うたたねこと

ちょっぴり皮肉、かつ、お気楽
うたた寝ネコが薄目で見た日常と社会

手芸店の憂鬱

2008-03-18 20:20:16 | ねこじゃらし~生活・文化
グウタラなくせに手芸、工芸といった手仕事が好きです。
作るのは好きだけど片づけるのが嫌い、と言うのが正しいかな。
だから散らかるんだけど…。

得意のジャンルは別にありません。
何にでも手を出すから、どれもうまくならない。
この性格こそ片づかない元ですね。

でも、最近、別の意味でやり難さを感じています。
身近で材料を扱っている店が減ってきてるんです。

まず、近くのスーパーやデパートの手芸用品コーナーが無くなった。
針と糸ぐらいなら雑貨コーナーにあるかも知れないけど、布地、毛糸となるともう有りません。
手芸専門店も以前に比べると減ったり、規模が小さくなったりしている。

それに、元々専門店は苦手だったんです。
排他的で愛想の悪い店が多い気がしていたけど、その傾向が益々ひどくなっている気がします。

会員システムを持っているところが多くて、あからさまに「一見さんお断り」と言う顔をされる事が多い。
そして、かなりの規模の店でも品揃えが悪い。

趣味が多様化し、流行がめまぐるしく変化する中、限られた規模の店であらゆる要求に対応するのが無理な事は判ります。
でも、探している物がなかった時、
「あいにく切らしております。」とか
「申し訳ありませんが、うちでは扱っておりませんので。」とか
愛想良く礼儀正しく応える事も出来ないんでしょうか?

まるで理不尽な要求をされた、迷惑を掛けられたとでも言いたげな、不快な対応をする所が多いと感じます。 ま、実際に売れて儲けに繋がらなければ疲れるのは、解らないでもないですが。

会員制で囲い込んで、自店の品揃えの範囲だけで満足してくれる顧客だけを相手にしているから、どんどん衰退してきているのでは?という気もします。

ネットなら何でも手にはいるかも知れないけど、送料がかかる事を考えると、私のようにちまちました買い方をする者には向いてないと思います。

後もう少し買い足して作りたい物はいろいろあるけれど、材料の入手がネックで、片づかない物が溜まるばかりです。





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