにハカランダ指板の黒があるので
今度は別なブランドで赤が良いかなということで
CAR の Crews JB-Moden をカスタムした見積もりをもらうことにしたわけです。

JB-Modern は以前も愛用していたこともあり、
ジャズベタイプが苦手だった私の認識を変えてくれた思いで深いベースでもあります。

最近はいろんな国産ブランドがでてきまして
Crews Maniac Sound はかなり地味と言いますか
あまり脚光が当たらなくなってきているような感じでとても残念なのですが…

個人的にはしっかりしたベースやギターを製作する派手さは無いけれど堅実なブランドという印象ですので
いろんな方にお勧めしたいブランドのひとつだったりします。
それにここ数年ベースも販売価格がどんどん高騰している中で
Crews さんはほとんど値上げをしていないでがんばっている貴重な国産ブランドです。
中古も含めてまだ比較的値上がりしていないブランドなので狙い目だと思いますね。

前述のように JB-Modern は横浜時代から愛用していた思い出深いベースの一つなのですが…
ちょっと前に JB-Modern PUNK を使ってみて、
あらためてしっかり作られた国産ベースとしてできの良さみたいなものを再認識しました。
ノイズ対策もしっかりされてますし、適度にパワー感のあるピックアップ、
つばだしの21フレットに 310R の指板に弾きやすいネック…
まぁ、ある意味私の好きな仕様なのですが…

そんな JB-Modern にも私が唯一気に入らない点がありまして、
それは Modern といいつつ 60 年代前半仕様である逆巻きペグを採用しているところです。

ちょっと前から、JB-Modern 65 という新しいバインディングドットのモデルも出てまして、とても気になっていたのですが…
どうやらこれも見た感じ逆巻きペグのままのような感じ…
それから以前あったはずの色 Candy Apple Red がラインアップされていない。
それにバインディングドットならやっぱペグが丸ペグがベスト。
ということで
ボディは Old Candy Appple Red 、ペグは パドルペグという仕様を元で見積を。
まぁ、ピックアップを K&T の JIG とかにしたり、指板をハカランダにして…とかも思ったりもしたのですが…
まぁ、それをさすがにソレをやっちゃうと
きっと 40 諭吉オーバーコースになりそうですし。
あまり高いベースになると気軽に弾けなくなっちゃうので

今回はシンプルに特注色扱いの OLD CANDY APPLE RED 、ミントピックガード、パドルペグというカスタマイズのみにしました。
料金は JB-Modern 65 + OLD CANDY APPLE RED (特注色) のアップチャージのみということでしたので
その仕様で8月上旬にオーダーしました。
カラーサンプルでの色決めを行った後…
秋が来て…
冬が来て…
うーん、
納品は春あたりなのかなぁ?
と思っていた2月のとある日に
フーチーズから突然電話が来ました。
それは、そろそろできあがりそうという連絡でして…
楽しみにしていたのですが\(^O^)/
数日後にまた連絡が…
なんとできあがり品を確認したところ大きな問題が発生との連絡が
聞いてみると、
な、なんとネックにバインディングが施されていないとのこと (^_^;)

あ…そうか
もともと JB-Modern 65 って JB-Modern をバインディングネックに変更するモデルなんですよね。
ですので、私のベースもあくまで JB-Modern がベースになるわけですから
バインディングネックに変更するところからはじまるわけです。

そしてさらに待つこと一月半。
やっとできあがりました。\(^O^)/
送られてきた写真を見て問題ないことを確認して入金完了。
めでたくGW前に納品されました。
長かった…
といっても、まぁ8ヶ月ちょっとですが。

まず、ネックの処理、とても良いですね。
Provision VJB Pro よりは少し細めですかね。
テクニカルな指使いもできそうなそんな弾きやすさです。
指板はよりフラットなタイプなのでさらに弦高は下げられそう。

何よりボディ色は特注色の
オールド・キャンディー・アップル・レッド
ミントピックガードにパドルペグ!
そして 21フレット仕様。
うーん。まさに理想のJBって感じですね。

いわばセミオーダーともいえるこんな一部だけの仕様変更でも、
これだけ気にいった一品ができるのはラッキーでしたね。

相変わらずノイズ処理も完璧。
ピックアップも比較的パワフルなタイプ

こちらで紹介されてますので、良かったらこちらもご覧ください。

https://www.hoochies.info/item/column/post-75617/

ではでは…(^_^)v
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困ったときの ATELIER Z 頼み~ ATELIER Z M#265 '70 ~

2023年05月15日 19時03分53秒 | ベース

北の大地はいつもより早い桜前線が訪れまして、街のあちらこちらで桜が咲き始めております。
しかし、ここにきて、寒の戻りといいますか…
先日も雪が降りまして一時銀世界になりました。
今週末も寒気が入ってきて所によっては雪という予報が出てます。
やはり北の大地、GWまでまだまだ雪は警戒しなきゃならないようです。

さて、 YAMAHA の TRBX ですが、
確かに YAMAHA TRBX は軽くて必要にして十分という感じで悪くはないのですが…
なんといいますか、
やはり…個人的にはり少し物足りない感じ。(´;ω;`)
43ミリのナットは個人的には少し細い感じですし、弦間がブリッジで 18 ミリにしては少しせまい感じがするし、
実は若干の弾きづらさを感じてました。まぁ個人の感覚の違いなんでしょうが。
やっぱナットは5弦の場合は 45 ミリ以上は欲しい感じ…

やはり多弦はもっとお金を出して高いモデル買わなきゃしっくりこないかな…
という気持ちもずっと一方でありましてですね…

そんなある日、なんとなく出島を眺めていると。
どんぶらこどんぶらこと私の超好みの5弦ベースが流れてきて、
まぁ、魅力的で理想の逸品と出会ってしまったわけです。
まず、条件としては、そんなに重たくないことで、そいつは 4.2 キロ台でした。
中古と記載はありましたが、写真どおりの美品で極上程度との記載。
まぁ、その分値段は新品に近いくらいかなり高めでしたが…
ただ、ものは間違いなさそうと判断いたしまして…

少し迷ったのですが…これは買い!
久々に ATELIER Z M#265 をポチッとしてしまいました。(;^_^A

色は私としては珍しく、塗りつぶしのマッチングヘッドとかでは全然なくて
オーソドックスな VINTAGE NATURAL 。
通常の NATURAL を黄色くしたような色合い。
後光がさしているような輝きで
一言でいうとその黄色いまぶしい光に完全な一目惚れしたわけです。

おそらく普通の NATURAL だったら購入はしてなかったかなと思います。
個人的には、VINTAGE NATURAL の黄ばんだ感じってかなり好きなんですよね。o(^ー^)o

で手元に届いてみたら、
ケースは予想と違って ATELIER Z のセミハードタイプではなくギグバックタイプだした。
まぁ、うちにはセミハードタイプも転がってるので、別にどっちでも良いのですが…

ATELIER Z ってモデルによって
ギグケースタイプとセミハードタイプのどっちをつけるかとかって何か基準があるのですかね。謎…
カスタムだとセミハードとか法則があるのかなぁ。

届いて確認してみると出島に書いてあったスペックとは実際はちょっと異なってまして…(笑)
ブリッジは 19 ミリタイプではなく 18 ミリだし、
2023年製ではなく2022年製だったりして…
まぁ、その点はさほど問題ではなかったので気にはなりませんが。

そんなことより何より、そのネックとその出音が一発で気に入りました。

これですよ。この安定のネック。
この組み込みの良さと安定感、
これがまさに Z システムですよね~
まさに ATELIER Z クオリティ。

黒澤楽器さんのセッティングも良いのだと思いますが。
なんといいますか…
久々にしばらく弾いていたくなるような、
そんな心地よさを感じました。

いつものようにうちに転がってた細めの純正ピックアップフェンスを装着し、
最近販売されてこれも GET 済みだった白のステッカーを装備して…
これで、さらにいい感じになりましたかね?

重さも実測 4.3 キロ弱となかなか良いバランスです。
まぁ、ATELIER Z の場合、大体重さがネックになることが多くて
普通は4キロ台後半とかなのですが…
これくらいなら許容範囲というか…
M#265 としてはかなり軽量の個体になりますかね。
このぐらいの軽量個体ってアッシュでもアルダーでもなかなかないんですよね。

まぁ、たしかに、2,3年前と比べると
ATELIER Z は かなり値上がってきてまして
新品だとカスタムモデルは 30 諭吉 オーバーで、ちょっと凝った仕様だと 40 諭吉。
ベーシックモデルも 20 後半から 30 弱という感じです。

もちろん中古も程度の良いものは 20 諭吉を切ることがほとんどなくなってきましたし…
なかなか手が出しにくい状況になってきたりしてます。
しかし、やはりクオリティはやはり確かですね。
それだけの価値は十分あります。

M#265 '70 は仕様的には、
数年前まであった、日本製の SADOWSKY Metroline の5弦 に近い感じですかね。
マスタートーン付きでトレブル&ベースのブーストのみというプリアンプで。
マスタートーンってついてると便利なんですよね~とても良い感じです。
ピック弾きで少しアタックを抑えたい時とかに使ったりして便利です。

リアピックアップは久々の 70 年代ポジションですので、
少しサウンドが高音寄りになりすぎないかな?とちょっと心配してたのですが、
アッシュボディと相性がいい感じで
スラップのアタックや抜け感はなかなかいい感じです。

久々の ATELIER Z 投入なのですが…
なんといいますか、
このネックの信頼感と安定のバルトリーニプリアンプ。
あらためて定番の良さを実感しました。

いろいろと細かい不満で迷走していた5弦ベース選びですが…
やっとここで落ち着きそうです。

TRBX 605 や TRBX505 とかも決して悪くないのですが。
ただ、個人的にはちょっとネックと弦間が細くて
プリアンプのミッド帯域低すぎて好みにあわないだけなんですけどね。

ただ、やはり約 30 諭吉の日本製ベースの底力を感じずにはいられませんね。
中古としては少し高かったので大事に長く使いたいと思います。

ではまた(@^^)/

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