北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

これでしか出ない音がある~Spector NS-2J Pre Kramer~

2024年08月07日 22時43分38秒 | ベース

本州は猛暑が続いてるようですね。
みなさん体調崩されたりしていないですか?
今年も北の大地は湿気が多くてとても爽やかとはいえない感じになってますね。

先日、以前、バンドで一緒だったメンバーと久しぶりあって食事をしたのですが。
とても元気そうだったんだけど、その後倒れて突然入院しちゃったりして…
ある日突然何が起きるか…世の中わからないものですね。
今は元気になっているようですが…

さて、人間、あの時こうしていればなんて後悔は…
半世紀以上も生きていれば数えきれないほどあるものです。
ただ、人間後悔してばかりもいられないですし。
失敗したら、また前を向いてやりなおせば良いわけです。

さて、私の BASS ライフの話においても当然のように多くの後悔があります。
あの時、手放さなければ良かった点あの BASS たち…
なんていうのは当たり前にあるわけで、今回の BASS はその中でも一番の後悔だったりします。

私が中学の頃から始めた BASS ですが、大学を卒業して社会人になる頃には
もともと鍵盤から音楽に入ったり、当時DTMがはやり始めたりしたのもあり
おまけに PC お宅だった私はシンセをいじってるだけではあきたらず
DTMで打ち込みに、夢中になりまして BASS や GUITAR といった楽器に全く触れていない時期が続きました。
ちょうど会社勤めをしてから15年間くらいですかね。

それからm横浜に転勤して数年経過して打ち込みもやらなくなった頃、
とある北海道出身のスーパーベーシストの実演を見る機会がありまして
MOON の6弦フレットレスはまさに魔術のようでした。
どなたか察しがついている方もいるとは思いますが…
BASS でヨーロッパを行脚されたあの方です。

そのとき、また BASS を弾いてみようかなと思いまして、再び始めることにしました。
どうせ復活するなら、学生時代にずっと欲しかったブランドの BASS をということで選んだのが Spector でした。
最初に購入したのはチェコで生産されていた黒の Euro 4 LX というモデルでした。
そのうち、白のチェコ製も買ったりしてすっかり Spector にのめり込むのですが…
やはり、本家の USA 製が欲しい…ということで
その後、購入したのが USA 製 いわゆるプリクレマー期の NS-2J です。
Spector に詳しい方にものを見てもらって本物のお墨付きをいただきまして、
一晩悩んで購入いたしました。
たしか 35 万円くらいだったでしょうか。
ヘッドのマークが消失していたので相場より少し安かったように思います。
ボロボロのハードケースに入ったナチュラルボディの NS-2J を横浜の ISHIBASHI からタクシーに乗って、
当時住んでいた戸塚区まで帰ったことを思い出します。

NS-2J を購入した後、久々にバンドライフも復活しまして、オリジナルバンドの BASS を弾かせてもらうようになりました。
そのころは NS-2, NS-2J, NS-4 とSpector USA がメインでしたね。
韓国製やチェコ製や日本製の Spector もいろいろ購入しましたが…
やはり最終的には USA 製の HAZ Lab のプリアンプが欲しくなっちゃうんですね。
作りの良さと出音はやっぱり USA が一番です。

Spector USA は何本か購入しましたが、弾いていて一番元気がでるのがプリクレ NS-2J でした。
NS-2 もよいのですが NS-2J はガッツがある音といいますか…
ご存じの方も多いかとお思いますが、Spector は基本はスルーネックなのですが、
この NS-2J はボルトオンで、いわば廉価版なんですね。
ところが、この廉価版は 83 年から 85 年の間に200数十本しか製作されなかったこともあって
そういう意味でかなり人気のあるモデルです。
まぁあのごっきー(後藤次利)やナルチョ(鳴瀬)が弾いていてさらに有名になったこともあります。
80年代の NS-2 を弾いたことがあるのですが個人的にはゴリゴリしすぎて苦手な音なのですが、
NS-2J はどちらかというとバキバキとしたブライトでこのみな感じの音です。
まぁ世の中には Spector はもろ EMG の音だという人もいますが
やはり HAZ Lab 製のプリアンプが秀逸なんでしょうね。
あとメイプルボディもよいのだと思います。

まぁ、そんな大のお気に入りの NS-2J ですが、
数年前に気の迷いで手放してしまいました。(号泣)

その後もバダスブリッジでシャーラーペグの NS-2 2010年製はメインで愛用してきたのですが
NS-2J は手放してしまいましたですね。

ここ数年で USA の Spector は急に値上がりまして、
円安ドル高、アメリカのに人件費や物価の高騰等で気がついたら新品の USA 製はいまや100万超えになってます。
いやぁ。こんなに値上がるなら もっと無理してても Spector 買っておくべきだったと
後悔先に立たずという感じでした。
ちょっと前なら 50 万くらいで買えるものもあったんですけどね。
当然 新品につられて中古品も根刈りが始まりまして
40 万くらいだったのが 60 万、80 万とどんどん値上がってしまい、
これはいよいよまずいと今年あたりから危機感というかそう思い始めました。

もし USA な Spector を購入するなら…いや、もう死ぬまでに購入しておかなきゃならないレベルということで
プリクレ Spector NS-2J を購入するしかないと最近思い始めて
ここ数ヶ月そ悩んだ末に関西の某楽器店で売られていた
比較的リーズナブルだった赤の 85年製 Spector NS-2J をおうちにお迎えしました。

ボロボロの無印のハードケースに無造作に入っているところは以前購入した NS-2J と同じ雰囲気ですね。
ただ、色は真っ赤 で塗りつぶし。
どちらかというと少し Fiesta Red に近い色合いですかね。
ネックは以前使っていたものよりは細めな気がします。
以前使っていた NS-2J はもっと幅広でごつい感じだった気がします。

久々に弾いて、そうそうこの音が NS-2J だよねととても懐かしくなりました。
ブライトでアタックが強めの JJ スタイル。

重さは 4.1 ~ 4.2 kg という感じでしょうか。ちょうどよい感じです。
まぁ安くはなかったですが、プリクレとしては相場より安かったと思います。
おそらくこの派手な赤い色がしばらく売れなかった理由ですかね。
黒とか白が人気ありますからね。

ネックは PLEK で調整済みですこぶるグッドコンディション。
ブラスのナットは交換されてるようです。
プリアンプやピックアップはオリジナルのままですね。
バダスブリッジもシャーラーのペグもオリジナルのままです。
商品説明にはパーツは83 年と 84 年製で シリアルは 85 年製とのこと
見た目もなかなか良い感じで家族にも評判が良いです。
プリアンプはもちろんプリクレーマー期の HAZ Lab 。

以前弾いていた NS-2J は作りが荒い感じでしたが、こちらは丁寧に作られている感じですね。
ボディの傷も目立つものはなくとても大事にされていた感じがあります。
まぁ、そのせいか、まだまだ弾きこんでいけば鳴っていきそうな感じで鳴りは少し物足りない感じではあります。
フレットは7割程度との説明でしたが、PLEK 調整されてるので 弦高は低めにできますし、
何より赤いボディも素敵です。

こいつは墓場まで持って行く一本になるといいなぁと思ってます。

最近は多弦ばかり弾いていたので、4弦は久々な感じですが、
BASS って基本は4弦だってことを少し忘れてた感じがします
また原点に戻って BASS LIFE を楽しんでいこうと思う今日この頃です。

プリクレ NS-2J はこいつにしか出せない音がある Spector だと思います。
まぁ、好きか嫌いかなんですけどね。
私はこの音が大好きで唯一無二だと思ってます。

コメント (3)
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初お披露目まで半年~ATELIER Z M#265 19P '66 LTD.

2024年07月07日 20時59分54秒 | ベース

ここのところのぐずついた天気でうちの子(ベース達)は少し逆そり傾向です。

昨晩半年ぶり以上にバンド練習がありまして…
スタジオ練習で今年の頭に入手した、ATELIER Z M#265 19P '66 LTD. をやっと初投入しました。
マットな黒のボディ、
66年仕様とうたっておきながら丸ペグではないペグ、
そして少し広めな弦間ピッチ 19 ミリと
ちょっと特殊なスペックではありますが、
ボディはアルダー、
ドットバインディングのメイプルネック、
ローズ指板、
と極めてオーソドックスな安定のサウンドです。
アッシュボディ&メイプル指板のバキバキ感もよいですが
アルダーボディ&ローズ指板のまったり感もなかなか捨てがたいです。
ちなみに、黒好きなうちのメンバーには大好評でした。

残念なことに最近は国産である
ATELIER Z のカスタムモデルも 40 諭吉もとい 40 栄一くらいにまで高騰してまして
30 栄一前半くらいで購入できた、昨年くらいまでのモデルを購入しておいたのは
今でも良い判断ではなかったかと思います。

止まらない円安、ドル高、ユーロ高で
ベースギターのみならず、
アンプやエフェクター、
そして弦までも値上がりが止まりませんね。
消耗品の弦まで値上がっていくのはなかなか厳しい状況です。

特に暑い時期の多弦使いさんにはとても厳しい状況です。
少しでも安い通販とか探しちゃいますね。

そういえば話は変わりますが…
ずいぶん前に ZOOM MS60B+ の初期ロットを運良く購入できたのですが
なんていいますか ZOOM MS60B に慣れているせいか
正直ちょっと使いづらい感があります。

例えばアンプシミュレーターはEQが なくなっているので
追加でEQユニットを追加しなきゃならなかったりするし
まだ、エフェクター数ももっとあっても良い感じもするし
多分、音は良くなっているんだとは思うのですが。
一見コントロールしやすそうに見えるのですが
オペレーションも少し変わってるので前モデル使用者は少し慣れが必要ですし
まぁ音質を含めて進化しているところもあるのでしょうが、
慣れなんでしょうけどね、私は正直全然使いこなせてないですね…

最近はなんかそそるエフェクターもなくて
少し寂しい感じですね。

なんだかんだ言っても歪みは音痩せしない
Darkglass Electronics が一番良い…
あと SUMO STOMP とかは少し高いけど音質はすばらしいし。

個人的に最近とても気になるのは
Kikuchi Guitars Hermes の 5弦 ですかね。
でも 40 栄一 くらいするんですよね。
ただ、今度S村楽器に行った時にでも試奏してこようかと思ってます。

そういえば、昨晩練習後の飲食で町中歩きましたが…
すごい人でしたね。
最近は観光客も多いみたいです。

本州は猛暑のようあんおでお気をつけください。
ではでは(^_^)ノ
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ポップでコンパクトでもマッシブ?Epiphone Newport Bass

2024年06月08日 17時57分51秒 | ベース

GWはあんなに暖かかったのに、
つい一昨日まではストーブが恋しくなる日が続いたり、寒暖差の激しい今日この頃ですがみなさん体調を崩してたりしていませんでしょうか?
久々ののブログになってしまいました。
実は5月に書きかけのブログもあったのですが完成せずに
そいつはまたの機会にでもアップしますかね。
さて、世の中、異常な円安で物価も高騰…
欧米のギター、ベースの値段の上昇は全く歯止めがかからず見るたびに値上がっている
そんな感じすらしますね。
最近は国産もつられてきて値上がりが顕著で…
20万くらいだったのが30万に、30万くらいだったのが40万に、と
こちらも確実に上がっております。

そういえば先日発売された Spector USA Custom Shop Doug Wimbish Model DW-4 True Champagne Gloss Limited Color
限定のモデルとはいえ軽く100万越えで売り出されたのはびっくりしましたね。
ちょっと調べたら普通の USA NS-2 でも6,600ドルくらいするようなので
今のレートで換算すると 100 万はもう超えちゃってますね。
USA な Spector もとうとう 3 桁になってしまいましたね。
うーん、なんかもう一本なんて夢はどんどん遠くなる。

さて、今回はアジア製のリーズナブルなベースの話です。
実は、昨年からずっと気になっていた POP で CUTE なベースがありまして。
それが今回紹介する My New Gear
Epiphone Newport Bass です。

いつもの商品説明からの抜粋です…
1960年代初期のオリジナルモデルが現代のニーズに合わせて復活!
Epiphone Newport Bass は、1961年にデビューしたエピフォンのオリジナル・モデルです。
この度リリースされたNewport Bass は、その希少なヴィンテージ・モデルに敬意を表しながら現代のベーシストのニーズを満たすよう改良が施されています。
ミディアムCプロファイルのネックデザインをもつ 30.5 インチ・スケールのネックは握りこみ易く、幅広い層のプレイヤーの手にフィットします。
左右対称のダブルカッタウェイ・ボディにより、すべてのポジションでストレスなく演奏することが可能です。
ネック側の Bass Sidewinder ピックアップは豊かで深みのある音色を、ブリッジ側の TB PRO はブライトな音色を生み出します。
2つのピックアップは、マスターボリューム、トーンコントロール、ブレンドノブを装備しており、好みのトーンバランスを得ることができます。

しかし、たしか昨年発表されているにもかかわらず、
私は一度もブツを見たことがない…
市場でも見かけたことのない、なんか不思議なベースだったんですよね。

しかも米国当たりでは youtube にレビューがあがっていて
それがあまり評判が良くない。
私がよく見ている LowEndLobster のレビューでも最低な評価。
チューナーが貧弱だとか、調整しづらくていただけないブリッジみたいな。
しまいにはブリッジとチューナーを交換する YOUTUBE の映像もあったりして

結論、安かろう悪かろうなのでお勧めしないみたいな印象を持っちゃいましたね。
実際そんなに EPIPHONE の本質が悪いのか?
最近の GIBSON USA の品質も値段ににあってないとかレビューで聞いたりするし
実際どんなクオリティなのかもう懐疑的な印象しかないのですが…
見た目は色も綺麗だし形もかわいいし、ショートスケールでとりまわしも良さそうで
いいなぁとずっと眺めておりました。

一向に日本市場で見かけることもなくて
日本にいつ入ってくるんだろう?と思っていたのですが
今年の春くらいからですかね…やっと市場で見かけるようになりました。
カラーは伝統的なチェリーに加え、カリフォルニアコーラル、サンセットイエロー、パシフィックブルーの3色をラインナップ
個人的に一番気に入ったのは、カリフォルニアコーラル
日本で言えばやまぶき色みたいな感じでしょうかね。オレンジっぽい黄色みたいな。

出島でみていたら、
あの名古屋の GRACIAS さんで
PLEKを使用し測定、すり合わせ、調整、
弦交換、1 弦 1.7 mm - 4 弦 2.1 mmにて調整されて
道具としてお使い頂ける即戦力仕上げにした一品ですと…

まぁ、送料込みの販売価格は他店より少しお高めでしたが、
北の大地ではお目にかかれないあの PLEK で調整したとなれば、
もう安心感絶大。
これは買うしかないですなということで発注~ ポチッとな。
Epiphone ロゴの段ボールにはいって宅配便で届きました。
重さは 4.18 キロということでマホガニーとしてはかなり重めな固体ですかね。
まぁおかげでヘッド落ちとは気になりませんですが…

で、ネックは調整済みなのでむずかる所も特になく問題なし。
さて、ネックですが、
商品紹介で書かれてるほど私的には弾きやすいという程でもなくごく普通ですね。

スペックは
Body:Mahogany
Neck:Mahogany
Fingerboard:Indian Laurel
Fret Number:20
Joint:Set Neck
Pickup:Bass Sidewinder(front)、TB PRO(rear)
Control:Master Volume、Blend Knob、Master Tone

バランサーは違和感のないタイプでそこは良かったかな。
たぶん、 Embassy Bass とは逆向きのタイプじゃないかな。
で、音ですが、
フロント Bass Sidewinder こいつは所謂ボワボワしたよく言えば重低音、悪く言えばブーミーな低音、
個人的に気に入ったのはリアの TB PRO のほうですかね。
こいつはなかなかミッドの抜け感が良いですね。
個人的には両方 TB PRO で良かったんじゃない?とも思いましたが
まぁ、GIBSON / EPIPHONE 系のベースのフロントは
ショートスケールだし低音を補う意味でサイドワインダーが定番って感じなんですかね。

チューナーはまだ使いはじめだからかわかりませんが
一回チューナーで調律しても少し使うと少し狂う的な感じは確かになくもないかなぁ。
安定性はあまり良くないかも。
ブリッジはヒップショットの 2 Point Super Tone Bass Bridge とかに変更すればもっと良いのでしょうが
まぁ、調整済みで変更する必要もないのでまぁ、ここのままで使うのが正しいスタイルですかね
一応チューナーやブリッジ、テイルピースなどはオリジナルモデルのデザインを踏襲されたものとなっているそうですし

そういえば、知り合いがヘッドのメーカー名が昔の独立してた頃のエピフォンのものだとか言ってましたが。
でも1ハムの頃の Newport ベースとはヘッド形状違いますよね。

さて音の印象ですが、見ての通りまぁ、カバードハムバッキング2発ですし
意外と重めの個体なので思ったよりはマッシブな感じですかね。
見た目以上にロックなベースだと思います。
もちろん、スラップとかに間違ってもむいているとは言えないベースですし…
どっちかというとピック弾きの方が似合いますかね。

それから、付属のソフトケースは相変わらずのペラペラでしかも長さも合ってないので
お店が付属させたのは、たぶんロングスケールのベース用ですかね。

サイズ的には少し大きめなギター用ギグケースなので
ちょうどよさげギグケースでも用意しないと練習には持って行けなさそうですね。

ギブソン系はネックが弱めなので…セットネックだし耐久性は心配ですね。
ちゃんとしたギグバッグでもさがすかなぁ。

しばらく家で試してみて実戦投入できるか判断ですね。

ちなみに無印のステッカーと色合いがマッチしたので
ステッカーチューンいたしました。

そういえば今年はエピフォン サンダーバード '64 も発売されてますね。
サンダーバードなんかもちょっと興味出てきましたね~o(^o^)o

ではでは(^_^)ノ
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66 年にこだわったわけでもないけれど~ ATELIER Z M#265 19P '66 LTD.

2024年01月07日 19時30分29秒 | ベース

明けましておめでとうございます。<m(__)m>
今年は年始早々、元旦の能登半島地震、二日の羽田空港の航空事故と
何が起きるかわからない波乱の年明けとなりました。
もうこれ以上大きな災害や事故が起きないことを祈るばかりです。

12月は仕事が忙しく、まだ1月も忙しかったりはするのですが…
私としては珍しくベースを一本も購入しない年末となりました。
このまま夏まで我慢して…と思っていたのですが…
やはり病気は再発してしまいました。

実はたまにはパッシブの5弦もいいかなぁとか思って…年末あたりからいろいろと物色していたのですが
Black Smoker の 新しい Beta J5 や Beta PJ5 が新しく5連ペグになったりして素敵 *^_^* なんて思っていたのですが…
ここにきて改めて自覚したことがありまして。
そうです、私はパッシブよりアクティブのベースが好き! という事実でした。

確かに休んでいたベース生活を 2006年に再開したときも購入したベースはアクティブブリブリの Spector でしたし…
大学生時代に愛用していたベースも IBANEZ の RB ローインピーダンスなアクティブベースでしたし…
9V電池を搭載してないと萌えない!的なところあるんですよねぇ。
変な奴ですね。 (^0^)

赤もいいけど CAR は5弦ではなかなかないし
今度は黒の5弦も良いなぁ~といろんなサイトを見ていたら
ちょうど良いのが ATELIER Z であったんですよね。
黒の M#265 。しかも以前使用していた M#245 に採用されていたマットな黒。
グロスも良いけどマットな黒もなかなか良いのですよ、これが…

しかも今使っている M#265 '70 がバリバリのアッシュボディのメイプル指板なので
今度はアルダーボディでローズ指板が良いなぁと
あれ、よく見るとバインディングドット仕様になってる(^_^)v。
あとピッチは 18 より 19 の方が弾きやすいと最近ちょっと思っていたので
19mm ピッチはまさにジャストフィット。
マッチングヘッドは大好物なのでこれはお約束という感じでしたね。

そんなこんなで完全に見た目とそのスペックにロックオンされまして、
うみゅ、これはとても欲しいぞとなりました。
重量は 4.3 キロ台とちょっと重めかなという印象ではありましたが…
まぁ、アクティブ5弦でとりあえず4キロ台前半なら合格ラインですし…
まぁ、それ以上に見た目にやられてましたので、もう迷いはなく。
気がついていたら元旦の夜にポチってました。(・_・)(._.)

商品名は購入時には ATELIER Z M#265 19P 60s Matt Black となってたのですが
実際に送られてきた箱にもスペックカードにも書いてあったのは
ATELIER Z M#265 19P '66 LTD.
ク○○ワ楽器さん、結構アバウトなんですね… (^_^;

これモデル名は '66 LTD. ですので、66年モデルを再現した限定仕様となっているはずなのですが、
以前使っていた M#245 '66 CTM のようにパドルペグはついていたりしないんですよねこれが。
実際に着いてるペグは GOTOH GB528 だったりします。
うーん…5弦用の丸ペグが用意できなかったんですかねぇ。
いや、昔 パドルペグな Beta5 CTM を見たことがあるし、5弦だから用意できないって事はないはず。
調べたら、実際 GOTOH FB30LP-5 というペグもラインナップもあるわけですし。
丸ペグにしていないのは何かこだわりがあるのかなぁ。
>教えて、ATELIER Z GUITAR WORKS さん
まぁ個人的には逆巻きでなくてヘッド下がりするほど重たくなければペグはなんでも良いんですけどね。
ということで、順巻き60年代風で軽量なペグという仕様になっておりますです。
いずれにしろ、バインディングドットとマッチングヘッド大好きなのでオッケーです。

で、届いたら早速、付いていた弦は全部外しまして、指板をキレキレ♪して
いつもの R.Cocco に張り替えてチューニングいたします。

そういえば ATELIER Z の新品購入は結構久しぶりかも…o(^o^)o
お~やっぱ、新品は良いですな。
今までで買った ATELIER Z 達の中でも一番しっくりくる感じ。
ボディも結構鳴ってる感じですし。

ネックですが、やっぱ ATELIER Z の多弦って相変わらず安定感高いですよね。
これはいつも感心します。
昨年GETした M#265 '70 もク○サ○楽器さんでの購入だったのですが、
今回の M#265 '66 も同様に弦高低めでちょうど良い感じにきっちりセッティングされてます。
とても弾きやすいですね。(^_^)v

音はブリッジ寄りのピックアップ配置でアッシュボディでメイプル指板の M#265 '70 と比べる
60年配置でアルダーボディですので
普通に丸い感じの低音という感じで安心する音ですね。
アッシュも良いけどアルダーも別の魅力があって良いですよね。

プリアンプはいつもの Bartolini XTCT+Spectrum Boost 。
このモデルも M#265 '70 と同じくマスタートーン付きなので使いやすいです。
そういえば最近の M#245 や M#265 って
もしかしてマスタートーンが標準装備になったのかな?
最近、発売になったモデルはみんなついてるそんな感じがしますね。
個人的には大歓迎なのでこれは良いことだと思います。

ちなみにストラップは MOODY にしようかとも思いましたが…
最近表が Leather 裏が Suede ってなかなか良いのがなくて…
最近お気に入りの Richter ストラップの中から黒の Springbreak I を組み合わせることにしました。

とにかく、早くスタジオ練習で投入したいところです。
このベースで今年もつらい仕事が1年頑張れるような気がします。

年始からこんな感じの 66 年生まれの北の国のベース弾きですが…
今年も心の赴くままに好きなことを書いていきたいと思いますので
何卒よろしくお願いします。

みなさまにとって素敵な一年になりますように…
世界が平和でみんなが安心して暮らせる世の中に今年はなればよいのになぁ…
そんなことを窓から雪の降る北の大地で眺めながら祈っております。

ではでは。
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良いベースはすごく弾きやすい、でもどんどん高くなっちゃいましたね…

2023年11月26日 10時40分18秒 | ベース

北の大地はすっかり冬景色になりました。
ところにより大雪、札幌も少し降りまして…
道路はところどころアイスバーンでスリップしやすい状態となってます。
各地でスリップによる事故が起きているようですね。

さて、最近デジマートや楽器屋さんのサイトを見ていて思うのはとにかく, USA なベースが高いということにつきますね…( ゚_゚;)
Fender はもちろんのこと、 Spector しかり、MUSIC MAN しかり、まぁ、 Fodera は前から高かったのでそれほど値上がりした感はないですが
それからあとヨーロッパ製も高くなりましたね。
WAL なんて60, 70 万くらいだったのが中古が 100 万くらい 新品は 1,000 ユーロなので150万くらいでしょうか…
Spector も USA は中古で 40,50 万くらいで買えたのが、気がつけば、 70, 80 あたりまえ、プリクレに至っては 3 桁越えもめずらしくなくなりました。
EURO も気がつけば新品は 30, 40 万台とどんどん上がってますね。

もう手に入らない Pedulla あたりが高騰するのはまだしも…
以前、新品で売られていた値段を超えた金額で中古が売られていたりするのを目にすると…
なんだかなぁと思うのは私だけでしょうか。

以前も書きましたが、最近は Provision や ATELIER Z をはじめとする国産メーカーもどんどん値上がってきてまして
比較的安価でねらいめだった Crews も今年出したものはじりじり上がりはじめましたね。

SADOWSKY や FODERA の USA 製は弾いたことがなかったりしますが…
Spector なんかはやはり国産や EURO 諸国のものとはクオリティは一線を画すできになっていると思います。
こんなことを書くと怒られるかもしれませんが…
正直、 Spector は一度 USA 製を弾いちゃうと USA しか弾けなくなりそうなぐらいしあがりが違います。
最近のベースはトップのエキゾチックウッドが数ミリなんてものありますが…
Spector の USA はたっぷりボディ厚の半分くらいエキゾチックウッドが奢られてますし。
そしてあの HZ Lab のプリアンプが良いのですよね、まさに極上の音です。
そして太めだけどしっかりしたネック。もうびくとも動かない安定感です。
手作りで製作されているので当然なのかもしれませんが…弾いただけでわかるクオリティの高さです。

今は新品で買えない Pedulla も高いだけあって一生使い続けたいと思うよく出来た一品ですね。

先日うちの日本製の Fodera NYC Empire 5 Strings 60FH24 を久々に弾いて思ったのですが…
やはり高いベースは楽器としてのたたずまいがあるのはもちろん、何より普通に弾きやすいんですよね。
高いベースって普通に弾きやすいんですね。
高品質なので良い音がするってのもあるのですが、つくりが良いことによって弾き手にとても優しいということでもあるんですね。

WAL のフレットレスは是非とも一度は弾いてみたいと思いますが、あの値段だともう手の届かないところにいってしまった感がありますし…
正直 PEDULLA BUZZ があればフレットレスは十分な気はしてます。

4弦パッシブなら 国産の JB & PB タイプで良いモノがありますし、4弦アクティブなら Spector , StingRay なんかがあれば十分。
多弦アクティブなら国産なら ATELIER Z かなぁ…
国産 SADOWSKY なきあとは、Kikuchi Guitar がかなり気になりますね。

あとはやはり、多弦パッシブというところになるのですが
ここはやはり、30, 40 万くらいは出さないと良いモノは手に入らない領域だとわかってきたので
国産なら Black Smoker あたりが一番気になるところですね。

最近はヨーロッパ圏からいろんなベースが入ってきてますが…
やはり言えるのは円安のせいで全体的にかなり高いと言うこと。
ちょっとよさげだなと思うともう40 諭吉後半とか越えてきますからね。
50 諭吉とか簡単には手は出せませんよね。

いずれにしろ、残念なことに 10 年くらいまえのように
USA なSpector が中古で 35 万くらい購入できる時代は二度と来ないわけで
ものによっては 1.5 倍 2 倍は当たり前。

まぁ、以前から値上がっている Fender や GIBSON の VINTAGE にくらべればたいしたことはないのかもしれないですが。
それにしても自分と同い年のジャズベースが コンパクトカー位の値段になっているのを見ると…
十年ちょっと前にでも購入しておけば良かったなと思いますね。

今後まだまだベースギターは値上がりするんですかね…ヽ(´・`)ノ フッ・・・
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