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04-マクベス・ローエングリン カヴァレリア・ルスティカーナ・道化師

2005-08-01 | 国内オペラ・演奏会
15日 新国立 カヴァレリア・ルスティカーナ・道化師
指揮・阪哲朗 演出・グリシャ・アサガロフ オケ・東京フィル 7回公演の4回目 3F 9-2 7,350円 安い
作曲・ピエトロ・マスカーニ1890年カヴァレリア・ルスティカーナ
サントゥッツァ・エリザベッタ・フィオリッロ ローラ・坂本 朱 トゥリッドゥ・アティッラ・B・キス アルフィオ・青戸 知 ルチア・片桐仁美
マスカーニの旋律美が 如何なく発揮された特に・・合唱に美を感じた・・筋書きが浮気 嫉妬から・・決闘へ・・母に別れの歌唱B・キスに聴くものがあり・・全体の印象は合唱に声楽付きのようなオペラで声楽陣の共振性に欠けていた?
作曲・台本・ルッジェーロ・レオンカヴァッロ1892年 道化師
カニオ・ジュゼッペ・ジャコミーニ トニオ・ゲオルク・ティッヒ ネッダ・ジュリエット・ガルスティアン ペッペ・吉田浩之 シルヴィオ・ルドルフ・ローゼン

ジャコミーニを始めて聞く 緩急自在の歌唱?甘い声と 力強い声の対比と 演技がカニオになりきっていた・・存在感ある歌手の波動・オーラが好作用をもたらす結果・・脇役の存在感もあり・・秀演の舞台となる

2004年09月17日 09時37分45秒


11日 ローエングリン
指揮・飯守泰次郎 演出・鈴木啓介   5千円 超安い   文化・5F R2-26

一幕は白鳥の引く小船に乗り 一人の騎士が・・自分を信頼するなら その名と素性については一切質問してはならぬと・・エルザに・・(夕鶴が浮ぶ)・・毒により二幕・三幕と・・
白眉は二幕であった
二幕のオルトルート・小山 分厚い声量に余裕ある演技と最高の歌唱で存在感が一番・・妖術の力でやって来た素性の知れぬお方。いつまた突然姿を消して、あなたを不幸に陥れぬとも・・エルザに・・魔の毒液が・・
フリードリヒ・島村の 今一度の復讐を・・

全幕を通じ 合唱と歌唱により 人物像・神像・悪と善 等の 音型・動機のモチーフが随所に旋律となり 展開の妙が・・最高の出来となる・・洗足の合唱が大健闘でした
飯守に大ブラヴォー
オケ・東京シティ・フィル 合唱・洗足学園合唱団 二期会合唱団
ローエングリン・成田勝美 エルザ・緑川まり
フリードリヒ・島村武男 オルトルート・小山由美
ハインリヒ王・鹿野由之 ゴットフリート・大 雅 王の軍令使・成田 博之

2004年09月12日 16時17分58秒



2005年1月7日 (金) マクベス
昨年も マクベス夫人 ルカーチを聴く・・回を追う事に・・己の五感・五官の壁を突き抜けて・・演技歌唱が・・俗に一皮むけた・・感極まった感動が
当然好作用をもたらしたのがマクベス・アルヴァレスの艶のある声と演技歌唱が
千両役者の オーラ・輝きが・・
オケ・歌手陣 合唱を 最大限引き出した指揮者リッカルド・フリッツァ が
貢献度一番となる・・
26日の席が指揮者の真横で・・アイコン・・歌手・合唱・オケの 
間の計り方 等 楽しめた 
26日が全体の統一感 総合芸術として最高の出来かな
2回とも昨年と比較すれば数段上の出来ばえであった

26日3F-R1-1 7,350円  29日・4F2-46 6,300円 ヤヤ安い
作曲 : ジュゼッペ・ヴェルディ   原作 : ウィリアム・シェイクスピア
台本 : フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ/アンドレア・マッフェイ
指揮 : リッカルド・フリッツァ
演出 : 野田秀樹 美術 : 堀尾幸男 衣装 : ワダエミ
照明 : 服部 基 振付 : 木佐貫邦子  演出補 : 田尾下 哲
舞台監督 : 大仁田雅彦 合唱指揮 : 三澤洋史
合唱 : 新国立劇場合唱団 管弦楽 : 東京交響楽団

キャスト
マクベス : カルロス・アルヴァレス マクベス夫人 : ゲオルギーナ・ルカーチ バンクォー : 大澤 建   マクダフ : 水口 聡
マルコム : 内山信吾 侍女 : 渡辺敦子 医師 : 片山将司
マクベスの従者 : 大森一英 刺客 : 篠木純一 伝令 : 塩入功司
第一の亡霊 : 友清 崇 第二の亡霊 : 高原由樹  第三の亡霊 : 直野容子

昨年の・・
16日 マクベス  新国立 2F 4-42 13,650円 ヤヤ高い
今回の話題作りは 野田の演出が  最近の透明人間の蒸気 昨年のオイル等 俳優の動線の早さ・・舞台を 縦横に使う手法は 
今回のオペラには・・楽譜・伝統ありきの音楽劇としては制約が??
権力の象徴として 椅子 野田装置は赤の椅子を・・魔女軍団が中央に移動したり・・パンクォー マクベス と夫人 今後の展開に 魔女の手が長い骸骨・・顔も仮面に骸骨風で・・暗示的な・・気配を感じさせる・・前奏の場面に黄色の花が??何を意味する??・・中央装置が2階の螺旋階段を動かす事により魔女の動線を・・装置が勝ち過ぎで 人物像の印象が薄れるが・・幕を追う事により・・理解 しやすい面は・・声楽人は
ルカーチの歌唱 演技は 良しと感じたが オケ・指揮 他の声楽人の技量 歌唱力は?・・  分かり易い演出 衣裳で 物語として充分楽しめた
ジュゼッペ・ヴェルディ マクベス
マクベス・ヴォルフガング・ブレンデル マクベス夫人・ゲオルギーナ・ルカーチ バンクォー・妻屋秀和 マクダフ・ミロスラフ・ドヴォルスキー マルコム・井ノ上了史  指揮・ミゲル・ゴメス=マルティネス 演出・野田秀樹 31日 ヴォツェック
演出・ペーター・ムスバッハ 舞台・安藤忠雄
指揮・小澤征爾 オケ・サイトウキネン

情け容赦ない祝典だった ヴォツェックがマリーの喉を切る時に、赤い血なんて流れない
舞台はペットボトルを積み上げた空間だし、殺害する者とされる者を、衣裳で区別することもできない。だがそれが、演奏の凄みを浮かび上がらせる。その時、どんな血よりも赤い響きが、客席を襲った 29日堀内 修・信濃毎日新聞より

何十年前に日生で観たただ一度のヴォツェックは記憶が薄れ・・何かこの世ではない力・・音響感が脳裏に・・
SKF松本のヴォツェックは 言葉・台詞が反体制 風刺 哲学 等・・・不安定な旋律 人間の奥深く隠された思想・・生きかたをえぐる舞台と感じさせた 
舞台中央を正方形の空間として 縦横にペットボトルで仕切が・・これが照明により赤色照明が乱反射させ・・不安定な精神世界を表す・・声楽人は総じて安定した歌唱を聴かせ・・統一感に優れたオペラとなる
4階ではオケ・歌手の呼吸までは感じられないが・・毒・・不安定なリズム・難解な台詞があるが・・全身に痺れ・・恍惚感を 得るブロダクションであった
ヴォツェック・マティアス・ゲルネ マリー・ソルヴェイ・クリンゲルボルン 鼓手長・ステファン・マルギタ アンドレース・レイモンド・ヴェリー 大尉・クリス・メリット 医者・デイル・トラヴィス マルグレート・アン=マリー・オーウェンズ マリー子ども・藤田幸士郎 合唱・東京オペラシンガーズ

2004年09月08日 11時48分48秒


サイトウキネン 31日 1日  松本
31日 オペラ アルバン・ベルク ヴォツェック  まつもと市民芸術館 4F-1-5 16,000円ヤヤ高い 交通費9千円 宿泊費4,980円
1日  斉藤秀雄 メモリアルコンサート  文化会館 2F2-50 8千円超安い 交通費9千円 宿泊費4,980円

新劇場の最初のオペラが・・難解なヴォツェック 4階やや左席 ホール空間は狭い印象と4階最前列は安全ポールが舞台を見にくく 席の向きも舞台に向かず舞台の右席が視線の真正面となり・・改善の余地が多くありそう?・・音響はオケ声楽とも直線的?透明感な音色と聴き取れたが??残響が無い印象が 東京の新国立・上野文化の 音空間の広さが響きの違いかも

2004年09月04日 09時12分16秒

ルチア 3日 ラ ヴォーチェ
ルチア・ドニゼッティ           新国立 3Fー2-48  12,000円 超安い
指揮・ステファノ・ランザーニ 東フィル 藤原歌劇団合唱
ルチア・マリエッラ・デヴィーア エドガルド・マルセロ・アルバレス エンリーコ・レナード・ブルゾン ライモンド・カルロ・コロンバーラ アルトゥーロ・中鉢 聡 アリーザ・エレナ・ベルフィオーレ ノルマンノ・樋口達哉

声量/歌唱 演技が絶品のアルパレス 超ブラヴォーと
演技/歌唱 デヴィーアの 狂乱の場 でフルートの 音質と 声・ソプラノの 同質性を感じえたのは 初めてであり 感動であった
コロンバーラ の 慈悲のある 演技歌唱 
ブルゾンの兄・エンリーコ 家・権力者 妹・ルチアを政略結婚へと・・心理描写等
初日から 総歌手陣の歌唱演技と オケ/指揮者との有機的な舞台創造を創りあげた

2004年08月05日 15時38分26秒


1日 矢部/横山
矢部達哉・ヴァイオリン 横山幸雄・ピアノ        フィリアホール 2F R-12  3500円ヤヤ安い
ベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調  横山幸雄・ヴァイオリン・ソナタ2003 ー矢部達哉に献呈ー ベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調

此れからの より可能性を感じさせた 2人の演奏家である 何れも30代で 円熟の50,60代がどうのような 音楽家に変貌を遂げるのであろうか 今の時を奏でる・・横山のピアノと 矢部のヴァイオリン が共振し 音楽創造を醸し出した 横山の作に 旋律美を強く感じさせた 3楽章 美しいものが好き という美意識が・・

2004年08月05日 09時59分46秒


25日 ドン・ジョヴァンニ
      二期会オペラ      上野・文化 4F3-17 7千円 ヤヤ高い
モーツァルト・ドン・ジョヴァンニー
指揮・パスカロ・ヴェロ 演出・宮本亜門  東フィル
ドン・ジョヴァンニー・宮本益光 ドンナ・エルヴィーラ・腰越満美 ドンナ・アンナ・増田のり子 レポレッロ・久保和範 マゼット・山下浩司 ツェルリーナ・砂田恵美 騎士長・長谷川
亜門演出が・・面白い?最後に何処かの国旗が多数でて??現在の悪は独裁者?何処かの国の指導者・・ある面では独裁者・・ジョヴァンニを現在の指導者に置換えた??殺人者?・・女好き?・・悪者は地獄に・・
指揮者が前半から平坦な道をガスに覆われた何処の道を・・目的を見出す事が出来ない・・迷い道を・・だだ歩む・・あの頂きが・・目標なの・・あと戻り・・歌が無い
2004年07月28日 1日 
 新国立 ファルスタッフ 5公演の4回目
指揮・ダン・エッティンガー 演出・ジョナサン・ミラー                 4F 2-14 6300円 安い
ファルスタッフ・ベルント・ヴァイクル フォード・ウラディーミル・チェルノフ フェントン・ジョン・健・ヌッツォ 医師カイウス・ハインツ・シェドニク バルドルフォ・中鉢 聡 ピストーラ・妻屋秀和
フォード夫人アリーチェ・スーザン・アンソニー ナンネッタ・半田美和子 クイックリー夫人・アレクサンドリーナ・ミルチェーフ ベージ夫人メグ・増田弥生

14日 東京室内歌劇場
             パーシモン・目黒 2F2-26  7千円 ヤヤ安い

オペラ・モーツァルトは中規模ホールが似合う

オケ 歌唱陣も 必要以上に声量を上げる事も無く・・諸に歌手の感性・技量 歌唱力が伝わる
佐々木・伯爵夫人の情感溢れる歌唱力と演技が際立ち・・小鉄・フィガロの安定した歌唱が舞台の充実度を高めた・・1.2幕のスザンナ ケルビーノのレチタティーヴォが 難しさが・・
三、四幕と絶妙なアンサンブルが
声楽とオケが有機的な響きを醸し出した・・若杉・東響はヤヤ重たい響き 一音一音の響きに 弾ける 躍動感 陰陽感は 不足と??総じてホールの規模の小ささが好作用が

秋のNHK・文化の小澤・ウィーンオペラは??


モーツァルト・フィガロの結婚
伯爵夫人・佐々木典子 アルマヴィーヴァ伯爵・勝部 太 フィガロ・小鉄和広 スザンナ・菅 英三子 ケルビーノ・井坂 恵 マルチェリーナ・森山京子 バジリオ・ドン・クルツィオ 近藤政伸 バルトロ・アントニオ 池田直樹 バルバリーナ・小林菜美 合唱・東京室内合唱団

2004年05月18日 10時05分26秒


小澤征爾 音楽塾オペラ  11日
          上野・文化 4FL2-7 13,000円 ヤヤ高い

プッチーニ ラ・ボエーム

過去の演出・装置から想像出来ないプロダクションであった
一幕でビックリが中央に正方形の部屋を斜めに配し部屋の壁を取り払い周辺を雪が・・人物の動きは屋根裏部屋として床から主役が出入りする動線とした・・実に巧い・・狭い部屋が庶民生活感を表す・・ミミとロドルフォの一幕に聴かせ何処も 明かりが・・鍵が・・劇性に優れていた
二幕も一幕のベットをテイブルに替えスピーディな舞台転換となり・・ムゼッタの人物像が際だち 放漫な心 人間は恋に遊びに 今楽しめば実に舞台にミミとムゼッタに性格対比が際立ち又合唱少年行進でオケ舞台の共振共鳴感が秀演の二幕となる・・ヤヤ 卑猥な男女の絡みが・・此処まで演技演出をと・・思わせたが  許容範囲である 
三幕も酒場から漏れる暖かい光りと寒寒した外気の陰陽が絶妙で・・生きる光り と 後僅かな命を・・影を・・明 暗 の心の動きが・・
二組の出会いと・・
四幕は一転屋根裏部屋に・・春になれば 木々も新たな伊吹が 新たな命が 一面を黄色花で春をあの出会いの時明かりが鍵が・・でも命が・・愛が

歌手陣では 演技 歌唱で際立ちアンナ・ネトレプコ と家主と哲学者のバスに最大のブラヴォーであった 小澤 オケは 響きにしなやかさが不足と??小澤オペラと感じさせた二幕 演出 劇性 振付 照明 等 舞台創造に最大のブラヴォーが・・今後のボエームの定番となる演出・プロダクションと感じさせた

(新国立の演出・舞台関係者は勉強して??と感じた前回のボエーム)

ミミ・ノラ・アンセレム ロドルフォ・ロベルト・サッカ マルチェッロ・マリウス・キーチェン ムゼッタ・アンナ・ネトレプコ
ショナール・ネイサン・バーク コルリーネ・ハオ・ジャン・ティアン ベノア・アルチンドロ・ポール・プリシュカ

2004年05月13日 11時06分10秒




04-05-外来演奏会

2005-08-01 | 外来 演奏会・指揮者
2005年6月12日 (日) ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー
6/12(日)15:00開演     すみだ・1F28-18 8千円・安い
ティンパニのアタック感 弦・木管のバロック奏法等 オケ・声楽・合唱
三位一体で統一感が際立ち アンサンブルが心地よい 初めてトリフォニーで外来オケを聴く・・
対向配列と 歌手陣が右奥その後ろにティンパニが・・合唱が従来の半分数位で 全てバランス良く 歌あり共振性あり 素適な第九となった・・
比較感からは・・ハーディングと解釈が同等かな?・・ラトルの第九より煥発・力を感じさせ 楽しく聴けた 

曲 目: ベートーヴェン/交響曲第9番 ニ短調「合唱付き」
    出 演: フィリップ・ヘレヴェッヘ[指揮]
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団[管弦楽]

アンナ・コロンディ[ソプラノ]
マリアンネ=ベアーテ・キールラント[アルト]
アンドレアス・ヴェラー[テナー]
トーマス・バウアー[バリトン]
栗友会合唱団
2005年5月16日 (月) 17日 フェニーチェ歌劇場 再建記念コンサート
:2005年5月17日(火)           5FL1-13 6千円・安い
■会場: 東京文化会館 大ホール
オケがピットから舞台上に・・響きが違う・・歌あり 劇場オケとしての誇りを感じさせた 今回の演奏で 白眉はシュレーダーの道化師イ・パリアッチのプロローグ(前口上)が凄い 椿姫で聴きそれ程では?印象が 其れが大ホームラン・・
あと合唱が上手い オペラ2公演で今回の一番の印象が合唱に・・場外大ホームランである・・実に楽しい 音楽に酔った 夜となる

: [指揮]マウリツィオ・ベニーニ [独奏・独唱]ディミトラ・テオドッシュウ(ソプラノ)/アンドリュー・シュレーダー(バリトン)フェニーチェ歌劇場合唱団


2005年3月7日 (月) エリアフ・インバル指揮ベルリン交響楽団
             サントリー 2FP6-8 4000円・超安い
マーラー九番が優れ物・・何回聴いても感動が
自己肯定・絶望・諦め・活きる・・全ての過去の想いが・・音楽に

エリアフ・インバル指揮ベルリン交響楽団
曲目 マーラー:交響曲第9番 ニ長調

横浜みなとみらいホール 大ホール 3F R1-2  安い
4千円・ネット(4200) ワイン・500円ドリンク券付き) 

指揮:エリアフ・インバル◎/ピアノ:横山幸雄 △
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」○
ベルリオーズ:幻想交響曲◎
幻想が 初めて感動であった・・音 響きに 力・劇性が
オケ奏者が 木管が巧い 弦群の合奏力が 見事で 
ベルリンフィルを目標と・・日本オケと大きな違いが・・弦群の合奏力差・・特にバス チェロの 独特の響きの差が・・本質的な技量の差 給料の差??
トイツ・ベルリン周辺にも多数のオケが存在するが・・在京オケの数等 
競争力・聴衆の動員力は同じような環境と思われるが・・何故 日本オケの貧弱さが目立つのか??


ベルリン交響楽団― 2005年3月のベルリン交響楽団との日本ツアーでは5番と9番を演奏されますね。

インバル: これらは本当に素晴らしい曲です。5番は、人生の淋しさや哀しさ、貧しさ、その絶望の中から生まれてくる希望や愛情、生きる喜び、未来を信じることなど、人生のすべてが入っています。一方、9番は送別の交響曲です。人生の最期の音楽です。一生を振り返って、幸せだった経験、また一方で悲劇を思い出す。特に最終楽章は、音楽の頂点に立つものだと思います

― ベルリオーズの「幻想交響曲」はいかがでしょうか。
インバル:「幻想交響曲」は音楽史上革命的な作品です。ベルリオーズは音楽の中に新しい言葉を発明し、新しいオーケストラの響きを創りだしたのです。私の考えではベートーヴェンとベルリオーズの作品は音楽史上の「革命」です。ベルリオーズはベートーヴェンからたくさんのことを学んでいます。発想力も大変優れていたので、学んだことに縛られずに自由に曲を発展ささせることが出来たのです。たとえば人生の「不安」や「夢」を、それまでにはなかった新しい「色」で表すことに成功しました。
― 若い聴衆のコンサート離れについてはいかがお考えですか?
インバル: 私達は若者をリハーサルに招待したり、子供向けのコンサートも企画しています。その甲斐あって、最近は私達のコンサートに随分若い人が増えてきたように感じます。興味深いのは、私が指揮者になった当時から、聴衆の中心は50~60代でしたが、やはり今も同じ年齢層だということです。30代の人々というのは子供も小さいし、仕事も一番忙しい時期であったりして、時間的金銭的余裕がないのでしょう。
― 指揮の魅力とは何でしょうか?
インバル:今までの私の指揮者としての経験はとても大きなものです。それは私にとって宇宙とのコミュニケーションであり、神との交流でもあります。指揮しているときに感じられる瞑想の深さや緊張感の強さは他では決して得られないものです。そしてそれを得るために私は指揮者になったのです。

2005年2月27日 ブロムシュテット ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ブル7番 圧倒的な波動が 連続してドイツオケの実力が 個々にオケの魅力と奏者が巧い・・
ブロムシュテットとの信頼関係に裏打ちされた 音楽創造が 豊な弦群の響き と木管のブラス力は シュターツカペレ と比較すると 弦は豊かさ クリヤー感が・・木管のブラス 力は 甲乙付け難い 響きとなる・・実力を如何なく発揮した
4番 明るさとメンデルスゾーンの 性格の良さ・苦労していない と思える 音楽が・・何処か新世界に似ている?故郷は遠方ありて思うもの・・望郷の想い 風土を感じえた 4番となる・・リズム感が気持良い・・
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスは
1835年から47年までカペルマイスターを務めたメンデルスゾーンの手腕により大いに名声を・・

指揮 ブロムシュテット
メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 op.90 「イタリア」
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
 1743年ライプツィヒの商人たちがコンサート協会を設立、音楽家の支援を始めた。1781年にコンサート会場を織物会館(ゲヴァントハウス)に移す。1835年から47年までカペルマイスターを務めたメンデルスゾーンの手腕により大いに名声を高め、その後も、ニキシュ、フルトヴェングラー、ワルター、アーベントロート、コンヴィチュニー、ノイマンらが伝統に磨きをかけた。
 歴史的な音楽家たちとの関わりは数知れず、ベートーヴェンの三重協奏曲とピアノ協奏曲《皇帝》、シューベルトの交響曲《ザ・グレイト》、シューマンの交響曲《春》、メンデルスゾーンの交響曲《スコットランド》とヴァイオリン協奏曲ホ短調、ワーグナーの《ニュルンベルクのマイスタージンガー》前奏曲、ブラームスのヴァイオリン協奏曲、ブルックナーの交響曲第7番など多くの傑作を世界初演している。
 旧東独時代から26年に及んだマズア時代を経て、1998年にブロムシュテットが第18代のカペルマイスターに就任。2005年秋からはリッカルド・シャイーが後を継ぐ。 年間に、ライプツィヒ市での約70回の大コンサート、ライプツィヒ・オペラのレギュラー・オーケストラとしての演奏、トーマス教会での毎週のバッハ・カンタータ演奏、さらに世界各地での約35回の客演や録音など、多岐にわたる活動を続けている。 

ヘルベルト・ブロムシュテット
  (ゲヴァントハウス・カペルマイスター)
 1927年アメリカでスウェーデン人の両親のもとに生まれ、1929年家族と共にスウェーデンに移住。ストックホルム王立音楽院、ジュリアード音楽院などで研鑽を積み、指揮法はマルケヴィッチやバーンスタインに師事した。1953年クーセヴィツキー大賞を受賞。
 オスロ・フィル、デンマーク放送響、スウェーデン放送響などの首席指揮者を歴任し、ドレスデン国立歌劇場首席指揮者としてオペラにも手腕を振るった。さらにサンフランシスコ響音楽監督、ハンブルク北ドイツ放送響首席指揮者を経て、1998/99年シーズンからライプツィヒ・ゲヴァントハウス管のカペルマイスターを務める。ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管をはじめ多くの主要オーケストラから客演の招きを受け、N響とサンフランシスコ響からは名誉指揮者の称号を贈られている。CDもベートーヴェン、シューベルト、シベリウス、ニールセンの交響曲全曲など多数くリリースしており、ゲヴァントハウス管とはブラームス、ブルックナー、ヒンデミットの録音がある。
2005年2月19日 (土) ダニエル・バレンボイム指揮ベルリン・シュターツカペレ
シューマンが 新鮮な感動が・・ブラームスがシューマンを先生と慕っていた事が
曲想から鮮明に浮かびだした日となった
シューマンの2番新日と4番を同日で聴き・・音型手法がブラームスに及ぼした流れを如何なく聞き取れた??ティンパニー オーボエ ソロヴァイオリン の音波動等・・ブラームスの一番二番 の交響曲が浮かぶ・・

ピアノ協奏曲は 高度な技量 音楽性 を如何なく発揮された演奏となり
バレンボイムの指揮振り 自らピアノ演奏 等・・当時の自作演奏を彷彿させる 演奏会となり・・楽しめた

マーラー7番 圧倒的なブラス 弦の弾き込み 演奏に熱い 力と 独自の音色感が やや重たい 厚みある 弦群の響き 対向配列の妙が 其れと金管 木管 ブラス 力 が長年オペラでの培った呼吸 間 それでいて バランスを崩す事なく 圧倒的なアンサンブル 合奏力 となる

             
2005年3月15日 (火) トヨタ・マスター・プレイヤーズ 17日
          東京オペラシティ 1F 12-11 5千円・超安い
何年振りに1階のS席・5千円安い トヨタさん感謝・・佐藤ソプラノが非常に良い・・己の五感・五官の壁を取り払った・・歌唱力・声質がふくよかと伸びのある高音域と感情移入の見事さが・・相当練習 歌い込みしたと思われ・・己の物にしたと・・
オケが巧い・・大多数の方がウィーン歌劇場 ウィーンフィルのメンバーで 機微 鼓動 快活さ・・各自の奏者が 技量高いし 歌手と 奏者が正しく音楽をしていると
2番が1800年代の編成室内楽交響曲を聴かせた・・・此れが又最高のアンサンブルで
2楽章の弦群と木管の掛け合いが 楽しい し 実に巧い よく呼吸が合う・・

トヨタ・マスター・プレイヤーズ 17日
「愛・地球博」開幕記念コンサート トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン~ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フィルのメンバーとその仲間たち~ウィーン・プレミアム・コンサート
佐藤美枝子(Sop)
・モーツァルト:歌劇「皇帝ティートの慈悲」より序曲、「私は行くが、君は平和に」
J.シュトラウスII:春の声op.410
R.シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」より 「偉大なる王女様」
モーツァルト: 歌劇「魔笛」より序曲(J.ハイデンライヒ編)、
       「若者よ、恐れるな」[復讐の心は地獄のようにわが胸に燃え

ベートーベンの交響曲第2番

2年前の感想が   イタリアのトルコ人
佐藤美枝子の歌唱が優れものである
二幕のアリア 浮気心が多く・・だが年老いた 夫を失うとなると・・改心され・・見事に感情表現と演技が 巧い 前回のミミ役から場慣れ 自信 良く歌い上げ 練れた声・歌唱が良く 詩人の進行役が 役に成りきり 舞台に快活さ 溢れていた。 オケの音色は 若干重い響が 歌心が不足気味であったが 2幕より健闘していた 曲想が 鼓動の高まり リズム感高まり 楽しさが 増幅され 素適な舞台となった         2003年03月10日
ロッシーニ・イタリアのトルコ人      東京・文化 5FR-9
指揮・マウリツィオ・ベリーニ  オケ・東フィル
フィオリッラ・佐藤美枝子 セリム・矢田部一弘詩人・ロレンツォ・レガッツォ

世界屈指の演奏家集う、トヨタ・マスター・プレイヤーズ公演
 世界でも指折りの演奏家らが集うオーケストラ「トヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーン」が今月17日から、全国5都市で6回の演奏会を開く。愛知万博(愛・地球博)の開幕記念公演だ。
 トヨタ自動車のメセナ活動の一環として企画されたもので、ウィーン国立歌劇場の協力を得て、ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場のメンバーを中心に30人で構成されている。
2005年4月12日 (火) 18日 ケント・ナガノ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団
         初台オペラシティ3F R2-17 5千円(5,500円ネット)安い
メンコンは生聴きは初めて・・若き頃LPで良く聞き・・何か物足りないリズム感
音型が・・やはり生でも・・何かが・・
ブル6番・・7番は各オケが多数演奏の機会があり・・過去を思い振り返り・・初めての生聴きが6番に・・流石 ブラス力 弦群の合奏力が凄いffで 音型が崩れる事無く
一点の力ある響きと 弦群とのアンサンブルが 大伽藍の音楽を創り上げた
ケント・ナガノ とオケの良好な関係が感じられた

ケント・ナガノ指揮◎  ベルリン・ドイツ交響楽団◎
庄司紗矢香(Vn)○ メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64 ○
・ブルックナー:交響曲第6番イ長調WAB.106◎

03年の感想・・
ケント・ナガノ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団
28日 サントリーホール 2FRA1-10
ブラームス1833-1897・   ドイツ・レクイエム1869年
 ソプラノ・ルート・ツィーザク バリトン・シュテファン・ゲンツ  
               合唱・ベルリン放送合唱団
リーム1952-・記されたものの解読ー管弦楽のための4つの小品2002年

レクイエム2楽章後リーム第1曲 3楽章後第2曲 4・5楽章後第3曲 6楽章後4曲 最後の楽章レクイエムを演奏した・・・133年の時空が現代作曲家リームと・・ブラームスを結び付け・・・・ケント・ナガノ・・ベルリン・ドイツ オケが 今の時を奏でる・・理解出来るには長い時間と非常に高い感性が必要かな・・前半は・・・何故・・何故と・・ドイツ語圏から・・言葉の無い・・夢想な幻想的な世界リームへ・・・又ドイツ語圏に引き戻され・・感じかな・・・・合唱の響きが・・今も・・        2003年10月29日 10時

大植英次指揮 ハノーファー北ドイツ
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー    サントリー 8日・9日  2F・RA-2-9  7千円 妥当な額

8日 ワーグナー・タンホイザー序曲 マーラー・亡き子をしのぶ歌 ナタリー・シュトゥッツマン ブラームス・交響曲第1番
9日 ブラームス・悲劇的序曲 R.シュトラウス・交響詩 死と変容 ベートーヴェン・交響曲第3番 変ホ長調
両日とも緻密なアンサンブルに欠けていたが全プロとも 全力指揮 全力演奏は感じられた ppの弾き込み等 雑な印象が
白眉は コントラルト 亡き子をしのぶ歌
感情表現豊かな 歌唱にブラーヴァーである
1番3番ともに 今 今の音 横糸の音は良いと感じられたが・・縦糸となる 全曲に意たる音波動 物語 劇性が あのリズム あの主題 が 後に残らない・・アンコールが3曲あり ハンガリアダンスで手拍子を・・演奏会 終演の雰囲気としては最高

05年 バイロイトでトリスタン の指揮予定が・・一抹の不安と期待が・・成功を・・

2004年06月10日

1日 ジェシー・ノーマン
モノ・オペラ         文化5F R2-17  9千円 妥当な額

初めて見るオペラで舞台上はノーマン一人

一人芝居と声楽・リサイタル的な?・・
私の感性では・・理解不可能な・・
期待は 無調な 朗唱な・・展開が
声・・はメロディーライン 朗唱 電話を 介して 己の心・・現実・・夢・・幻想・・演技 朗唱 等 技量の高さを発揮した

オケ・指揮も・・語り・・抑制した響きに 陰陽があり 照明の色.光りの変化と 
ノーマンの歌唱 演技が 見事に溶合い 秀演となる
シェーンベルク・期待 プーランク・声
指揮・アルトゥーロ・タマヨ オケ・東京フィル

2004年06月04日 06時43分50秒26日ロッテルダム・フィル
指揮・ゲルギエフ マーラー交響曲第9番  サントリー2F13-35 
                      11,000円 超安い

始まる寸前に・・場内にノイズが・・指揮者気が付かず・・始まり・・延々と2楽章終了まで演奏を
2階の聴衆・・氣が分散で散々な 雰囲気となる
・・案内嬢の機転の無さと・・3楽章の始まりで中断に・・何十年と聞き初めての経験となる
補聴器 携帯 アラーム等特に注意したいものだ・・
3,4楽章と名演となり・・過去にマーラー9番で精神性・・ストーリ性を感じさせた演奏は無い・・キーロフの9番では力強さを感じさせたがロッテルダムは音の同一性・ホモゲニが
木管の個々の技量の高さ弦群の弾き込みが素晴らしい・・・
秋のウィーンフィルとゲルギエフが・・期待を
指揮者のカリスマ オーラを強く感じさせた演奏会となる

2004年05月27日 09時39分06秒


21日 ドレスデン シュターツカペレ
指揮・ベルナルト・ハイティンク
ブルックナー 交響曲第8番               サントリー2F LA4-11   15,000円 安い
オケ固有の響きと木管奏者の技量の高さと 弦の合奏力 が優れもの・・大河を流れ・・幹の太さ・・弱音から高音までの ダイナミックレンジの幅の広さを感じさせた・・秀演となる

過去のブルでは ウィーンフイル ハイティンクの7番を 超えた 感動が

2004年05月26日 09時38分28秒



国内演奏会 01年・・

2005-08-01 | 国内オペラ・演奏会
2001年04月20日 07時21分19秒

都響・ガリー・ベルティーニ 4.19
武満徹1930-1996 ・ヴィジョンズ、
メシアン1908-1992 ・キリストの昇天、
ストラヴィンスキー1882-1971 ・春の祭典

前半は、初めて聴く、タケミツの無想、神秘な響きが、メシアンは4楽章 のマーラー的な 
弦楽のうねり、一楽章の金管のみトランペットの主題が素晴らしい、

春祭は、木管弦群の集中力が、絶妙なアンサンブルを 引出す

オケと指揮者の信頼関係が伝わる
素晴らしい 演奏会 でした


2001年04月15日 20時49分23秒

4.15 バレエ ロメオとジュリエツト

ロストロポーヴッチ 新日フイル

交響曲として楽しめ 視覚としてバレエも 楽しめた オケが舞台の中程 前と奥を高く舞台に 目線が 忙しい・・・

オケも 通常の演奏会と 違って コート風の服装と 頭にハットが ハットした コンマスの 豊嶋さん も 変奏変装? 新鮮な 刺激が

二幕 の 愛の音楽とバレエ が良く 歌う、踊り
白眉でした


5.25都響・朝比奈隆
ブルックナー交響曲第7番(1881)
オケの能力を100% 弾き・吹く・叩く、朝比奈マジック。
1、2楽章の第1ヴァイオリン・チェロの
雄弁な 響き 涙が 
3,4楽章の金管・木管のダイナミックな響き 
全楽章の壮大な響きの放射を 浴びる
日本のオケの水準の高さ


朝比奈隆・大阪フィル
二楽章・三楽章と 無限に押し寄せる波 
この波は 宇宙の 果てしなき 旅
否 個から 発する 無限の 波
己の 肉体を 超越した 氣 波 波

ブルックナー交響曲8番 より

2001年08月03日
7.19 東フィル・コヴァーチュ
チェロ セルゲイ・スロヴァチェフスキー
ドヴォルザーク チェロ協奏曲ロ短調 
望郷・民族・想い 35歳のチェロ奏者 伸び伸び演奏で さきが 楽しみ

2001年07月20日
キャンディード・バーンスタイン
指揮 佐渡裕 演出 宮本亜門
7・8 迄 国際フォーラム(有楽町)
お薦めです ご体験あれ

2001年06月29日
6.16 東フィル・チョン・ミョンフン
マーラー・交響曲第2番ハ短調 復活
          緑川まり・小川由美
初の合併後 演奏 指揮者の意図が オケに伝わらない? 
オケの自発的な音楽・音創りが 聴こえてこない 
木管、金管の つなぎが悪い
過去 新星のアンサンブルの良さが無い 
オケ団員に 合併の メリットが? 
最後の5分 合唱の盛り上がりは感動
指揮者の全体の構成力わ 素晴らしい

微妙な アンサンブルを 構築するにわ5-6年 かかる 
ウィーンフィル方式が成功するか?

2001年06月17日
岩城宏之・オーケストラ・アンサンブル金沢
ベートーヴェン・交響曲第九番
バンベルグ交響楽団合唱団

米国の テロ 後 
シラーの詩が
満点の星々が 壮大な天の夜空を悠然とめぐるように 同胞よ おまえたちも 
与えられた 道を歩むのだ 

全世界のひとたちと くちずけをかわし合うのだ 同胞よ 満点の 星々のかなたには 
父なる 神はかならずや おわしますのだ

星々のかなたには 神は かならずや おわしますのだ

米国の 神 イスラム の神 神のもとに 正当化される 思想が 
地球星に 争いが 無いことを

何百年前 の 音楽、詩が 何かを 現在の人類に 

2001年09月23日
東フィル・指揮 デイヴィッド・アサートン
アサートンの音楽解釈と全体の構成力が
素晴らしい 
プロコフィエフ・ロミオとジュリエットの
バス、ヴィオラの合奏力が 充実した上
木管、弦の ホモゲニ 同一性が 
聴く者に 感動を 伝える


モーツァルトの 手紙を 読む
ベーズレ書簡 従妹・いとこ
マリーア・アンナ・テークラ・モーツァルト

1777.10.17 父への手紙で
美しく、賢く、愛らしくて、如才がなく、陽気である 世間を正直に渡ってきたからです
従妹

1777.10.31
気の利いたことを書かなくてはならないのに、気の利いたことはなにも浮かんでこないぞ。首席修士さんに、楽譜をすぐ送ってくれるよう、注意するのを忘れないでね。あなたの約束を忘れないでよ。ぼくもきっと忘れないから。まだぼくを疑っているの?近いうちに全文フランス語の手紙を書いて送るってば、あなたはそこでフオルストマイスター 営林局長さんに翻訳してもらえばいいのさ。でも、あなたはもうすでにフランス語の勉強を初めたと思うけど?ところで、これ以上気の利いたことをひねり出す余白がないんだ。それに、気の利いたことはなんてったって頭痛の種だからね。でも、とにかくぼくの手紙は才気と広い学識に溢れているのである。もうすでにあなたが読んだのなら、それを認めなくっちゃ。そして、もしまだ読んでないなら、お願い、早く読んでょ。とってもためになることがあるから。数行 読んだら、つらい 涙を流すだろぅょ。

2001年04月28日

4.26. ヴェルディ・レクイエム
大野・東フィル、緑川まり、寺谷千枝子、
マルコ・ベルティ、グレゴリ・フランク
1873年に死去した詩人、アレッサンドロ・マンゾーニの死を悼んで作曲された、
最初の弦群の響きの美しさよ、
合唱の祈り 祈り 
主よ、永遠の休息を かれの上に与え 
たえざる光を かれらの上に
照らし給え

テノールのマルコ・ベルティの美声に感動 
いつもながら合唱の力が 素晴らしい
東京オペラシンガーズ

40代大野の指揮と 70代ベルティーニのレクイエムの違いが面白い 
その年齢の味わいが

2001年04月27日

4.22 ブゾーニ1866-1924
・ピアノ協奏曲ハ長調・合唱付
P・アンドレ・アムラン、東フィル・沼尻指揮
一.二楽章ともリズム、メロディが古典的?自己主張が無い・単調な音、眠くなる、
コントラバスとオーボエ、ピアノと流れるリズム感が三、四楽章と進み
作曲者の意図する音、合奏力が伝わる
五楽章の合唱とオケのアンサンブルが、
さすがオペラ・オケの本領が発揮され、
沼尻の解釈も的確と感じました。