北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

80 年代後半の後藤次利サウンド~原田知世~ Spector NS-2J

2024年07月22日 18時25分12秒 | アイドル

毎日暑いですね…
ここのところ北の大地も連日 35 度近くまで気温が上昇してまして
まさに南から北まで、日本全国大暑!って感じですね。
最近北海道も湿度高めで爽やかさがなくなってますね。

さて、最近は通勤で聞いている音楽ですが
春あたりくらいまではしばらくは高橋幸宏関連だったのですが、
最近は少しすつ 80年代や 90 年代のアイドルのアルバムも聞いていたりします。
そうですね、その中で最近聞いて思い出深いアルバムについて書いてみたいと思います。

それは 80 年代後半の原田知世ちゃんのアルバムですね。
80 年台前半も良いのですが…ここはあえて 80 年台後半、
86 ~ 87 年あたりの後藤次利プロデュースの3部作になります。
86 年は知世ちゃんは 6 月と 11 月に年2回オリジナルアルバムを出しているんですね。
その間にベスト的なアルバムなんかも合間に出していて…
一番活発にアルバムをリリースしていた頃といっても過言ではないですかね。

その 86 年から 87 年にかけてのゴッキー(後藤次利)が編曲、プロデュ-スしている3部作、
NEXT DOOR (1986)、
Soshite (1986) 、
Schmatz (1987)

特に 86 年の2枚を久々に聞いてみて、なんといいますか、このころのリズム隊はとても良かったなぁと思います。
このころの 知世ちゃんの楽曲は CBS SONY から発売されていた頃で
ファンの間では 「雨のプラネタリウム」の入っている 6 月発売の NEXT DOOR もそうなのですが…
同じ年の11月に発売された Soshite というアルバムは特に評判があまり良くない感じですね。

まぁ、どちらのアルバムも当時80年代後半の CBS SONY からの発売ということですので
NEXT DOOR は全曲、作詞は秋元康、編曲は後藤次利、
Soshite も編曲はすべて、半分くらいの作曲は後藤次利になってます、

要は良くも悪くもおニャン子クラブと同じ時代の
当時巷に溢れてかえっていた歌謡曲という印象がぬぐえないのでしょう。
あと、路線変更したので、こういうのは知世ちゃんには合わないのでは?ときっと思われたのですかね。
それにしてもこの頃の二人(後藤次利&秋元康)って一体月に何曲くらい手がけてたんですかね。
どう考えても軽く二桁は作っていたでしょうね。
次利も猛烈に曲作りしてたでしょうね。
少し話がそれました…
ただ、改めて聞いてみるとこの2枚って半分くらいのベースは打ち込みだったりするのですが
残り半分くらいエレキベースを弾いています。
まぁ、音を聞いてすぐわかるのですが…
使っているベースギターは 今も愛用しているプリクレーマー期の黒の Spector NS-2J 。
まさに Spector という感じのプリクレ NS-2J です。
グリッサンドとビブラートを随所にちりばめて、チョッパーでブイブイ言わせる感じの
渋いけれど激しいベースラインが堪能できます。
ギターは今剛さん、ドラムは後に GYM というユニットを組んだあの 山木秀夫さん ですので
サウンド的には完璧の布陣です。
後藤さんと山木さんのリズム隊って本当に秀逸ですよね。

個人的にお気に入りなのは、ちまたで評判の悪い Soshite というアルバムで
原田知世が作詞作曲した「逆光の中で」、
シングルカットされた「空に抱かれながら」、
この 2 曲はあたりはかなり次利の Spector NS-2J が炸裂してます。
グリッサンドとビブラートを要所もおりまぜたゴッキーのチョッパーが炸裂してます。
かなり好き勝手に弾いてる感じが良いですね。

なんていいますか、これらを聞いてると、思わず Spector NS-2J が弾きたくなるんですよね。
このアタックと抜けの良い音は PJ タイプの NS-2 では出せないので。
これ聞くと…やっぱ JJ の Spector も良いなぁと思っちゃいますね。

最近は USA のドル高とインフレ、日本の円安で Spector は信じられないところまで高騰していて
新作はみんな 3 桁とかになっている Spector 。

それにつられてなのか、 Spector の中古の値段があがっているのには
仕方ないとはいえ、少しやりすぎでは?と思ってしまいます。
USA のスルーネックの中古が 40 くらいで買えた頃と比べるともう 1.5 倍どころか 2 倍くらいに値上がってますからね。
あまりに高騰してるので USA の Spector は
バンド練習とかに気軽に持って行けなくなっているこの頃だったりします。

今度、機会があれば、「逆光の中で」「空に抱かれながら」をはじめとした
この頃の原田知世の歌とゴッキーのベースを聞いてみてください。
次利のベースが堪能できルと思います。

それでは毎日暑いですが お体に気をつけて…
(^_^)ノ
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初お披露目まで半年~ATELIER Z M#265 19P '66 LTD.

2024年07月07日 20時59分54秒 | ベース

ここのところのぐずついた天気でうちの子(ベース達)は少し逆そり傾向です。

昨晩半年ぶり以上にバンド練習がありまして…
スタジオ練習で今年の頭に入手した、ATELIER Z M#265 19P '66 LTD. をやっと初投入しました。
マットな黒のボディ、
66年仕様とうたっておきながら丸ペグではないペグ、
そして少し広めな弦間ピッチ 19 ミリと
ちょっと特殊なスペックではありますが、
ボディはアルダー、
ドットバインディングのメイプルネック、
ローズ指板、
と極めてオーソドックスな安定のサウンドです。
アッシュボディ&メイプル指板のバキバキ感もよいですが
アルダーボディ&ローズ指板のまったり感もなかなか捨てがたいです。
ちなみに、黒好きなうちのメンバーには大好評でした。

残念なことに最近は国産である
ATELIER Z のカスタムモデルも 40 諭吉もとい 40 栄一くらいにまで高騰してまして
30 栄一前半くらいで購入できた、昨年くらいまでのモデルを購入しておいたのは
今でも良い判断ではなかったかと思います。

止まらない円安、ドル高、ユーロ高で
ベースギターのみならず、
アンプやエフェクター、
そして弦までも値上がりが止まりませんね。
消耗品の弦まで値上がっていくのはなかなか厳しい状況です。

特に暑い時期の多弦使いさんにはとても厳しい状況です。
少しでも安い通販とか探しちゃいますね。

そういえば話は変わりますが…
ずいぶん前に ZOOM MS60B+ の初期ロットを運良く購入できたのですが
なんていいますか ZOOM MS60B に慣れているせいか
正直ちょっと使いづらい感があります。

例えばアンプシミュレーターはEQが なくなっているので
追加でEQユニットを追加しなきゃならなかったりするし
まだ、エフェクター数ももっとあっても良い感じもするし
多分、音は良くなっているんだとは思うのですが。
一見コントロールしやすそうに見えるのですが
オペレーションも少し変わってるので前モデル使用者は少し慣れが必要ですし
まぁ音質を含めて進化しているところもあるのでしょうが、
慣れなんでしょうけどね、私は正直全然使いこなせてないですね…

最近はなんかそそるエフェクターもなくて
少し寂しい感じですね。

なんだかんだ言っても歪みは音痩せしない
Darkglass Electronics が一番良い…
あと SUMO STOMP とかは少し高いけど音質はすばらしいし。

個人的に最近とても気になるのは
Kikuchi Guitars Hermes の 5弦 ですかね。
でも 40 栄一 くらいするんですよね。
ただ、今度S村楽器に行った時にでも試奏してこようかと思ってます。

そういえば、昨晩練習後の飲食で町中歩きましたが…
すごい人でしたね。
最近は観光客も多いみたいです。

本州は猛暑のようあんおでお気をつけください。
ではでは(^_^)ノ
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