北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

こっちの方が好き…〜Ishibashi FSR 2022 Model Made in Japan Traditional Late 60s Jazz Bass

2022年10月30日 10時39分48秒 | ベース

2021年限定発売だった
Fender 2021 COLLECTION MADE IN JAPAN TRADITIONAL LATE 60S JAZZ BASS
これはいわゆる1966年後期以降の仕様、
ブロックインレイにバインディング指板のネックとVintage-Style "Lollipop"のペグだったわけです。
この仕様とても人気があるのですが、もっとコアな人気を保っていて、私も大好きなのが、
いわゆる1966年前期モデル。
バインディングドットにパドルペグという過渡期仕様です。
先日 Fender USA において発売された、AMERICAN VINTAGE II 1966 JAZZ BASS®
これもいわゆる1966年前期モデルなのですが。
いかんせん357,500円というかなりお高いお値段。
しかもサンバーストとホワイトとシーフォームグリーンという少し謎なカラーラインナップ。
まぁ、この円安物価高騰のおり、仕方がないのかもしれませんが…

日本製の方がお得じゃん?ということで、イシバシ楽器さん、出してくれましたよ

Ishibashi FSR 2022 Made in Japan Traditional Late 60s Jazz Bass

製品仕様からの抜粋です〜
1966年初期仕様のネックバインディング、マッチングヘッド仕様にドットポジションマークと言う、いわゆる“ドットバインディングJB”を再現しました。
この年式といえばパドルペグは外せません。大人気のHAMA OKAMOTO PBに搭載されているものと同じパドルペグを搭載! マッチングヘッドと相俟って特別な雰囲気を醸します。
奇しくも最近話題のUSA製シリーズ"American Vintage II 1966 Jazz Bass"と似たルックスとなり、
その再現性の高さをMade In Japanシリーズで実現する事に成功致しました。
ピックアップはUSA製の US Vintage Jazz Bass(R) Pickup ピックアップを搭載しており、
通常のTraditionalシリーズよりもパワーアップしたサウンドをお楽しみ頂けます。

そして何より、前回の 2021 Limited で不満だったボディ材が!

通常のTraditional 60s JBはバスウッドを採用しておりますが、当機は当時の仕様と同じアルダーボディを採用。
豊かな中域を楽しめ、バンドサウンドの中でも埋もれない存在感のあるサウンドに仕上がっております。

\(^-^)/ さすが、イシバシさん、わかっていらっしゃる。

色がヴィンテージホワイトのみというのは少し残念ですが、USA モデルの半額以下の 149,000 円でこのスペック。
やっぱ日本製が1番コスパ高しですね。
まぁ、相変わらずペラペラのソフトケースは不満ですが、まぁ後で好きなのを買えばいいし。

うーん、これはかなり魅力的ですね。
ちなみに調べた感じだとボディ重量は概ね 3.9〜4.1キロ前後くらいのようです。

バインディングネックは少し重めなので個人的にはあまり軽くない方がおすすめですかね。
うちの Provisinon のバインディングドット君は 4.1 キロくらいなのですが、
ハカランダだからというわけではないでしょうがー
若干ヘッド落ち傾向があります。

残念ながら、北の大地にはイシバシ楽器さんがないので…
(一時期あったんですけどね…)
試奏できないのがとても残念ですが…
本州の方、見つけたら試奏してみてください。
うーん、東京に行きたいなぁ…
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SUMO COMP と FOCUS ~赤のコンプ対決!

2022年10月19日 22時51分21秒 | エフェクター

日々秋も深まり、北の大地は山の方から雪の便りがきかれるようになりました。
この頃はスタッドレスタイヤのCMが多くなりましたね。
もうすぐ冬ですかね。

さて、今年購入して良かった物!エフェクター編
でまず私があげるのは
SUMO STOMP by Innerbamboo の SUMO TRON (オートワウ)
Limetone Audio の Focus  (コンプ)
このふたつです。
(もちろん、Gainsumo や#8 も良かったですが、ギター用ということで…)

で、毎月中旬の SUMO STOMP 祭りがまた今月やってきました。
今回は SUMO PRE と SUMO COMP が合わせて100台売り出されるということで
前からずっと興味のあった、SUMO COMP をGET しました。
今回は普通に某有名楽器店の楽天ショップで購入できました。
朝に楽天を覗いたらなぜか普通に売ってたみたいな感じですかね(^_^)

で、今回はせっかく真っ赤な筐体のコンプがそろったので、
私の大好きな Focus 限定 Version と SUMO COMP を比較してみました。

細かい、スペック等は今回は省きます。
まず、かかりぐあいもそうなんですが、思った以上に音に違いがありました。
まず、SUMO COMP ですが、極めて原音に忠実です。
うちのハカランダの Provision VJB はボトムから高音まで実に幅の広い帯域で鳴るベースなんですが
その帯域が一切せばまりません。重低音が全く痩せません。
というかスイッチを押してコンプを通しても全く音質が変わらないんですね。当然ノイズも皆無です。
なんでしょうね。モニターヘッドフォン(SONY MDR-7506) で入念にチェックしても
ハイ落ちも低音痩せも全くないんです。
むしろより高音質になってるといいますかヘッドルームが広くなってるような印象がします。
これっていわゆる高級オーディオの世界なんでしょうかね。
これが SUMO STOMP のペダルの特徴でしょう。
そういえば SUMO TRON でも同じようにこの高音質に驚きましたから。

で、Focus なんですが、
こちらも原音と変わらないと思っていたのですが、
SUMO COMP と比べて、よーく聞きますと一言で言うと原音の再現度はごくわずかに落ちます。
でも、低音が痩せてるとかハイが落ちているということではなくて
ほんのりと中域が主張してる感じですね。
LOW と HIGH のトーン調整つまみがあるので、ブーストもカットもできるのですが、
両方をフラットの状態にしても少しミッドの押し出しがあるんですね。
で、これがまた絶妙な味付けがされてると言いますか…
単体で弾いているとわからないのですが、アンサンブルで鳴らすと少し音が抜けてくるんですね。

SUMO COMP は原音そのままで叩いてつぶしている感じなので、Focus と比べると正直音が前に出てこない感が少しあります。
もちろん、ミッドが欲しければ、プリアンプ等で好みの音を作り上げればいいわけなのですが。
今回、単体で使った場合にそういう違いを感じたということですね。

一方音質以外のいわゆるコンプ感なのですが、
SUMO STOMP の方が COMP が効く段階が少し早めな感じ、 Focus より、より「コンプ」かけてる感が強いですね。
アタック、リリース、スレッシュホールド等のつまみがあるので細かく調整できますのでより好みのセッティングに追い込めると思います。
取説をみますと、各つまみは8時~10時くらいからスタートするのがお勧めのセッティングのようですね。

その点、効き始めるポイントを含め、おまかせでいい感じになるのは Focus の方ですね。
いわゆる、リリースとかアタック調整とかはないですが、コンプつまみだけでシェフのおすすめコンプ的な感じです。
やはりこのコンプの効き具合は私の好みですし操作も楽ですね。

まぁ、どちらも4万円を少しきるくらいで安くはないので、
ものが良いのは当たり前なのかもしれませんが
どちらも名機だと思います。
この二つのコンプは、お店で見かけたら是非とも試奏して欲しいですね。

音質の良さとナチュラルさは SUMO COMP 、かかり具合のナチュラルさは FOCUS、
とにかく SUMO COMP は音質が素晴らしいし、 FOCUS はコンプ嫌いの人でも気楽にいい感じ使えます。

ちなみに SUMO COMP は 360mA とあいかわらず電気食いで 500mA 以上の電源ポートにつなぐのが安心でしょう。
FOCUS は前回測定したときは 27mA くらいでしたので、9V 電池を外付けでも動かせそうなレベルですね。

そういえば SUMO COMP の 4/5 スイッチ、BB435 で試しましたが、実際そんなに差がわからなかったのですね。
今度 ATELIER Z の Beta-6 で 再度週末にでもじっくり確認してみようかと思ってます。
まぁ、とりあえず、5 の方にしとけばいい感じもちょっとしてますが。

ちなみに、今月売り出された、 SUMO COMP と SUMO PRE ですが、
パーツの調達が難しくなってきたそうで…
しばらく再生産の予定がないそうです。

ですので、今月末くらいにはもしかするとまた市場から消えてしまうかもですね。
SUMO STOMP の音質の良さは相変わらず
まさに恐るべしという感じですね。

以上、簡単な比較、紅いコンプ対決のレポートでした。

だんだん寒くなってきましたし、コロナもまた流行してきたようです。
みなさまもお体に十分お気をつけてお過ごしください。

では。
コメント (2)
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重たいのは肩にくる~軽い5弦ベースを探してみました~YAMAHA BB435~

2022年10月10日 10時05分38秒 | ベース

すっかり寒くなりましたね。
今週は北の大地も朝晩はストーブ着火です。
本州も寒いそうですね。
ちょっとこの前まで季節外れの30℃とかニュースでやっていたのですが、今や最高気温が13℃とかですからね。
風邪などひかれてませんでしょうか。
私は少し鼻水出てますね…やはり寒い。
来週は寒の戻りで暖かくなりそうですが…

さて、前回のスタジオ練習で約4.6キロの ATELIER Z 6弦の重さにめげ、軽い5弦が欲しいとつぶやいた私です。
そこで、さっそく軽い5弦探してみました。
条件的には…
少しでも軽くするため今回は6弦ではなく5弦。
重さは4キロ前後、
この際、アクティブでもパッシブでもよし、
予算的には10万円以内。弦間ピッチは 18mm くらいは欲しい。
スケールは34インチ以下。
ショートスケールなんかもちょっと考えたのですが、
LOW-B の鳴りへの不安や弦間ピッチの狭さ等ので対象から外しました。
まぁ、いろいろと探してみたのですが…
やはり20万越えならのハイエンド機種なら結構よいのがあるのですが…
この予算内だとなかなか見つからないですね。
特に重さが 4.4 キロ以上になってしまうんですよね。

Fender MEX のジャズベースは顕著で
なぜかアルダーパッシブが重たくて、軽いほうでも大体4キロ代後半で重たいのは5キロオーバー。
アクティブだと YAMAHA の BB735A が 4.5 キロ前後くらいですし。
IBANEZ は軽いアクティブで良いのですが、弦間ピッチ 16.5mm が基本で一部のハイエンドモデルに18mm があるくらい。
まぁ、最新のブリッジは少し調整できるのでピッチを拡げられますが、それでもネック幅とのバランスで実際 17mm くらいが限界ですので、これも見送り。
そんなこんなで細かいところを見るとなかなか良い候補がないんですね。

あとは 4弦は JJ が多いので、今回は HH か PJ が良いかなということで
結局メーカーは YAMAHA が最有力候補になりました。
シリーズ的には YAMAHA の TRBX と BB の二つに絞りました。
最終的に手頃なモデル、 TRBX505 と BB435 の対決になりまして。
TRBX は4キロを切る個体も多く、プリアンプ内蔵なので良かったですが
どうにも少し音が暗い感じがするといいますか…個人的にどうも好みでないのですね。
どちらかというと BB のオーソドックスで素直な音のほうが好きなんですね。
ただ、BB435 は重さにばらつきがかなりあるようで、4.5 キロなんて個体もありました。
そこで、いろんなところに実機の重さを問い合わせまして、
秋葉原方面の某大手の楽器店に約4.0キロの個体が見つかったので確保しました。

ということで、結局 BB435 にきめました。
事前に 4.07 キロと店員さんから聞いてたのですが、実機で体重計で測ったところ4.0キロジャストくらい。
おそらく BB435 としては最軽量の部類でしょうね。
実際、少し軽すぎのようで、若干ヘッド落ち傾向がみられます。(^_^;)
まぁ、5つのペグですし、今回軽さ優先なのでそこは目をつむることにします。

で、実際弾いてみた印象ですが…
まだ新品と言うこともあって、まだこなれてない感じですかね。
これから引き倒さないとまだまだ実力はわからない感じですが…

ただ、ネックはもう本の少し薄くて幅広でも良いかなという感じはしますね。
でも、これ以上薄くすると強度的にも難しい物があるのかもかなぁ。

で、ずっと気になっていたのが弦の長さです。
WEB の仕様一覧表を見るとダダリオの EXL170 を張っていると書いてあるのですが、
ボディ裏側から張る場合にはスーパーロングスケールの弦をお薦めします。
なんてこともさりげなく書かれていたりします。
今回はダダリオの 普通のLONG 弦 NYXL45125 に張りなおしてみました。
結論からいいますと
ダダリオ弦ならスーパーロングスケール 弦でなくてもロング弦でも裏通しOKでした。
まぁ、ギリという感じではありますが、問題はありません。
もしかすると、少し短めの弦、
R.Cocco あたりなら EXTRA LONG じゃないと厳しいかもしれませんね。

今回はポジションマークに 8mm の蓄光シールを貼ってみました。
別のブロックタイプなんかのシールを貼ることも考えてはみましたが…
こういうシンプルなのも結構良いですね。

せっかくなのでストラップも Richter の BASS STRAP を新調しました。
ちょうど輸入代理店の over the field さんの web shop の がセール中でしたし。
このストラップですが幅は十分なのですが…
惜しむらくは裏地がもう少し滑らない素材だともっとよかったかな。
まぁ、厚さももう少し欲しいところですが。値段的にそれは贅沢ですね。

で、 BB435 の話に戻りまして…
やはり、さすがに世界のヤマハ。
これくらいのベーシックグレードでも全く死角はないですね。
クオリティ、仕上がり、出音、さすがです。
この値段で導電塗料塗られてノイズ処理なんかされてますしね。

確かに金属パーツはもう少し質感が欲しいという声もあるようですが、
この値段としてはそれは望みすぎでしょう。
実際、コスモブラックとかに変えるともっとカッコ良くなりそうではありますが。(笑)

前の BB シリーズと比べるとボディが小さく薄くなっているせいか
LOW の出方は若干弱くなっている印象の現行BBですが…
実際、まだ新品でこなれてない感じもありまして
低音は特にプリアンプ等で補正が必要な印象は否めないのですが。
もともと素直な出音ですので、少し EQ 補正すれば低音不足は気にならなくなりますね。
バズの出方もとてもいい感じで好感が持てます。

某ショップ(音館)のレビューなんかではパッシブなら BBP35 よりこちらのほうが良いとか
とにかくコスパ最高とか書かれてますねいますね。
たしかに、以前、YOUTUBE の BB735A との比較映像で BB435 が BB735A に負けていないのは確認してましたので。

たしかに日がたつにつれて鳴りが良くなってきているような気もしますね。

唯一個人的に気になるのはネックですかね。
それは強度とかではないのです。
弦間と指板Rの感じといいますか。
個人的にいまいちしっくりこないといいますか。
少し慣れないと弾きにくさを感じるところですかね。
おそらく、これは全部のBBの5弦モデル共通の話なのだろうと推測しますが。
もしかすると弦高の設定とかもあるのかな。
ただ、これは完全に個人的な好みだとおもいます。
あと、18ミリといわれる弦間も数値より少し狭く感じますね。
おそらくナットをあと2,3ミリ広げるとさらに弾きやすくなるような気がします。
5弦のなっとで 43 ミリは私には少し細すぎる印象ですね。
ローフレット側で少し左手の運指に気を遣うところがある気がします。
そういえば、昔から私は平たくて幅の広いネックのほうが好みでした。
そのせいですかね。
あと、軽すぎてヘッド落ち気味なのは
肩の負担とトレードオフなので全然気にしてません。(笑)

もしすると、BB435 の良さをさらに実感するだけかもしれませんが、
是非、そのうち上のグレード、BB735A や BBP35 も弾いてみたいですね。

それから、やはり5弦も良いですが、基本の4弦はきっともっと良いだろうと思ったので。
BB434、BB734A、BBP34 の中からひとつ欲しいなとちょっと思いました。
BB434M は以前持っていたので引いたことがあるのですが、
ローズ指板の3本をいつか弾き比べできるといいですね。

値上りしないいうちに BBP34 とか持っておきたいななんて思ったりする今日この頃です。
(最近国産のベースギターもどんどん値上げしてきましたからね。)

まぁ、いずれにしろ、次回のスタジオ練習はこいつで行ってみようと思っているので
ゴリゴリ引き倒して慣れていこうと思います。

秋深し、これから寒くなりますが、皆様も風邪などひかれないようお気を付けください。
それでは、また。(@^^)/~~~

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