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後から押し出されるもの

2006-08-02 | 無能唱元・唯心円成会
私たちが現在 このように生きて このように考えているのは、
アメリカの哲学者であったエマーソンの

 すべてのことは偶然起きるのではない、それは後ろから押し出されるのだ
という不思議なことばに代表されます。
 後ろから押し出されてくるものとは何でしょう?
 それには三つの要素があると、私・唱元は考えています

まず第一は、祖先かわ受けついだものです。先天的な体や心の状態、つまり遺伝で
あります。これはもはや治すことはできません。たとえ血液型とか、色盲とかいう変え
られない部分です。 宿命 というものです

二番目が 両親の教育 マスコミの影響 友人・交友関係の影響といったものから
変わっていく 運命であります

三番目に 現在の状況つまり偶然であります

三つの要素とは 宿命 運命 偶然 ということです

そして この三つのうちの一つだけを拡大解釈するのは あやまりです

一本のビンがあって それが私たちの心の状態を示しいるとします
 そのビンの中には マイナスの液がたっぷり入っていたとしましょう
 プラスの感情というものを小石としましょう 常にプラスの小石をビンの
中に入れ続けたなら いつの間にかマイナスという悪水は出ていってしまうでしょう

 プラスの要因を多くするには一日二日ではなく 続けなくてはならないのです
というのは 宿命という変えられない要素 
長年の体験からの運命という要素
これらにもマイナスが貯まっていたら一日ではそれがなくならないからです

 しかし偶然の部分をコントロールすることで 好転は可能なのです 
実に大事なのは 運命の部分にプラスを与えることです

世の中は自分の不遇を先祖のせいにする人も多いようですが 
これはそうではありません

 今あなたが生きている人生の偶然の部分を コントロールすればいいのです

現在の 状況つまり 偶然であります・・さあ あなたもまず実践してみましょう

                      無能唱元・唱元説話集より

摂理・・信仰・祈り、はおのれの中に・・
宗教は何かを、マツリ、教祖化し・・組織内から抜け出す事が??

羹に懲りりて 膾を吹く/あつものにこりて なますを ふく

2006-08-02 | 今日の言葉 賢人訓
羹に懲りりて 膾を吹く・あつものにこりて なますを ふく

前の失敗にこりて 必要以上に用心しすぎること

熱い物で 舌を火傷したので・・酢で味付けした 
               冷たい物でもふーふーと吹いてさます

何事も慎重に・・慎重しすぎて・・進まず・・良くある事ですね

細心 且つ 大胆に