北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

思ったより大きい~MARKBASS Marcus Miller CMD 101 Micro 60

2019年01月31日 12時40分32秒 | アンプ
今回はベースアンプの話です。

マーカスミラーも最近は Markbass を愛用しているようで
最近シグニチャーモデルがどんどん発売されてきました。

Markbass 使用のプロベーシストが増えているような気がしますね。

ベースアンプは完全に個人的な好みが大きいので、人それぞれだと思いますが。

個人的には筐体が軽いのにパンチのある音。再生帯域も広くて扱いやすい
ベースアンプで私が今一番気に入ってるのは Markbass です。

初代6インチの Micromark を横浜時代から愛用してから
かれこれ十数年になるでしょうか。

途中 PJB に浮気したこともありますが
PJB はあまりにフラットな音という印象でものたりなくて
やはり Markbass に戻ってしまいました。

今回、Marcus Miller CMD 101 という
新しいコンボモデルが発売になりました。

たまたまあの光○堂さんで試奏させていただきましたので
今回簡単にインプレをさせていただきます。

修理から戻ったばかりの黒い Musicman Bongo 6 HS で試奏しました。

もともとMARKBASS の COMBO は6インチ、8インチ、12インチがあったところにこの10インチが加わった形ですので、これこそ本命という方もいるかと思います。

まず、スペックですが…

 Preamp: Solid State
 Amp Output Power (MPT): 60W @ 4 ohm / 45W @ 8 ohm
 Controls: Gain - Master
 EQ (±16dB): LOW (40 HZ) | MID (800HZ) | HIGH (6 KHZ)
 Speaker: 1 x 10” Markbass Custom
 Tweeter: Piezo
 Speaker Power Handling (AES Standard): 200W RMS
 Reflex: Rear
 Impedance: 8 ohms
 Crossover Frequency: 3.5 kHz
 Frequency Responce: 45Hz to 18KHz

 サイズ: 37cm x 33.4cm x 36.6cm
 重量: 11.5kg

MicroMark 801 と大きな違いですが、
 ・ツイーターを内蔵しているところ
 ・EQコントロールが可能になった

その他の装備は
 ・AUX、Headphone端子、XLRラインアウト、外部キャビネット端子等と同様ですが、
Micromark 801 に装備されているいわゆるどんしゃりつまみの VPF は装備されてません。

まず、第一印象

「思ったよりでかい」
 正直もう一回りくらい小さくても良い気がしました。

801と比較すると
幅は +10.2 高さは+6.6 奥行き +10.4(cm)です。ふた回りくらい大きい感じでしょうか。

「思ったより重たい」
 11.5キロも十分軽いとは思うのですが、 801が6.6キロですので約5キロ増
 できれば10キロ以内に収めて欲しかったです。

「低音はたっぷり」
 さすがに10インチで筐体がでかいので低音は十分ですね。

「出音はマイルド」
 スピーカーが大きいからというよりはもともと音質がドンシャリ傾向です。
 中音域の主張が801より少ない感じがしました。

 さすがマーカスモデルでしてスラップするとかなりいい感じに鳴ります。

あと、アクティブベースではすぐクリップしやすいので、ゲインをきちんと絞った方がよいですね。

それと思いのほかスピーカーがブルブルと動きます。
個人的には少し見ていて不安になるくらい。

801をそのまま10インチにしたモデルを個人的にはイメージしていたのですが、
少し傾向の違う10インチコンボアンプになった印象です。

初期入荷は実売5万円台の特価ですが、お店の方の話ではそのうち元の値段に戻るのではないかとのことです。

気に入った方は早めに購入した方がよいかと思います。

以上、簡単ですが私のインプレでした。
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BACCHUS Universe シリーズ恐るべし ~BTB-1M Geek IN Box MOD.~

2019年01月21日 12時11分25秒 | ベース
本日は北の大地は朝から
いわゆるホワイトアウト状態になっております。

空港の閉鎖、高速道路の通行止め、JRの運休等々
なんかこの冬は毎週のように起きている気がします。


さて、久々に4弦ベースギターの話です。

以前より良く言われることですが…

バッカスのUNIVERSEシリーズ(中国製)は侮れない。

実はGLOBALシリーズ(フィリピン製?)については
私も購入して使用したことがあるのですが、
別段値段相応かちょっといいくらいかなぁ
くらいの印象しか持ってませんでしたが…

今回、前から弾いてみたかったモデルが生産中止で
しかも CAR というカラーが後継モデルから消えたので
値段も2万くらいだし軽い気持ちで購入してみました。

前からいわゆる OPB の形、
いわゆるプレシジョンベースの昔の型ですが
この形のベース欲しかったんですよね。

少し細めのヘッドにシングルコイルのピックアップが一発
ついてるだけのシンプルなやつです。

今回購入した
BACCHUS BTB-1 というモデルは
形はOPBっぽいのですが、ネックはジャズベタイプ
指板Rも400と結構平べったい
しかも今時の体に優しいコンターボディです。

スペックはこんな感じです

BODY: POPLAR
NECK: MAPLE
FINGER BOARD: Maple
SCALE: 34inch
MACHINE HEADS: OPEN GEAR TYPE
BRIDGE: VINTAGE FIXED TYPE
PICKUPS: ORIGINAL TB TYPE
CONTROLS: 1Vol,1Tone
FINISH: URETHANE

希望小売価格・・・¥33,000(税抜)

今なら単体で1万5千円から2万円くらいで購入できますよん。

実は、今回はノーマルモデルではなくて
Bacchus BTB-1M Geek IN Box MOD. というモデルにしました。

横浜の Bass shop Geek IN Box さんで
エレクトロニクスをカスタムして販売されてるものです。
貧弱なワイヤーを厳選した1950年代のWestern Electricビンテージ単線ワイヤーをメインに使用。
現在用いられる一般的なワイヤーとは全く異なるレンジ感を持ち、低音域には量感を高音域には豊かな倍音、切れ味をもたらします。
また、弦振動セットアップというのも施されているようです。

この弦振動セットアップというものがどういうものなのかは判らないのですが…

おそらくブリッジ、ネック、弦高、ピックアップの高さ等々を最適に設定していい感じになるセッティングがされているのではないかと思います。

色はキャンディアップルレッドのメイプル指板ということで
とても明るくてPOPな感じです。

指板が400Rなので私が苦手なRのきつさがなく、Rが緩いので弦高も下げられます。

重さは体重計で測ったところ、約4.0キロ。重くも軽くもない感じでしょうか。

正直、出音は 実売2万円とは思えない出来ばえですね。

もちろんシングルコイル一発でノイズ対策はしてないので、
若干ノイズは出ますし、パワフルでもないですが。
フレットの処理なんかも全く問題ないし、正直普通に弾きやすい。

ノーマルでは無いとは言え、元のバッカスの UNIVERSE シリーズのポテンシャルが相当高いことが感じられます。

これなら、後継の BTB-PJ もきっとお値段以上になっていますね。
是非弾いてみたいですね。

いやぁ、バッカスの UNIVERSE シリーズ、恐るべしです。

それから一点、もうひとつ驚いたことが…

なんと弦を外して交換しようとしたら、
スポっと、ナットがボディから外れました。(笑)

ナットくらいきちんとボディに接着せんかいっ!(爆)

このシリーズ、ナットが取り外し自由ってのも特徴なんですかね。
久々にちょっと笑いました。(^。^;)

やっぱり UNIVERSE シリーズはただものじゃないです。

それに Geek IN Box さんの MODIFY も良いのだと思います(^^)v
コメント (5)
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Bongo 6 のプリアンプって~

2019年01月09日 09時15分09秒 | ベース
昨年格安で某有名楽器店から購入したもう一本の黒の Bongo 6 。

予想外の速さで北の大地に到着しました。

早速いつもの細めの R COCCO ニッケルに張り替えて
MARKBASS の BigBang につないで試奏。

ネックはいい感じですが、
音は、あれ?低音があんまりでてない?
ベースカット効いてるのかな?

確認してもすべてのポジションは全部フラットのまま。

いろいろいじってみてわかったのは

ピックアップバランスを前と後ろに寄せたときも音は小さめだけど、
センター(両方のピックアップ)にした時が特に音がスカスカな感じがする。

隣のオレンジと比較すると明らかに薄っぺらい音。

おいおい、なんだよこれ、不良品じゃないの?

見たらシリアルは F4xxxx これ相当前の年式だよね。
となりのオレンジのは F7xxxx ずいぶん違うじゃん。
もしかして6,7年くらい前のモデルかも?

このころの仕様はこんな音なのかしら?
いや、まさかなぁ…
だとすると
プリアンプの故障?

それとも接続が逆位相になってる?

キャビティを開けてオレンジのやつと目検で比べてみたけれど
接続、部品等等、素人目には全く違いが判らず。

困りました…
ということで、
最近すっかりお世話になっている島○楽○のリペアマンY本さんに診てもらうことに。

マグネットをドライバーでたたいてみるとこつんこつん音がして
ピックアップコントロールも正しく動いていて問題なし。
どのポジションも音自体は出るし、ピックアップからプリアンプへの接続も全く問題なし。

試しにフロントピックアップを上下逆にするのもやってもらいましたが音に変わりはなしとのこと。
結局持ち込んだ日には不調の原因がわからず年を越すことに…

そして年も明けた 2019年1月3日
Y本さんの初出社日にオレンジ君も持ち込んで
2つ並べて検証を再開。

プリアンプをプロの目で比較してもらうと
年式が違うせいか、細かいパーツは変更になってはいるけど、
基本的に同じ18Vのプリアンプとのこと。
ピックアップコントロールの向きも違いはなし。

うみゅー。
プリアンプが原因ではないのかなぁ…
ピックアップの高さも2本ほぼ同じにして弾き比べてみる。
やっぱ黒の個体は明らかに音が迫力不足。

原因わからずで困っていたその時、
テスターを使っていろいろ確認していたY本さんが

「あれ?もしかして?いや、でもそんなことあるかなぁ?」

何かとても大きな事実に気付いた様子。

「これ、もしかするとフロントピックアップ死んでるかもしれない?」(Y本さん)

「えー?いやいやドライバーで叩いたらこつこつ音してましたよね」(自分)

改めてたたいてみるとリアよりフロントはこつこつ音が小さい気もする

「それに、迫力はないけど全ポジション、音は出てますよね」(自分)

「確かにそうなんだけど、フロントピックアップとプリアンプの接続箇所にテスター当てても反応しないんだよね」Y本さん

「げ、本当だ。針が動かない(絶句)」(自分)

「リアのほうはこんな感じで…」(Y本さん)

リア側はめいっぱい反応するテスター。

すばやく弦をはずして
フロントピックアップをボディから外して
ピックアップ本体の付け根の線の部分をテスターで確認するY本さん

ここでもやはりテスターは反応せず。

「これたぶんピックアップのコイルが逝ってるかなぁ」Y本さん

うーん。Bongo のプリアンプって謎ですね。
死んでるピックアップの音まで増幅して出しちゃうんですから。
ある意味最強ですね。(爆笑)
っていうか謎すぎですね。

そんなこんなで
大変わかりにくかったのですが
音がしょぼかった原因は単なる

「フロントピックアップの故障」

でした。

不良品売りつけやがってと某有名楽器店にクレームを入れたいところではありますが…

音は変でも音が出ないわけではないですし、
店員が不良品と気付かなくてもある意味せめられないかなぁ。

たまたま現行の Bongo 6 を持っている人間が弾いたので
音がおかしいとすぐ気付いたけど。

もともとこういう音だと思っている人とか
普段ギターしか弾いたことのないような店員はおそらく
気付かないのではないかと。

ただ、音自体は明らかにしょぼいから、このベースは誰にも買われることなく、
その結果長期在庫品になって、格安在庫処分されたのではないかなぁ
そんな推測が成り立ちます…

まぁ、ネックの状態も良いので、
ピックアップさえ治ればこちらは全然無問題なのですが。

ということで、大変残念なのですが、黒の Bongo 君が元気に帰ってくるのは
もう少し先になりそうです。

ちなみに昨年秋に17年の生涯を閉じた、うちの黒い愛猫にちなんで
黒い Bongo 6 は「瑠璃子ベース」と名づけました。

HR/HMのバンドのメイン機になる予定です。

それにしても原因がわかって本当によかったです。

ありがとうY本さん。m(__)m

プリアンプ付きのベースで音がなんか変だなぁと思ったら
ピックアップが死んでるということもあるので
みなさんまお気を付けください。

今年1年引き続き Bongo 6 LOVE で頑張ります。

1/9 追記

Y本さんから連絡があり、結局、ピックアップ取り寄せ交換という形では対応できないらしく、
神○商○に送って修理扱いになるとか…

こりゃ1月中の修理完了は無理な感じですかね…
トホホ(号泣)
コメント (2)
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今年もよろしくお願いします。~平穏な1年になればいいなぁ~

2019年01月04日 23時44分33秒 | 日記
新年あけましておめでとうございます。
今年も引き続き6弦ベースを続けていこうと思っておりますので
何卒よろしくお願いします。

昨年は春にATELIER Z Beta-6/32 で6弦ベースの世界に入り
その後 MUSICMAN BONGO6 と出会い、さらに6弦ベースにはまり、
どんどん6弦ベースライフが展開し始めていきました。

しかし、一方では、身内(父、愛猫)が亡くなったり、
母が入院、自分自身も続けて体調を崩して救急車に乗る羽目になったりと
違う意味でいろいろとあった一年でした。

秋には地震によるブラックアウト(全道停電)があり
年末には自宅近くで大きな爆発事故があったりと
まさに「災」の一文字も印象的でした。

そんな意味で今年は
平穏で災害が少ない一年になればなぁと強く思っております。

さて、昨年からお手軽ワイアレスということで
BOSS WL-50 -> LINE6 G10 -> Xvive XV-U2 と
変遷して使用してきました。

ところがよく使用する練習スタジオで Xvive XV-U2 が音切れしまくるので、
最近は無線をやめて有線に戻りました。
Wi-Fi の飛んでいる場所では結構干渉が発生するようです。
うーん。困ったもんです。

相変わらず、BOSS の WL シリーズは品不足で入手困難な感じですが、
今度は WL-20 あたりをためしてみたいなぁとは思ってます。
でも、ライブの予定もしばらくないのでそれまでは有線でもいいかなと思ってます。

そんな感じで今年もよろしく(^^)v
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