北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

地を這う重低音~WM42:WAY HUGE SMALLS RUSSIAN-PICKLE FUZZ

2022年06月24日 17時37分46秒 | エフェクター

皆さんお元気ですか?
ここのところ天気はなんとなくすっきりしませんね。
来週もそれほど良い感じではないのですが…
ただ、梅雨前線が北上してきまして、明日あたりから真夏日になるところもありそうです。
北の大地もかなり蒸し暑い日々が続きそうな予感です。
きっと本州はもっと暑くなって、きっと猛暑日とかになりそうですね。
暑いのはそうでもないのですが、私は湿度が高いのが苦手だったりします。

さて今回はエフェクターのお話です。
2020年のベーマガの歪ペダルの特集「注目のベース用歪みエフェクター10機種を徹底検証」という記事をみて気に入ったエフェクターになります。

エフェクターといってもいわゆるファズだったりします。
まぁ、ファズっていわゆる現代的な歪エフェクターではないかとは思いますが、個人的には結構嫌いじゃなかったりするんですね。
まぁ、私も古い人間なのですかね。(笑)

今回見つけたエフェクターはいわゆる「ロシアン・マフ」サウンドを再現したものになると思います。

商品説明はこんな感じですね。

90 年代のロシアン・ファズ ”SOVTEK” サウンドを追及していくことで生まれたファズ。オリジナルの BC183/NOS シリコントランジスタを採用しています。
豊かなミッドレンジを土台にした、クリーミーなファズトーンが特徴で、ファットなボトムエンドをキープしながらサウンドを分厚くさせます。
コントロールは、VOLUME、TONE、DISTORTION、とシンプル。地球を震わせるほどのローエンドを持っているので、ベースプレーヤーは要注意。 ギターに飲み込まれます。

上記にもあるとおり、試奏映像で気に入ったのは地を這う重低音になります。
おそらくベース用ファズという位置づけではないので、ギターリストが使うとその低音でベーシストを食っちゃうよという意味の商品説明なんでしょうかね。
そう、まさに低音はもりもりって感じです。
ベース専用といっても差し支えないくらいの低音痩せなしのエフェクター(笑)

それからスペック表で気に入ったのが、消費電力が 1.8mA という超省電力。
これなら電池駆動で安心して使えますね。(^^)v

実際に使ってみた感想ですが…
まぁ、一言で言いますと「ブォー」といういわゆるブーミーなサウンドなのですが。
低音がたっぷりでノイズも問題なし。
しかもなぜか某イ〇ベ楽器さんで「在庫処分超特価」になっているので、新品をお安く購入できました。(^^)v

ただ、気になった点もひとつ。
今回のモデルは外形寸法:58(W)×103(D)×55(H)mm
結構コンパクトです。
まぁ、そのコンパクト化の弊害なのか電池交換が少しめんどうだったりします。
ネジ三本をプラスドライバーで完全に外した後、マイナスドライバーをすきまに差し込んで、
クロスで組み合わさった筐体を外さないと電池ポケットまでたどり着けません。

私が購入したのは WM42 というコンパクトな方でして、
こいつのもとになった、もう少し大きめの筐体 WHE408 RUSSIAN PICKLE FUZZ というモデルもありまして…
おそらくこっちのほうはもっと簡単に電池交換できるのではないかと思います。
まぁ電池食いではないので、そんなに頻繁に電池交換もしないと思うので、さほど問題にはならないとは思いますが
この点は唯一のマイナス点ですかね。
そのほかは大変気に入ってます。

ちょっと古いけど、低音モリモリでブイブイ言わせたい人におすすめのファズだと思います。

ちなみに Way Huge って私はいままで知らないブランドだったのですが…
WEBで調べると結構いろんな種類のエフェクターが出てますね。
日本の代理店はモリダイラ楽器さんなのかな。

Way Huge の創始者は Jim Dunlop 開発責任者である天才エフェクターデザイナー Jeorge Tripps 氏という方のようです。
彼を紹介している記事からの抜粋ですが…

Jeorge 氏は元々ギタリストとしてキャリアをスタートし、1991年にLAに移住したのち Andy Brauer Studio Rentals という機材レンタルスタジオで楽器に携わる仕事を始めます。
その職場で出会ったのが Dave Friedman (現 Friedman Amplification のCEO)で、彼と共にヴァン・ヘイレンをはじめとしたビッグネームのラックシステムの制作に携わるようになります。
そして93年までその仕事を全うした後、”フルタイムでペダル製作に没頭したい” との想いから立ち上げたのが伝説のブランドとなる Way Huge とのことです。

うむ。伝説のブランドだったんですね~(笑)

まだまだ、世の中には知らないブランドがいっぱいあるようです。
湿度と暑さで体調を崩さないよう皆様もお気を付けください。
それでは(@^^)/~~~
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とてもよくできた真空管プリアンプ~ ALBIT A1BP VINTAGE MARKⅡ~

2022年06月13日 19時03分58秒 | エフェクター

三年ぶりにいろんなお祭りがおこなわれて
少しずつ活気が戻ってきた感じですね。
COVID19 がの感染がかなり落ち着いてきたわけでもないので
まだまだ注意は必要ですが…

さて、前回の Owlmighty Pro を使ってみて思ったことがあります。
やっぱり、プリアンプは単体で練習にも使えるもののほうが便利だなと。
つまり、 MARK Vintage Pre や Darkglass Electronics Alpha Omega Ultra v2 with Aux In のようにヘッドフォンと AUX IN 端子を装備したプリアンプ
そんなやつで何かいいのないかな?と探していましたら、
評価も高くリーズナブルなやつを見つけました。

その名も A1BP VINTAGE MARKⅡ
2017年2月に発売の ALBIT から発売されたプリアンプです。
もう5年ほど経過しているので、あまり売っているところは少ないですが…

MARK II という名前ですので、もともとあったペダル型ベース・プリアンプ A1BP VINTAGE のいわゆる進化版です。
なんとサウンドハウスのレビューで全員が☆5つ。👏
これはよさげな予感。期待も高まります。((o(´∀`)o))

早速ですが、以下商品紹介からの抜粋です。

ディストーション回路は、よりチューブ感を増すために、新たな方向から見直しを行い、従来のディストーションからチューブを使用した軽いオーバードライブに進化いたしました。
また、従来のアメリカンサウンドのトーン回路全体を見直し、ALBIT オリジナルの CROSS コントロール(トーンコントロールの TREBLE と BASS の交差する MID の位置を変化させることができる)を増設し、音ボケせずに全体的に芯のあるベースサウンドに変化させるトーン回路に変更しました。
さらに、H.P/BALANCE OUT の出力をコントロールできる「BALANCE VOL」を追加し、MUTE スイッチも従来のトグルスイッチから、足元で操作できるようにフットスイッチタイプに変更したことで、使いやすさも向上しました。

聞いたところによると、従来モデルは基本のサウンドは真空管っでありながらトランジスターの歪ディストーションだったようで、 MARKⅡ は本来のサウンドである真空管の歪に変わったようです。
通常はほとんど歪まないのですが、左側の TUBE BOOST スイッチを押すとオーバードライブがかかる感じです。
昔ながらの TUBE サウンドってやつでしょうか。
右側のスイッチはミュート。
トーンコントロールは3つなので必要十分という感じですが、 CROSS コントロールというつまみでいわゆるドンシャリサウンドが作れます。
BALANCE VOL は残念ながら AUX IN には効きませんが、ベース本体のヘッドフォン音量を調整できます。
LEDは写真のように青と赤。オーソドックスですがなかなかいい感じですね。
黒のパネルはピカピカで、さすが日本製という仕上がりです。

AUX IN の GAIN は少し低めですが、 MP3 PLAYER や WALKMAN 等を接続することができ、H.P/BALANCE OUT にヘッドフォンを接続すれば、これ一つで練習環境ができます。

ヘッドフォン使用も視野に入れてるので、当然ノイズも気になりませんし、さすがに歪ませるとわずかにノイズは乗りますが、これも十分許容範囲内です。
さすがに ALBIT 品質。この値段(3諭吉ちょっと)でこの使い勝手はコスパ高すぎですね。

真空管は MARK VINTAGE PRE と同じ 12AX7 を使用しているようです。
そして、スペックは Mark Vintage Pre より小さくて軽い、
150mm(W)×106mm(D)×61mm(H) 重量 630g

とコンパクトで軽量の予定なのですが…
たった一つだけ難点がありました。

梱包された箱を持った時点で悪い予感はしてました。
なんだか妙に重たいなぁ…と

そうです、付属の専用アダプターがとにかくでかくて重たいのです。
これ、本体より重いんじゃなねぇ?という前世紀の遺物的なやつです。
まぁ、実際は 500g 強くらいってところですかね。
しかも専用アダプターですので、これ以外のもので壊れても一切保証外の記載が…

センターマイナスの DC9V タイプは A1BP TYPE III というモデルだけのようですね。
うーん。専用でもいいけどもう少し軽いアダプターにならなかったですかねぇ。

Mark Vintage Pre より可搬性の高いプリアンプになる予定が、この重たいACアダプターに阻まれちゃいました。(笑)

まぁ、家で使う分には問題もありませんので、おうち専用ということにして、
スタジオ練習はやはり Mark Vintage Pre 君に頑張ってもらうことにしますかね。

それにしてもこの ALBIT 製の AC アダプター。
A1BP、A2BPシリーズなんかでも使用できるようなのですが。最新ロットもこの大きさと重さなのでしょうかね。
ぜひ、さらなる軽量化を… ALBIT 様

ALBIT A1BP VINTAGE MARKⅡ
なかなかよくできた 真空管プリアンプだと思います。
こいつを非 TUBE アンプヘッドの SEND / RETURN につなげば
お手軽に真空管アンプになりますね。

真空管の暖かいつやのある音が良いですし、何より日本製のクオリティ。
コスパ的にもおすすめの真空管プリアンプです。

コメント (1)
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高機能で使い勝手の良いプリアンプだけど~ Vivie Owlmighty Pro ~

2022年06月07日 18時49分02秒 | エフェクター

6月になりましたね。
本州では梅雨に入ったところもあるようですが…
まだ北の大地は冷たい空気が漂っておりまして
まだ5月前半の暖かさは戻ってきていません。
もうすぐ、よさこいソーラン祭りが三年ぶりに開かれますね。

さて、某楽器店のポイントが多少あったので、何かエフェクターでも欲しいなと思っておりました。
個人的にコンプレッサーなるものを持ってなかったので、
三諭吉くらいのいいコンプにしようかとも思ったのですが…
まだ、どれと決められていないのもありまして、それなら以前から一度試してみたかったプリアンプでも購入しようかと思いつきました。

実はそのプリアンプは、 Vivie OwlMighty Ⅱ だったのですが…
某お店ではなぜか品切れのようでして…
上位モデル、 Vivie OwlMighty Pro しか売ってませんでした。
だったらまぁ、少し高いですが、Pro もかなり評判が良いので
そっちもありということでぽちっと購入してみました。

ということで、
今回は Vivie OwlMighty Pro のレビューをしてみたいと思います。

まず、値段は5諭吉弱。最近は5諭吉オーバーのプリアンプも多くなってきたので
それほど目立たなくはなってきましたが、それでも結構なお値段ですね。

恒例の、消費電力計測ですが、
スイッチオフが320くらいで全オンで360mA弱くらいのようです。
当然、電池使用不可、9VセンターマイナスのACアダプターのみです。

仕様としてはこんな感じです。

Master Section
 Treble, Bass, Hi-Mid, Low-Mid(帯域可変)の4バンドEQ装備。
 更にアタックを強調する Bright スイッチ、ミドルを自然にカットする Notch スイッチを搭載。
Drive Section
 Rhinotes のサウンドキャラクターをベースとして新回路を設計。
 幅広いゲインと、歪みCh専用の2バンドEQを搭載。
Multi I/O Functions
 CLIONE を基に良質なバッファーを搭載した高品質バッファードバイパス仕様。
 「バイパス/クリーンCh/ドライブCh」の3chで使用可能。
 スイッチングには切り替え時のノイズが無く機械式スイッチよりも故障や
 トラブルのリスクが少ない高信頼・高寿命なデジタルスイッチング方式を採用。
 Pre/Post・GndLift・Phaseスイッチを搭載した本格的なDIアウト、Tunerアウト、ミュートなどの機能を搭載しています。

EQは4バンドで MID は広めの帯域を可変で選べます。
ドンシャリモードになる Notch スイッチもかなり便利ですね。
Bright スイッチはもう少し高音のエッジを聞かせたいときにつかうといいかもしれません。
Drive は初期型の Vivie OwlMighty と比べると今風なエッジの効いた歪になってます。
それから DI の 機能、コンプ( Comp と Atk/Rel つまみは二つを)装備してます。

ざっくりなインプレですが…

まず、見た目はボディはクロームボディでピカピカしてます。
そして、右側のスイッチは青に、左側のスイッチは赤に光ります。
このスイッチが光るのは斬新でなかなか素敵な感じですね。

それから、音の印象ですが…
オールフラットでエフェクトオンすると少し太い感じの音になります。
EQもこれだけあれば十分できちんと効きますし、これだけ機能があれば、自分好みの音づくりは容易ですね。
歪は人気の Rhinotes の流れですので、今風でなかなかカッコよいです。
OwlMighty Ⅱ と比べるとつまみも多いですし、まさに至れり尽くせりな感があります。
歪ませているときの Comp 有無もスイッチで変更できます。
まさに痒い所に手が届くプリアンプという感じです。

ただ、個人的に厳しいことをいわせていただくと要望含めていくつかあります。
次にもし OwlMighty Pro 2 がでるなら、ぜひとも実現してほしいことを書かせていただきます。

まず、最近の DarkGlass や MarkBass のプリアンプのように
これ一つで完結できるように Head Phone と AUX IN の端子を装備しているともっと良いです。
この二つの端子があるとこれだけで練習ができるのでとても便利になるんですよね。

それから、エフェクトオフの状態でもかすかにノイズが感じられるところです。
当然、エフェクトオンでさらにノイズは微妙に増えますので、ここは少し気になるポイントです。
ジャズべのようなシングルコイルのパッシブベースなんかではあまり気にならないのですが、
EMGのアクティブなノイズ皆無のベースで弾いたり、帯域の広いヘッドフォンでモニターすると
サーっというわずかなノイズが少し気になるかもしれません。
どうしても私の場合、ノイズに関しては普通の人より厳しく評価になっちゃうので申し訳ないのですが。

ただ、Vivie さんというメーカーに対して個人的に期待が大きいので 、すぐに改善できる点だと思いますし、
せっかく Pro と名乗っている以上、ぜひとも、もう一段ノイズを減らしてほしいところです。
このあたりは申し訳ないですが、私が愛用している
Inner Bamboo さんとか、Limetone Audio さんとか、 Shin's Music さんとか、Humpback Engineering さんなどと比べると正直まだまだかなぁという印象ですね。
まぁ、初期型の Darkglass のノイズなんかもっともっとひどかったですけどね。
現在の ヘッドフォンジャック装備の V2 ではノイズ問題は改善してきましたから…

ただ、そのおかげといってよいのか、OwlMighty Pro はどのつまみを右に回していっても
ノイズが急に上がったりしないところは素晴らしいと思います。

こういうプリアンプだとトレブルやコンプを上げるとノイズが急に多くなったりするものもあるのですが
そういう傾向は一切ありませんのでその点は優秀だと思います。

今回、 Vivie OwlMighty Pro を使ってみて思ったのは、OwlMighty Ⅱもぜひ使ってみたいということですね。
おそらく前モデルから進化をとげているのは間違いない感じですし、
何より電池で駆動できますしね。(笑)

個人的な要望も含めて少し厳しいレビューと思われたかもしれませんが…

一言でいうと、OwlMighty Pro はとてもよくできたプリアンプだと思います。
痒いところに手が届きすぎな感もあるくらいですね。(笑)
見た目もきれいで素敵です。

ただ、値段は5諭吉弱と決して安くないですので、OwlMighty Ⅱ で十分という人もいらっしゃるでしょう。
あと歪の好みによっては前の型のほうが好きという人もいるかと思います。
まだ、前のモデルも新品で手に入りますし、OwlMighty 、OwlMighty Ⅱ、OwlMighty Pro 、この3つの中から一番気に入ったものを選ぶのが良いでしょうね。

EQ 、コンプ、歪の三つが揃ったプリアンプがひとつあれば
あとはチューナーくらい。
OwlMighty ひとつ持っていれば大抵のケースは事足りるでしょう。

Vivie OwlMighty シリーズは癖の少ない多機能なプリアンプを探している人には
良い候補になるプリアンプだと思います。
これからも Vivie OwlMighty の進化に期待ですね。
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スルーネック再び - MUSIC MAN StingRay HH Neck Through

2022年06月02日 17時44分31秒 | ベース
比較的暖かかった5月が終わりに近づくと
北の大地は急に気温が下がり、ストーブが恋しくなるような気温に下がりました。
今年はいわゆるリラ冷えはないと思ったのですが、
6月現在まだ少し気温の低い状態は続きそうです。
今年はよさこいソーラン祭りも北海道神宮のお祭りの出店も
三年ぶりに行われるようでして
あとは日々減ってはいるけれど
まだ時々4桁になる COVID19 の新規感染者数が気になる今日この頃です。

一方、本州は雨と暑さが増しているようですね。
じめじめ、蒸し蒸しですかね。

さて、2018年の多弦化宣言により、
4弦ベースを何本かドナドナいたしまして、
その中に手放してから後悔したベースがありました。

そんな一本が MUSIC MAN StingRay Neck Through でした。
(2017年3月にこのブログで書いてますので詳細はそちらを参照)

最近ジャズベース系の4弦ばかり弾いていたこともあり、ハムバッキングピックアップのベースが欲しいと思っておりました。
StingRay のようなハム一発のベースなんかよいなぁと。
最近のローステッド・メイプルの StingRay Special はマッチングヘッドがないので…
マッチングヘッド好きの私としては
程度の良いメイプル指板のナチュラルボディか
ちょっと前のマッチングヘッドの StingRay ないかなと探してました。

そんな折、某楽器店でこの MUSIC MAN StingRay HH Neck Through を見つけたのです。
いままで購入したMUSICMAN は Sterling や Bongo も含めると十数本になるのですが…
そんな中でこの StingRay Neck Through を実は一番気に入ってたんですね。

ボルトオンよりサステインがきいていてアタックも少し抑え気味
そして心地よいコンプ感もあったりします
手放した後、また弾きたいなぁと実はずっと思っておりました。
Spector や Pedulla もそうなんですが、スルーネックって独特の良さがありますよね。
実はスルーネック好きな私です。

実際、Neck Through モデルはマイナーで短期間の命だったのと通常の StingRay よりかなり割高に設定されていたため、
その後、中古市場で見かけることはほとんどない状態でしたね。
実際新品の値段は 45万以上とかなり高い値付けでした。

今となっては StingRay も ローステッド・メイプルのネックになったり、原材料の高騰があったりでかなりお高かったりしますが。
何年か前までは、ボルトオンのUSA製は中古だと十万円台前半、新品もセールで20万くらいで結構買えたりしたんですね。
それがここ最近のギター市場高騰で、程度の良いものだと中古でも20万をこえるものもあるような状況になりました。
少し話がそれましたね。

そんな先日、某有名楽器店で中古で白の2ハム(HH)が中古で見つけまして、
本当は昔使っていたメタリックレッドが一番欲しかったのですが、
実際白のマッチングヘッドも素敵でしたし、何より5ポジのセレクターで音のバリエーションが変わる
2ピックアップモデル、しかも一番高いHHモデルはとても魅力的でした。
それに今度いつ会えるかわからないと思い、気が付いていたらぽちっとお買い上げ~してました。
(こういうところはある意味病気ですね(笑))

実際届いてみて、思った以上に目立った傷もなく、とても6年以上経過したベースとは思えないほどの美品でした。(^○^)
重さも約4.2キロとちょうどよい感じです。
StingRayは現在でこそ、4キロを切る個体が多くなりましたが、以前は4キロ台後半も珍しくない、どちらかというと重たいベースでした。

5ポジションのセレクターは説明書を見ないと覚えられない感じで少し複雑ですが(笑)
MUSIC MAN は基本的に一番後ろのポジションが通常の1Hになります。
いろんなポジションを選んでも、なぜか一番最後の1Hポジションがしっくり来たりします。
リア一発がまさに StingRay の音なんですね。
(もちろんさらにLOWがしっかりでる2Hのポジションも捨てがたいのですが。)

それからこの弦とフレットのコキコキ当たって鳴る感じ懐かしいですね。
まさに StingRay の音ですね。

そういえば、最近の StingRay のプリアンプは 18V ですが、このころはまだ 9V でした。
Bongo は昔から 18V プリアンプなのですが、プリアンプが差込むタイプのワイヤレスに少し干渉する傾向がありまして
ちょっと残念に思ってましたが、この時代の 9V のプリアンプは全く干渉しないので、そういう意味ではとても安心です。
そういえば、前から思っていたのですが、
最近の StingRay の 18V プリって Bongo のようにワイヤレスのトランスミッターに干渉したりしないのかなあ。
最近店頭で StingRay に触る機会がなかなかないので確認できてないのですが気になります。

まぁ、プリアンプは置いておいて、最近の StingRay はローステッド・メイプルや軽量ペグに変更したり、
かなり軽量化が進んでいて、実際、3キロ台半ばくらいの個体もめずらしくないようですね。
それはそれで少しうらやましいですね。
最近、重たいベースが少しつらくなって、 4キロ台後半の ATELIER Z とか手放しましたね。

マッチングヘッドの全部真っ白なので、日焼けして黄色くならないように気をつけなきゃなぁ
そう思いながら久々の StingRay サウンドを楽しむ私でした。

あと、このベースのために購入したストラップ
Beaver's Tail Beluga White という表が白で裏が黒のストラップなんですが…
柔らかくて太いので快適ですし、何より見た目がこのベースにぴったりマッチしてまして
とてもお気に入りです
Richter Strap は over the field というところが輸入代理店をされてます。
実は先日の SUMO TRON を購入させていただいたのがこの代理店の SHOP だったりします。(^^)v

次回は最近購入したとあるベースプリアンプについて書こうと思います。

それではまた。(^^)/~~~
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