GWはあんなに暖かかったのに、
つい一昨日まではストーブが恋しくなる日が続いたり、寒暖差の激しい今日この頃ですがみなさん体調を崩してたりしていませんでしょうか?
久々ののブログになってしまいました。
実は5月に書きかけのブログもあったのですが完成せずに
そいつはまたの機会にでもアップしますかね。
さて、世の中、異常な円安で物価も高騰…
欧米のギター、ベースの値段の上昇は全く歯止めがかからず見るたびに値上がっている
そんな感じすらしますね。
最近は国産もつられてきて値上がりが顕著で…
20万くらいだったのが30万に、30万くらいだったのが40万に、と
こちらも確実に上がっております。
そういえば先日発売された Spector USA Custom Shop Doug Wimbish Model DW-4 True Champagne Gloss Limited Color
限定のモデルとはいえ軽く100万越えで売り出されたのはびっくりしましたね。
ちょっと調べたら普通の USA NS-2 でも6,600ドルくらいするようなので
今のレートで換算すると 100 万はもう超えちゃってますね。
USA な Spector もとうとう 3 桁になってしまいましたね。
うーん、なんかもう一本なんて夢はどんどん遠くなる。
さて、今回はアジア製のリーズナブルなベースの話です。
実は、昨年からずっと気になっていた POP で CUTE なベースがありまして。
それが今回紹介する My New Gear
Epiphone Newport Bass です。
いつもの商品説明からの抜粋です…
1960年代初期のオリジナルモデルが現代のニーズに合わせて復活!
Epiphone Newport Bass は、1961年にデビューしたエピフォンのオリジナル・モデルです。
この度リリースされたNewport Bass は、その希少なヴィンテージ・モデルに敬意を表しながら現代のベーシストのニーズを満たすよう改良が施されています。
ミディアムCプロファイルのネックデザインをもつ 30.5 インチ・スケールのネックは握りこみ易く、幅広い層のプレイヤーの手にフィットします。
左右対称のダブルカッタウェイ・ボディにより、すべてのポジションでストレスなく演奏することが可能です。
ネック側の Bass Sidewinder ピックアップは豊かで深みのある音色を、ブリッジ側の TB PRO はブライトな音色を生み出します。
2つのピックアップは、マスターボリューム、トーンコントロール、ブレンドノブを装備しており、好みのトーンバランスを得ることができます。
しかし、たしか昨年発表されているにもかかわらず、
私は一度もブツを見たことがない…
市場でも見かけたことのない、なんか不思議なベースだったんですよね。
しかも米国当たりでは youtube にレビューがあがっていて
それがあまり評判が良くない。
私がよく見ている LowEndLobster のレビューでも最低な評価。
チューナーが貧弱だとか、調整しづらくていただけないブリッジみたいな。
しまいにはブリッジとチューナーを交換する YOUTUBE の映像もあったりして
結論、安かろう悪かろうなのでお勧めしないみたいな印象を持っちゃいましたね。
実際そんなに EPIPHONE の本質が悪いのか?
最近の GIBSON USA の品質も値段ににあってないとかレビューで聞いたりするし
実際どんなクオリティなのかもう懐疑的な印象しかないのですが…
見た目は色も綺麗だし形もかわいいし、ショートスケールでとりまわしも良さそうで
いいなぁとずっと眺めておりました。
一向に日本市場で見かけることもなくて
日本にいつ入ってくるんだろう?と思っていたのですが
今年の春くらいからですかね…やっと市場で見かけるようになりました。
カラーは伝統的なチェリーに加え、カリフォルニアコーラル、サンセットイエロー、パシフィックブルーの3色をラインナップ
個人的に一番気に入ったのは、カリフォルニアコーラル
日本で言えばやまぶき色みたいな感じでしょうかね。オレンジっぽい黄色みたいな。
出島でみていたら、
あの名古屋の GRACIAS さんで
PLEKを使用し測定、すり合わせ、調整、
弦交換、1 弦 1.7 mm - 4 弦 2.1 mmにて調整されて
道具としてお使い頂ける即戦力仕上げにした一品ですと…
まぁ、送料込みの販売価格は他店より少しお高めでしたが、
北の大地ではお目にかかれないあの PLEK で調整したとなれば、
もう安心感絶大。
これは買うしかないですなということで発注~ ポチッとな。
Epiphone ロゴの段ボールにはいって宅配便で届きました。
重さは 4.18 キロということでマホガニーとしてはかなり重めな固体ですかね。
まぁおかげでヘッド落ちとは気になりませんですが…
で、ネックは調整済みなのでむずかる所も特になく問題なし。
さて、ネックですが、
商品紹介で書かれてるほど私的には弾きやすいという程でもなくごく普通ですね。
スペックは
Body:Mahogany
Neck:Mahogany
Fingerboard:Indian Laurel
Fret Number:20
Joint:Set Neck
Pickup:Bass Sidewinder(front)、TB PRO(rear)
Control:Master Volume、Blend Knob、Master Tone
バランサーは違和感のないタイプでそこは良かったかな。
たぶん、 Embassy Bass とは逆向きのタイプじゃないかな。
で、音ですが、
フロント Bass Sidewinder こいつは所謂ボワボワしたよく言えば重低音、悪く言えばブーミーな低音、
個人的に気に入ったのはリアの TB PRO のほうですかね。
こいつはなかなかミッドの抜け感が良いですね。
個人的には両方 TB PRO で良かったんじゃない?とも思いましたが
まぁ、GIBSON / EPIPHONE 系のベースのフロントは
ショートスケールだし低音を補う意味でサイドワインダーが定番って感じなんですかね。
チューナーはまだ使いはじめだからかわかりませんが
一回チューナーで調律しても少し使うと少し狂う的な感じは確かになくもないかなぁ。
安定性はあまり良くないかも。
ブリッジはヒップショットの 2 Point Super Tone Bass Bridge とかに変更すればもっと良いのでしょうが
まぁ、調整済みで変更する必要もないのでまぁ、ここのままで使うのが正しいスタイルですかね
一応チューナーやブリッジ、テイルピースなどはオリジナルモデルのデザインを踏襲されたものとなっているそうですし
そういえば、知り合いがヘッドのメーカー名が昔の独立してた頃のエピフォンのものだとか言ってましたが。
でも1ハムの頃の Newport ベースとはヘッド形状違いますよね。
さて音の印象ですが、見ての通りまぁ、カバードハムバッキング2発ですし
意外と重めの個体なので思ったよりはマッシブな感じですかね。
見た目以上にロックなベースだと思います。
もちろん、スラップとかに間違ってもむいているとは言えないベースですし…
どっちかというとピック弾きの方が似合いますかね。
それから、付属のソフトケースは相変わらずのペラペラでしかも長さも合ってないので
お店が付属させたのは、たぶんロングスケールのベース用ですかね。
サイズ的には少し大きめなギター用ギグケースなので
ちょうどよさげギグケースでも用意しないと練習には持って行けなさそうですね。
ギブソン系はネックが弱めなので…セットネックだし耐久性は心配ですね。
ちゃんとしたギグバッグでもさがすかなぁ。
しばらく家で試してみて実戦投入できるか判断ですね。
ちなみに無印のステッカーと色合いがマッチしたので
ステッカーチューンいたしました。
そういえば今年はエピフォン サンダーバード '64 も発売されてますね。
サンダーバードなんかもちょっと興味出てきましたね~o(^o^)o
ではでは(^_^)ノ
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