うたたねこと

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うたた寝ネコが薄目で見た日常と社会

小沢続投、朝青龍引退

2010-02-05 15:34:06 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評
これが今日の2大トピック。
どちらも、このところモヤモヤしていた事に一応のケジメが付いたということでしょうか?
でも、どちらも今いちスッキリしないんですね。

朝青龍の引退は今まで積み重なっていた不祥事や不満が、ここに来て臨界値を越えたというところでしょうか。 確かに横綱としての品格、素行の点でいろいろ問題があった人だけど、外国人力士ということが風当たりを強くした感も否めない。 その点ではちょっと引っかかるし、モンゴルの人たちの対日感情も気になるところ。

小沢氏のお金の問題も、金権田中派直系の人だけに何があっても驚かないし、怪しいところはどしどし告発、取り締まりして欲しいんですけど、今度の事件は問題点がどうもよく理解出来ないんです。 企業からお金をもらって便宜を図ったとかいう、分かりやすい話じゃないだけに。
今朝のニュースでは、1年前に市民団体からの告発で捜査が始まったということですが、1年前というと自民、民主逆転の構図が見えだしていた頃。 民主党の足を引っ張ろうと着手した捜査を、検察が意地になって続行したという感が免れない。 国策捜査という言葉を聞くけど、それじゃ国策どころか自民党策じゃないのか。 

こういう事件の度に気になるのはそこなんですよね。

鳩山献金問題だって、弟の自民党議員、邦夫氏だって同じようにお金もらってるのに、そちらは殆どお構いなし。 そりゃ、総理大臣と一般(野党)議員では責任の重さが違うけど、以前の辻元清美議員が辞職に追い込まれた秘書給与問題では、同じような、いやもっと悪質なことをしていたらしい自民党の田中真紀子(現在は民主党)や小野清子(よく言うよ、濁子だろ!)議員は全くお咎め無し。 これが不公正でなくて何でしょう?
秋霜烈日なんて言うけど、日陰では霜がガチガチに残ってるじゃないですか。

検察にもちゃんと説明責任を果たして欲しいし、1年前に告発したという市民団体の背景も、メディアはきちんと報道して欲しいものです。

とはいえ、これらの事件報道の陰になって、ハイチの地震や新型インフルエンザが忘れられそうになってるのも気になるところ。 
いつものことだけど、目先のマスコミ報道に惑わされず、自分の立ち位置をしっかりして、本当に大事なことを見極めなければいけません。
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