北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

2024年を振り返って~Atelier Z、Spector、YAMAHA …

2024年12月31日 17時18分07秒 | ベース

今年も残り一日となりました。
みなさんにとってどのような一年になりましたでしょうか。

年明けから能登の地震、羽田空港での飛行機事故…
ウクライナもイスラエルも相変わらず戦争が続いてます。

そんな年ではありますが私は変わりなく仕事も忙しく、バンド活動も昨年より縮小はしましたが、オリジナルバンドの方は継続できているので良かったですね。

さて、毎年、今年はベースギターを昨年より買わないようにしようと年始に誓うのですが、
なんだかんだ言って、また今年も新しい子達をまた迎えてしまうわけです。(^0^)
ということで、今年巡り会って印象的だった、ベースギター達について書こうかと思います。

まず、今年頭に購入したのが、ATELIER Z の5弦、 ATELEIR Z M#265 /19P 66’LTD. です。
出島で ATELEIR Z M#265 /19P 60's Matt Black MH という名前で売られていたモデルだったのですが、届いてみれば、66’LTD. という限定モデルでした。
マットな黒でマッチングヘッドで 4キロ台前半の重量ということ購入したモデルですが、66年モデルなのに丸ペグじゃないんかいっ!という突っ込みはおいておきまして…
メンバーからもかっこいいと評判が良くて、実際 19 ミリピッチで弾きやすいモデルです。
ATELIER Z も海外モデルと同様、最近値上げが続いてまして…
ここ数年で3回くらい値上がったのかなぁ…
最近は M#265 や Beta5 といった多弦のカスタムモデルは 40万以上になっちゃいましたね。
この頃はまだ、30万円台前半で購入できたので、ある意味、ラッキーでしたね。
オリジナルのハードロックバンドの方ではこいつが今のメインベースになってます。

日本のベースギターの高騰より、昨年あたりからさらにひどいのが。欧米生産のモデルですね。
私の大好きな Spector も高騰がひどくて…今や、新品は100万~150万円になってます。
もう手が出せない領域煮入りましたね。
ちょっと前まではこんなにしなかったんですけどね。
Euroもいつのまにか 40 とか 50 万になっています。
それで、今買わないとやばい!
まぁ、そんな危機感もあって、今年の夏に購入したのが、 Spector NS-2J です。
この 85 年製のプリクレイマー期は関西方面から入手しましたが、こいつは以前所有していた NS-2J ほどネックは太くなくて荒削りな感じもないのですが、
PLEK 調整済みということで、とにかくネックの状態が良くて弦高もかなり低めに出来るますし、ネックも細くて弾きやすいんです。
決して安くは無かったのですが、現在の相場を考えると相当安かったと思います。
今はプリクレイマー期も 90 万くらいしても当たり前という感じになってますので、これもこの時期に買っておいて良かったですね。
プリクレ NS-2J は私にとって80年代を象徴するとても大事なベースなのでこれは本当に手に入れて良かったです。
Spector に関して、前から思っていて言いたいことがあるのですが…
クレイマー期のUSA製ですが、少し楽器店の値付けが高すぎる気がしてます。
以前、87年製の NS-2 を使っていたことがあるのですが…
音がゴリゴリしていて、2000年代の NS-2 と比べると正直、使えるジャンルがかなり限られるのではないかという印象でした。
今となってはここまで高騰すると思わなかったので、もったいないことにすぐに手放しちゃったのですが。
別の言い方をするとクレイマー期の NS-2 の音の骨太さは半端ないのですが…それだけ癖も強いんですよね。
クレイマー期の NS-2 を購入する方は必ず、まず弾いて音を聞いて確かめてから購入したほうが良いと思います。
YOUTUBE とかでもクレイマー期の NS-2 の試奏動画ありますので、是非見てみてください。
私個人なら NS-2 を中古で購入するなら、高騰しているクレイマー期よりも、最近の程度の良い NS-2 を勧めますね。
最近の NS-2 の音の方が使いやすいのではないかと思います。
まぁ、それでもEuroの新品よりは高くて 60 万くらいとかになっちゃうでしょうが。
決してクレイマー期の NS-2 を否定するつもりはないのですが、
過去の値段を知っていて、以前に比べて値付けがあまりに高すぎると感じているんで。
あのゴリゴリした音が気に入るなら、これ以上の唯一無二の兵器はないので。

さて、国内メーカーもじりじりと値上がってきましたが、次は YAMAHA の BB について書こうと思います。
現行モデルが出たのはもう何年も前になりますが…
出たばかりの頃から、BB434M を最初に買ってから、BB234のフレットレス、BB435、等々使用してきました。
以前よりそつの無いモデルという印象は持っていたのですが、今年は縁がありまして、またあらためて対峙することになりました。
彩弦堂さんというカラフルなピックガートを売っているお店を見つけて購入してピックガードの着せ替えなんかも楽しんでます。
事の起こりは青いベースが欲しいなぁ…という単純な話だったのですが、たまたま島村楽器限定モデルのアイスブルーな BB434 を中古で売られているのを見て、これいいなぁと思い購入してから、あらためてそのポテンシャルを再認識することになりました。
その後 BB734A も購入して、二つを比較したりもしました。
不思議なんですが、単体で弾くと BB434 のほうが好みなんですが…
オケの中で弾くと BB434 よりも BB734A の方が重心が低くて音が抜けてくるような感じがするんですよね。
やはり、値段の違いがきちんと感じられるのです。
しかも BB734A ってアクティブとパッシブを切り替えられるのですが、パッシブの方がなんとなく良いんですよね。
これが不思議なんですが、別にアクティブ無くても問題ない感じ。
ということをふまえると、その上位モデルの、パッシブな BBP34 って一体?どんだけなの?
ということでとても興味津々なのですが…
残念ながらなかなか弾く機会もないので、今年は時間切れで巡り会えそうにないですね…
もういっそ BBP34 発注しちゃおうかなとか思う(^0^) 年の暮れとなりました。
来年は BBP34 vs BB734A とかできるといいなぁと思う今日この頃です。

それから、その他のブランドだとやはり Kikuchi Guitars ガキになります。
Sadowsky 東京支部のチーフ・ルシアーを務め、近年ではThree Dots Guitarsを立ち上げた菊地嘉幸氏のブランドです。
もう弾かなくても良いのがわかる数少ないブランドですね。
5弦も軽量に作られたディンキーシェイプの ボディ、弾きやすいネック、そして高音質なサーキット。
5弦のモデルを一度弾いてみたいですね。
本年を言えば Custom Series が欲しいですが、Hermes Series の MV5 あたりになりますかね。
まだ、弾いてみたいベースはいっぱいあります。

さて、今年も残りあとわずかになりました。
皆様に素敵な年末年始になりますよう祈っております。
読んでくれた方々、ありがとうございました。

それでは、来年、元気にまたお会いしましょう~(^_^)ノ
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噂の黄色い奴が日本にやってきた~Mark Bass MB Yellow JB

2024年12月28日 21時16分25秒 | ベース

北の大地もすっかり冬です。
12月としては気温が低めと言うことで石狩南部の降雪量は周りの地域より少なめではありますが、昨年と比べると今年は冬が早く来て気温は低めですね。
先日少し温かくなって降った雨が凍ったせいで、ここ数日は路面がスケートリンクみたいになっていて危険な状態になってます。
今日はずっと真冬日(最高気温がマイナス)でしたが、天気がかなり良く晴れていたせいで幹線道路は少し融けて路面が出まして、少しましな状態にはなりましたが…
日陰はまだまだアイスバーンでとくに交差点付近はブレーキングと発進で磨き上げられた路面で非常に危険な状況です。
下り道でブレーキ踏んだ瞬間ABSが作動して車が斜めったりするのは雪道になれた我々でも少しビビります。

さて、今年もクリスマスは平日と言うことで、なんとなくあっという間に終わった感がありますが、うちのサンタさん(といっても自分自身ですが)は今年は黄色いベースギターをプレゼントしてくれました。

それは、SNSで以前からプロトタイプが公開されていて、とても気になっていた黄色いベース。
やっと日本上陸を果たすという噂をめざとく聞きつけ、速攻でイケベ楽器に発注しました。
で、それは、クリスマスより前の日に北の大地に届きました。
Markbass MB Yellow 前から興味津々だったんですよね、
今回の Markbass MB Yellow は、 PB , JB , Little Bass ,の3種類ありますが、今回私は JB を注文してみました。

まず、商品説明の抜粋を以下に…

Markbassによるエントリークラス・ベースが登場!
MB YELLOW BASSESは、「弾いていて楽しいベースを手頃な価格で!」という理念のもと、Gloxyシリーズの経験を活かして開発されました。
初めてのベースを探している初心者から、2番目の楽器として高品質のベースを探しているミュージシャンまで満足して頂ける高いコストパフォーマンスを誇ります。
Markbass Yellowと名付けられた黄色いボディに黒のピックガードの組み合わせは Markbassを象徴するカラーリング。
Markbass本社のショールームにあるMB YELLOW BASSESのプロトタイプは、価格からは想像できない完成度に、すべてのアーティストや訪問者の注目を集めました。
全てのMBYELLOW BASSESは、イタリアの本社で上位機種と同じレベルで検品されています。

そんな中で Jazz Bass SHAPE なJB の説明…
MB YELLOW JBは細めのネックとオフセットボディでプレイアビリティが高く、2 つのシングルコイルピックアップで、さまざまなトーンを奏でることができます。
フィンガー スタイルやスラップにも対応する汎用性の高い、JBタイプベースです。

Markbassのベースの廉価版はいままで十万円台前半のアクティブのモデルでした。
今回はパッシブで ジャズベとプレベとショートスケールモデルの3種類です。
値段は税抜きで51,000円、税込み56,100円。
YAMAHA でいえば、 BB234 より高くて BB434 より安いので、エントリーモデルになりますね。
ボディカラーは前述の通り、は Markbass YELLOWの塗りつぶしでピックガードは黒となってます。
デザインはイタリー、生産は中国とヘッド裏に銘記されてます。
やはりこの値段だと MADE IN CJINA ですかね。
商品の説明に検品はしっかり行われているとありますが。どうやらそれは間違いないようです。
中国製にありがちな、フレット処理が雑だったりとか、弦とピックアップがずれていたりとかそういったことはありません。
細かい話をしなければ、ほぼそのまま弾けるレベルですね。
普通に仕上がってますね。私は弦高を少し下げたくらいです。
もちろん、入門モデルなのでブリッジやつまみやナット等々、高価なパーツは使われていないようですし。
高級感はないですが、ポップなカラーリングでご機嫌な感じがします。
で本体の仕様は以下です
 BODY:JB style | Poplar
 NECK:Maple
 FINGERBOARD:Laurel | 34″ scale 20-fret
 PICKUP / ELECTRONIC :J/J single coils、VOL/VOL/TONE (passive)

私の個体は重さは4.2弱くらい、他の個体で4.1キロくらいがあったので、おそらく JB は 4.1 キロから 4.2 キロくらいのレンジなのではないでしょうか。
バスウッドなら4キロ前後なのですが…思ったより重いというのが個人的な感想。
予想になりますが、ショートスケールのモデルは3キロ台後半、PB は 4 キロくらいじゃないでしょうか。
まぁ、極端に軽くないのでボディバランスは悪くないですね。
ボディは廉価版に結構使用されるポプラになってますが、これはある意味仕方ないところですかね。
個人的にはポプラよりバスウッドあたりの方が良かったかな。
アルダーでないのは少し残念なところではありますが、ここも値段との兼ね合いでしょうか。
一方、ネックのメイプル材は結構質の良さそうなものが使われていてきれいなサテン仕上げになってます。
ネックの仕上げがグロスか良いかサテンが良いかと言う点に関しては、各人好みがあるかとは思いますが、私は割とサテンも好きなのでこの点は問題なしですね。
でも、それよりも個人的に少し気になったのはローレル指板ですね。
妙にざらざらした質感で、密度があまり高くなさそうな感じで、個人的に好きな感じじゃないですね。
ローズ指板はコスト的に無理なんですかね、
これも少し残念なポイントではあります。
まぁ、音にはそれほど影響は出てこないでしょうから、気にするほどではないのかもしれませんが。

さて、早速音出しした印象です。
音は基本的にはドンシャリになりますかね。
下は思ったよりしっかり出てますし、スラップでの高音の抜け感も問題ないです。
YOUTUBE の映像を見てもわかるように、少しトーンを絞ると結構イナタい感じになります。
ノイズは合格点だと思います。
ピックアップの出力もパッシブとしてはちょうど良い大きさですかね。
Markbass のアンプと相性がよさそうな、まとまった音になっていると思います。
中国製のベースだと、たまに妙に出力が低いピックアップを搭載していることがあったりしますがそこは問題ないですね。
ネック形状も Jazz Bass モデルを踏襲してますので細めで弾きやすいと思います。

初めてのベースを探している初心者には十分すぎる品質ですかね。
黄色のマッチングヘッドは見た目も良いですし。
まぁ、2番目の楽器として高品質のベースを探しているミュージシャンまで満足していただけるかは個人的に少し言いすぎの感があるかなとは思いますが (^0^)
確かに高いコストパフォーマンスを持っているとは思いますが。

ちなみに初期入荷は JB、PBの順で品切れ、入荷待ちに、まだ手に入るのかな?
さっき出島を見たら、まだ GEEK IN BOX に JB の在庫がありそうでしたが、時間の問題ですかね。

個人的にはショートスケールのモデルも興味があったりするのですが…
ただ、どこかのインプレでノイズが気になると言われてましたね。
たしかに試奏シーンの中でノイズが少しになりましたね。
シングルコイルではなくて、Pかハムのピックアップを搭載した方が良かったかもしれません。
ということで年末年始はこの JB を少し弾きこんでみようかと思ってます。

とりあえず、簡単なインプレッションになりましたが点
MARKBASS MB YELLOW は初心者にはお勧めな仕上がりになってるかなと思います。
色が気に入った人は機会があれば楽器屋さんで触ってみてください。
まだ、しばらくは入荷待ちが続くかもしれませんが…
ではでは。(^_^)ノ

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YAMAHA BB434 vs BB734A ViVA!YAMAHA Broad Bass

2024年12月16日 20時36分56秒 | ベース

すっかり冬になりました。
昨年に比べて今年の冬は早いですね。
北の大地は 11 月に雪が降って、すっかり冬景色になって、
それから一旦雪は融けたのですが…
12月に入ってからまた雪が降って…
それから寒い日が続いてまして、もうこれで根雪になりそうな感じです。

さて、このブログではご紹介しておりませんでしたが、10月にとあるベースを中古で購入しました。
YAMAHA の BB434 というメジャーでどちらかというと普通なベースなのですが…
その前に特売で青い moody strap を購入してはみたものの、そういえば、うちには青系のベースが1本もないじゃないか…
ということで何か良いベースないかな?と物色してたんですね…
たまたま中古で程度の良さげな、S村楽器限定色の ICE BLUE な BB434 がありまして…
つい購入してしまいました。
現行のBBは、以前に BB234、BB434M や BB435 を使用していた事もありました。
そんなこともあって、特段話題にもせず、このブログでも紹介していなかったのですが…
このアイスブルーという色はなかなか良い色で実は気になってました。
そして、そのうちに…黒ではなくて、もう少し綺麗なピックガードはないかなぁ?
と言うことで物色してましたら、ちょうど彩弦堂さんという鮮やかなピックガードを作っているところがありまして、
ヤフオクやメルカリでピックガードが販売されてましたのでポチッと購入して着せ替えしておりました。
それから、11月に入って…
BB434 ではだんだん物足りなくなってきて
もっと上のグレードも弾いてみたいなぁなどと思い始めまして
そんな時にまたS村楽器で BB734A の程度のよさげな中古が売りに出ていたので、購入してしまいました。
実は BB735A も5弦アクティブということで、購入を少し考えていたのですが…
かなり重たい個体が多いということ、以前使用していた BB435 のネックが個人的にしっくりこなかったということで、
今回 BB735A は選択肢から外したのです。
まぁ、もの自体も市場になかったのもありますが…
ちなみに BBP34 と BBP35 は少し考えはしましたが、さすがに高くて手が出ませんでしたね。
今回は完全に見送りました。最近かなり値上がりましたし。
青系の個体が市場にほとんどなかったのと値上げとで、割高感がかなりありましたね…
さて、BB734A も猫ちゃんピックガードを前述の彩弦堂さんからGETして装着していい感じになりました。
10月に購入した BB434 とBB734A を少し弾き比べた乾燥と言いますか…
その違いについて感想を書いてみたいと思います。

まず、BB434 ですが、普通に良いベースだと思います。
素直な特性ですし、きちっとノイズ処理もされていてますし、まさに素直なパッシブ PJ ベースという感じです。
普通に弾いていると パッシブでの BB734A よりいい低音が出ている感じがするほどですね。
つくりは高級ではないですが、かといって安っぽくもないですし。
非常にバランスの良いベースだと思います。
ただ、いつも思いますが…
付属のこのペラぺラッのソフトケースだけはいただけないと思います。
コストを下げたいというのはわかりますが、もうちょっとなんとかなりませんかね。
もっとしっかりしたケースつけて欲しいですね。
ちなみに重量は4キロ前後。 BB734 より少し軽いです。

さて、BB734A ですが、さすがに値段が違うだけあって、高級感があります。
ペグやブリッジが黒光していて少し高級な感じ。触った感じでとても良い。
ネックのしっかり感と滑り具合も独特な感じですね。
さて音ですが、そのまま聞くと少し中音域に癖がある感じのようなんですが、
オケと合わせて弾くとと BB434 より少し重心が低め菜感じという感じと言いますか。
BB434 は普通な感じなのですが、BB734A はもう少し現代的と言いますか、デジタル系でもいけそうな印象です。
不思議ですね。パッシブ状態で生で聞いた印象とオケの中で聞いた印象が異なるというのも。
ちなみにアクティブにするともっと現代的でありつつまとまった感じになります。

色はサンバーストとチャコールグレイに近いマットな黒の二つのみですが、今回は黒い方を購入しました。
新色の噂もあるようですが…もう少しポップな色の BB734A もバリエーションに欲しいですね。
赤とか青とか黄色と白とか出してみませんかね> YAMAHA さん..
ちなみに付属のケースはソフトなセミハードケースともいえそうな
しっかりとボディを保護するタイプのギグケースが付いてます。
ここまで、やらなくてもいいとは思いますが、BB434 シリーズにも
もう少し厚みのあるクッションのケースつけて欲しいなぁ。
ちなみに重さは4.2キロちょっとですかね。アクティブ回路もはいってますので少し重たいのかも。
個人的には BB734A はパッシブでも問題ないですね。
切り替えたときの温良さもほとんどないですし。
もちろん、アクティブで積極的な音作りも出来ますが。
結論として、私が選ぶなら、
アクティブ好きな私のことですので、やはり BB734A の方を選びますかね。
もちろん、ピックアップも木材、各パーツがよりコストのかかったもので構成されているモデルですので、
比較するのもあれなんですが…
ただ、普通に弾くのであれば、
意外と BB434 の方がいい感じなので、本来のベースギターっぽいので、こっちを好きな人が多いのではないかと思います。
まぁ、それだけ、 BB434 のクラスでも YAMAHA がきちんとBBを作っているということになると思いますね。
さらに安い BB234 も弾いたことがありますが…普通に使用するならお値段以上のモデルで問題ないと思いますし、
その一つ上の BB434 ならもっともっと長く付き合えるベースではないかと思います。

さて、そうなるといよいよ気になるのは BBP34 。
BB434 のナチュラなパッシブをより高級にした感じなのか…
それとも BB434 → BB734A →???
いろんな想像を膨らませてシマしますが…
いつか試奏してみたいなと思う今日この頃です。

実は私が少年時代に一番はじめに買ったベースが YAMAHA の BB VI 。
あれから40年以上経過してますが、YAMAHA の BB はまだまだ健在で進化してます。
最近品質が落ちているという噂もあるようですが…
日本の有名メーカーとしてベースギターをしっかり作っていって欲しいです。
YAMAHA 万歳! BB 万歳!

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最近のベースギターについて思うこと…

2024年10月27日 22時33分29秒 | ベース

北の大地も10月下旬というのに暖かいです。
先日一瞬寒くなって雪が降ったみたいですが…
早朝似一瞬だったので目撃できませんでした(^0^)
まぁ、そんなわけで市内の紅葉も最近になってという感じでしょうか。

世の中、物価高、いろんなものが値上がってますね。
アベノミクスのおかげで株は上がるけど、円は下がる一方。
GDPも近隣の国にどんどん抜かれてますしね。
灯油もガソリンも上がる一方です。
これから冬の大地は一軒家だと一ヶ月に数百リットル灯油が必要になるので
灯油の値上げは死活問題です。
灯油は一番安かったときの数年前と比べると2倍近くになってるんじゃないかなぁ
もちろん円安だけじゃなくて中東の情勢も絡んでるんでしょうが…
軽油も昔のガソリンのような値段になってますしね。

ということで
当然、楽器類もどんどん値上がってます。
ベースギターで言えば、
一番ひどいのはUSA製
GIBSON、Fender、MusicMan 、そして私の大好きな
Spector の新品が100万~150万とかになってるのを見るともう絶句ですね。
ちょっと前まで新品のUSAって60万くらいだったような。
どんだけ物価上がったんですかね、アメリカって。
実際、物価高騰は半端ないんでしょうけどね。
で、新品が高くなれば当然中古の値段もあがる。
新品で買った当時の値段以上に上がるわけです。

米国製が高いなら、信頼の日本製にすればいいやなんて思ってたら…

国産も ATELIER Z は猛烈にあがってます。
2021年10月のマグニチュードモデルは
M#245 N/M ¥245,000 (税込¥269,500)
M#265 N/M ¥265,000 (税込¥291,500)
でした。
これが3年後の2024年9月になって
<新メーカー希望小売価格>
M#245 N/M ¥330,000 (税込¥363,000)
M#265 N/M ¥350,000 (税込¥385,000)

うぎゃー
しかもこれはあくまでベースモデルの値段ですから
いわゆるカスタムモデルは当然40万円オーバーになります。
ちょっと凝ったカスタムモデルは50万円近くに
出島を見れば、新作はm40渋沢オーバーのモデルばかり。
びっくりですね。
ちょっと前にでた
Kikuchi Guitars の Hermes なんか
発売されたときにはちょっと高いなぁなんて思いましたけど
今では ATELIER Z より少し安いくらいですね。

それから、YAMAHAさんも地味に値上げしましたね。
BB も BBP34 なんかは ¥236,500 から ¥253,000 になりました。
でも、2017年の発表当時ってBBP34って確か¥197,000 でしたよね。
発表された際に、BB2024と比べてずいぶん安くなったなぁと思ったのを覚えてる。
発売当時から5万以上値上ってることになりますね。

資材も人件費も上がるからしかたないのですかね。

ということで、ちょっと前に買っておけば良かったなぁなんて…後悔がいっぱい湧き上がります。

とはいえ、USA製のギターを持っておいる方にとってはお持ちのギターの値段も上がってるわけです。
含み資産が増えてる感じとでもいいましょうか…(*^O^*)

私の場合は、MUSICMAN と Spector くらいかな。
まぁ、国産だと Provision と ATELIERZ あたりかな。
Provision も地味に上がりましたからね。

そのうち、東南アジア製のベースギターも同じになるのかな。
今のところ数千円くらいの値上げで済んでいる感じですが。

これからは、今以上に所謂エントリーモデルでコスパの高いモデルが売れる時代がくるのかな。

まぁ、楽器が贅沢品だと言われれば、その通りなのかもしれませんが
これ以上、値上げされないことを祈るだけですね。

じゃないと、どんどんギターの盗難とかも増えるだろうなぁ。

うちの Spector も今までも少し気を遣ってたけど、これからは今以上にスタジオ練習やライブの際に盗難とか怖くなるかなぁ。
Spector なんか Euro もすごく高くなったし…
Pulseとか、アジア製のモデル買って、そちらを持ち出すようにするとかするかなぁ。
いろいろと悩ましいですね。

そんなに高くないちょうど良い値段、高くても20万円前後で
結構音も良くて、そんなベースを探す日がくるのかな。
ついでに重たくなくて肩にも優しいやつがあると良いなぁ。

次のスタジオ練習、何持って行くかなぁ。
やっぱ ATELIER Z になるかなぁ。
まぁ、Fender のカスタムとか Vintage に比べたら安いもんなんですけどね。
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これでしか出ない音がある~Spector NS-2J Pre Kramer~

2024年08月07日 22時43分38秒 | ベース

本州は猛暑が続いてるようですね。
みなさん体調崩されたりしていないですか?
今年も北の大地は湿気が多くてとても爽やかとはいえない感じになってますね。

先日、以前、バンドで一緒だったメンバーと久しぶりあって食事をしたのですが。
とても元気そうだったんだけど、その後倒れて突然入院しちゃったりして…
ある日突然何が起きるか…世の中わからないものですね。
今は元気になっているようですが…

さて、人間、あの時こうしていればなんて後悔は…
半世紀以上も生きていれば数えきれないほどあるものです。
ただ、人間後悔してばかりもいられないですし。
失敗したら、また前を向いてやりなおせば良いわけです。

さて、私の BASS ライフの話においても当然のように多くの後悔があります。
あの時、手放さなければ良かった点あの BASS たち…
なんていうのは当たり前にあるわけで、今回の BASS はその中でも一番の後悔だったりします。

私が中学の頃から始めた BASS ですが、大学を卒業して社会人になる頃には
もともと鍵盤から音楽に入ったり、当時DTMがはやり始めたりしたのもあり
おまけに PC お宅だった私はシンセをいじってるだけではあきたらず
DTMで打ち込みに、夢中になりまして BASS や GUITAR といった楽器に全く触れていない時期が続きました。
ちょうど会社勤めをしてから15年間くらいですかね。

それからm横浜に転勤して数年経過して打ち込みもやらなくなった頃、
とある北海道出身のスーパーベーシストの実演を見る機会がありまして
MOON の6弦フレットレスはまさに魔術のようでした。
どなたか察しがついている方もいるとは思いますが…
BASS でヨーロッパを行脚されたあの方です。

そのとき、また BASS を弾いてみようかなと思いまして、再び始めることにしました。
どうせ復活するなら、学生時代にずっと欲しかったブランドの BASS をということで選んだのが Spector でした。
最初に購入したのはチェコで生産されていた黒の Euro 4 LX というモデルでした。
そのうち、白のチェコ製も買ったりしてすっかり Spector にのめり込むのですが…
やはり、本家の USA 製が欲しい…ということで
その後、購入したのが USA 製 いわゆるプリクレマー期の NS-2J です。
Spector に詳しい方にものを見てもらって本物のお墨付きをいただきまして、
一晩悩んで購入いたしました。
たしか 35 万円くらいだったでしょうか。
ヘッドのマークが消失していたので相場より少し安かったように思います。
ボロボロのハードケースに入ったナチュラルボディの NS-2J を横浜の ISHIBASHI からタクシーに乗って、
当時住んでいた戸塚区まで帰ったことを思い出します。

NS-2J を購入した後、久々にバンドライフも復活しまして、オリジナルバンドの BASS を弾かせてもらうようになりました。
そのころは NS-2, NS-2J, NS-4 とSpector USA がメインでしたね。
韓国製やチェコ製や日本製の Spector もいろいろ購入しましたが…
やはり最終的には USA 製の HAZ Lab のプリアンプが欲しくなっちゃうんですね。
作りの良さと出音はやっぱり USA が一番です。

Spector USA は何本か購入しましたが、弾いていて一番元気がでるのがプリクレ NS-2J でした。
NS-2 もよいのですが NS-2J はガッツがある音といいますか…
ご存じの方も多いかとお思いますが、Spector は基本はスルーネックなのですが、
この NS-2J はボルトオンで、いわば廉価版なんですね。
ところが、この廉価版は 83 年から 85 年の間に200数十本しか製作されなかったこともあって
そういう意味でかなり人気のあるモデルです。
まぁあのごっきー(後藤次利)やナルチョ(鳴瀬)が弾いていてさらに有名になったこともあります。
80年代の NS-2 を弾いたことがあるのですが個人的にはゴリゴリしすぎて苦手な音なのですが、
NS-2J はどちらかというとバキバキとしたブライトでこのみな感じの音です。
まぁ世の中には Spector はもろ EMG の音だという人もいますが
やはり HAZ Lab 製のプリアンプが秀逸なんでしょうね。
あとメイプルボディもよいのだと思います。

まぁ、そんな大のお気に入りの NS-2J ですが、
数年前に気の迷いで手放してしまいました。(号泣)

その後もバダスブリッジでシャーラーペグの NS-2 2010年製はメインで愛用してきたのですが
NS-2J は手放してしまいましたですね。

ここ数年で USA の Spector は急に値上がりまして、
円安ドル高、アメリカのに人件費や物価の高騰等で気がついたら新品の USA 製はいまや100万超えになってます。
いやぁ。こんなに値上がるなら もっと無理してても Spector 買っておくべきだったと
後悔先に立たずという感じでした。
ちょっと前なら 50 万くらいで買えるものもあったんですけどね。
当然 新品につられて中古品も根刈りが始まりまして
40 万くらいだったのが 60 万、80 万とどんどん値上がってしまい、
これはいよいよまずいと今年あたりから危機感というかそう思い始めました。

もし USA な Spector を購入するなら…いや、もう死ぬまでに購入しておかなきゃならないレベルということで
プリクレ Spector NS-2J を購入するしかないと最近思い始めて
ここ数ヶ月そ悩んだ末に関西の某楽器店で売られていた
比較的リーズナブルだった赤の 85年製 Spector NS-2J をおうちにお迎えしました。

ボロボロの無印のハードケースに無造作に入っているところは以前購入した NS-2J と同じ雰囲気ですね。
ただ、色は真っ赤 で塗りつぶし。
どちらかというと少し Fiesta Red に近い色合いですかね。
ネックは以前使っていたものよりは細めな気がします。
以前使っていた NS-2J はもっと幅広でごつい感じだった気がします。

久々に弾いて、そうそうこの音が NS-2J だよねととても懐かしくなりました。
ブライトでアタックが強めの JJ スタイル。

重さは 4.1 ~ 4.2 kg という感じでしょうか。ちょうどよい感じです。
まぁ安くはなかったですが、プリクレとしては相場より安かったと思います。
おそらくこの派手な赤い色がしばらく売れなかった理由ですかね。
黒とか白が人気ありますからね。

ネックは PLEK で調整済みですこぶるグッドコンディション。
ブラスのナットは交換されてるようです。
プリアンプやピックアップはオリジナルのままですね。
バダスブリッジもシャーラーのペグもオリジナルのままです。
商品説明にはパーツは83 年と 84 年製で シリアルは 85 年製とのこと
見た目もなかなか良い感じで家族にも評判が良いです。
プリアンプはもちろんプリクレーマー期の HAZ Lab 。

以前弾いていた NS-2J は作りが荒い感じでしたが、こちらは丁寧に作られている感じですね。
ボディの傷も目立つものはなくとても大事にされていた感じがあります。
まぁ、そのせいか、まだまだ弾きこんでいけば鳴っていきそうな感じで鳴りは少し物足りない感じではあります。
フレットは7割程度との説明でしたが、PLEK 調整されてるので 弦高は低めにできますし、
何より赤いボディも素敵です。

こいつは墓場まで持って行く一本になるといいなぁと思ってます。

最近は多弦ばかり弾いていたので、4弦は久々な感じですが、
BASS って基本は4弦だってことを少し忘れてた感じがします
また原点に戻って BASS LIFE を楽しんでいこうと思う今日この頃です。

プリクレ NS-2J はこいつにしか出せない音がある Spector だと思います。
まぁ、好きか嫌いかなんですけどね。
私はこの音が大好きで唯一無二だと思ってます。

コメント (3)
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