10日 ティアラこうとう 東京シティ・フィル 定期演奏会 E-17・3500円・安い
W.A.Mozart
Symphony No.35 in D major, K.385 "Haffner"
モーツァルト 1756-91/ 交響曲 第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」・1782
26歳の作で富豪ジークムント・ハフナーから作曲依頼が・・当時コンスタンツェ・ウェーバー、(ウェーバーのいとこ)との結婚を控えていた・・
T.MayuzumiEssay for String Orchestra
黛 敏郎1929-1997 / 弦楽のためのエッセイ・1963・・・コンマスのソロから・・輪廻転生・・5重奏へと音楽が発展し・・弦の合奏へと・・瞑想波動の流れを感じました・・
W.A.MozartRequiem in D minor, K.626
モーツァルト / レクイエム ニ短調 K.626・1791
・・4名の歌手・声質が良く、オケ、合唱、ソリストのバランス感覚が良いですね・・
合唱はアマ集団ですが良く歌い込んでいた様で、内省的な響きが心に響きました・・
指揮:飯守泰次郎・・35番、レクエムともオケの特徴ですか??重たい、快活さが無い感じがオケの個性?、ワーグナー指揮者の刷り込みがある為かな?・・
ソプラノ:日比野 幸、アルト:谷口睦美、テノール:児玉和宏、バス:山下浩司
合唱:東京シティ・フィル・コーア(合唱指揮:藤丸崇浩)
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住吉ー錦糸町ー上野へ・・意外と近いJR両国近辺車窓から、話題のスカイ・観えました
2時間ほど前に35番を聞いて、聴きなおしでしたが・・
東京春祭特別オーケストラが素晴らしい・・N響コンマスとか、チェロ・都響の方とか、オザワ音楽塾、サイトウキネンメンバー等とか混成オケ集団でしたが、短期間、短時間で合わせるわけで、アンサンブルも見事に出来上がっていると感じました・・
オーボエに荒さん
あらさん ブログ、追っかけ中の島田さん
ブログとか・・以前水戸室内で荒さん聞いてますが久し振りに聴きました、現在は東響の在籍とか・・
上野・文化会館 カルミナ・ブラーナ 3F・L2-5・14000円安い
4月10日(土) 18:00開演(9日と連続)
モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K.385「ハフナー」
豊かな弦群の響き・・木管の優美さ・・陰陽あるアンサンブルと良かったですね
カルミナ・ブラーナ
過去に2度聴いてますが、新国立、洗足学園音大(歌手はプロ)・・で
音楽の印象が全く違いました・・歌手の歌唱が、カウンターテナーであったり、バリトンの歌唱も時にはテナーにしたり、一人二役的な声質・歌唱を受けました・・
最初の旋律から、合唱へと流れが・・心をつかむ、掴まされる音楽波動が、そして最終旋律で最初の旋律が、合唱へと盛り上がりが素晴らしいすね、アリアと、フルートと合唱、ソロとのかけ合いも・・依然聞いた時には感じなかった・・旋律が良く聞こえた・・
新鮮波動が・・音楽・歌詞から輪廻転生を感じさせますね・・
デジレ・ランカトーレ(S)の高音声域、歌唱には驚きが・・何れも素晴らしい
オルフ:世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」(字幕付)
指揮 リッカルド・ムーティ
HP
出演 デジレ・ランカトーレ(S)
マックス・エマヌエル・ツェンチッチ(C-ten)
リュドヴィク・テジエ(Br)
演奏 東京春祭特別オーケストラ
合唱 東京オペラシンガーズ、東京少年少女合唱隊(児童合唱)
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1音楽フアンの視点から
HP
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カルミナ・ブラーナ概訳
【Fortuna Imperatrix Mundi 世界の支配者 フォルトゥナ】
1.O Fortuna おお、運命の女神よ
運命の女神よ、貴女は月の如く満ちたり欠けたり、常に定まらない。 人生も同じこと、確かなものは何もなく、運命に弄ばれ貧乏も権力も 氷のように無に帰する。 恐るべき空虚な運命よ、おまえは車輪の如く回ってゆく。 信頼能わず、隠れたら現れ、健康と徳を授けたらすぐに 欲情と背反をよこす。 我らは常に憂悶しながら、たえず恐れおののく。 さあ、運を掴んだ者も投げ落とされた者も、私と共に運命に泣こう!
2.Fortune plango vulnera 運命に傷つけられ
運命に傷つけられて、私の目からは涙がこぼれる。 せっかく手にした幸運もすでに遠い。 幸運はあっという間に通り過ぎ、 気づけば何も残らないって言い伝えのとおりだ。 栄光など所詮は心許なく気づけばすぐに崩壊する。 運命の輪は回り、一方が沈めばもう一方が昇る。 玉座の順番が回ってきたら、次は破滅に警戒せねばならん! 運命の車軸に刻まれたトロイの女王ヘクバの名も、 かつては頂上で輝いていたが今となっては車軸の下なのだ。
【Ⅰ Primo vere 早春に 】
3.Veris leta facies 春の喜ばしい風貌が
春の喜ばしい気配が近づいてくる。 春が勝利し、厳しい冬は逃げ去った。 春の女神フローラが麗しく君臨し、森の小鳥たちは祝いさえずる。 太陽神フェブスは笑いを与え、花々は咲き誇る。 西風ゼフィロスは甘美な吐息の風で芳香を放ち、 人間は愛のため愛神アモルのもと駆け回る。 美の神ヴィーナスが歌い、ナイチンゲールが甘く歌う。 花々は咲き乱れ、森には生命溢れ、 喜び満ちた乙女らの輪舞の輪が広がる。
4.Omnia sol temperat 太陽は万物を調合し
太陽はあらゆるものを調合し、さあ、新しい世界が4月から始まる! 人々は愛の神クピドの命令のもと愛を楽しむ。 春は数多の新しいものを用意し、我らに愛の喜びを約束し、命じ、 そして方法を指し示す。 「おまえの真実にこそ、誓約の確保が試される」と。 誠実に我を愛せ! 誓いは、たとえ身が遠くにあったとしても心を表す標しとなろう。 誰もがこのように愛し合い、運命の車輪に乗って回ってゆくのだ。
5.Ecce gratum そら、ご覧!
そら、ご覧!春が喜びを呼び戻し、祝いと希望が溢れるのを! 草原には紫色の花々、空には太陽。 春は帰還し、憂鬱な冬はもういない。 こんな幸せを知らずにいじけている奴らは哀れだよ。 さあ、華々しく、陽気にいこう! 甘い楽しみの中、愛の神クピドの褒美を手に入れんと骨折る者どもよ! さあ、自慢たっぷり、愉快にいこう! 我々もいにしえのパリスに倣ってヴィーナスの命令に従い、 人妻さえものにしちまおうじゃないか!
【Uf dem anger牧場の岸にて】
6.Tanz 舞踏歌
7.Floret silva 森は光り輝き
森は光り輝き、花は咲き乱れ、葉は生い茂る。 でもあたしの昔の恋人はどこ?彼はここから馬に乗って去ったまま 戻ってこない。 森は至る所花が咲き乱れているけれど、彼はまだ戻らない。 こんなに長い間どこにいるのかしら? 彼はここから馬に乗って去ってしまった・・・。 もう誰も私を愛してなどくれないのね。
8.Chramer, gip die varwe mir
小間物屋さん、私に頬紅くださいな
小間物屋さん、私に頬紅をくださいな。美しくなって彼をものに しなくっちゃ。 恋しなさい、清く正しい若者も愛らしいお嬢さまも! そして誇りと栄光に包まれましょう。 皆が恋に喜び溢れるって、なんて幸せなことなのかしら。 私もきっと愛する人の下僕になってみせるわ。 さあ、私を見て!そして私を好きになってね!
9.Reie/Swaz hie gat umbe ここで輪になって
/Chume,chum,geselle min おいで愛しい人よ
ここで輪を作って踊っているのはすべて乙女たち。 でもこの夏中男がいらないだなんて、なんとしたこと?
さあ、こっちに来て、私の貴方。貴方を待っているのよ。
おいで、おいで、僕の恋人よ、赤い唇をした可愛い娘、 来て、僕を元気にしておくれ!
ここで輪を作って踊っているのはすべて乙女たち。 この夏中男がいらないだなんてこと、あるわけがない!
10.Were diu werlt alle min 世界中が全て俺の物だとして
世界中が全て俺の物だとしても、 それが海からライン河まですべてだったとしても、 俺は敢えて困窮を望む。 もしもエゲレスの王妃様が俺様の腕に横たわってくれるというのなら!
【Ⅱ In Taberna 居酒屋にて】
11.Estuans interius 激しい怒りを胸に秘め
激しい怒りを胸に秘め、私の心は苦しみでいっぱい。 私はまるで物質か、風に弄ばれる葉っぱ。 人生を投げ、水夫なしの船のように、風に運ばれる鳥のように 時を漂うのさ。 私を縛らないで!嘆かないで! ご立派な方々は重荷、でも悦びは甘い蜂蜜よりも素敵。 ヴィーナスのご命令なら労苦も楽。 若者の前途を邪魔し、悪徳につなぎ有徳を忘れ、 魂が死んでも皮膚にはまだ未練を残す・・・ 人生なんてそんなもの。
12.Olim lacus colueram 昔、私は湖に住んでいた
昔は私も美しい姿で湖に住んでいた。かつて白鳥だった頃は。 なのになんと哀れなこと、今は焼かれて ただ真っ黒な姿になってしまった! 料理人は鉄串を回し、薪は私を強くあぶり、 食卓係が私を酒宴に運ぶ。 皿の上に横たわり、飛ぶこともできない。 ぎしぎし砕く歯が見える! ああ情けない、高い志もすっかり崩れて今はこの有様だ。
13.Ego sum abbas 我は大修道院長様
我はのらくら者の大修道院長様であるぞ。 我の助言はどんちゃん騒ぎに、好意はダイスの神デシウスにある! 夜明け、酒場に迷ってきた子羊は、夕方にゃ身ぐるみ剥がされ 外におん出されてこう叫ぶ。 「なんてこった!なぜ運命は俺をこんな目に遭わすのか? 人生から楽しみが完全に持ってかれちまった!」
14.In taberna quando sumus 居酒屋にいるときにゃ
居酒屋にいる時にゃ畑のことなど心配しないが、 賭事には飛んでってそこではいつも汗だくさ。 ここじゃ皆が身分の差なく賭け飲みし、死すら恐れやしない。 さぁ、酒神バッカスのためにもうひと賭! まず最初にここで飲んでる自由なやつに乾杯! 次に縛られている真面目な奴らに、3度めは人生に! 他にもあの人この人あれやこれ、教皇にも王様にも乾杯! 皆が飲む! 主婦に亭主、学生に坊さん、のろまにせっかち、子供も年寄りも あんたらもあいつらも、100人も1000人も飲む! 600貨幣じゃ少なすぎ、なにしろ限界なく皆が飲んでるんだからさ。 死ぬほど飲んで皆から蔑まれるし貧乏になるし、 でも俺達はつるんで正しき者どもに対抗するぞ! 万歳、ああ愉快だ!
【Ⅲ Cour d’amours 愛の誘い】
15. Amor volat undique アモルはそこら中を飛び回る
愛の神アモルはそこら中を飛び回り、気ままに誘惑して回る。 若い男女が親密になるのは全く当然のこと。 もしも全く悦びを知らぬまま心を閉じて夜を過ごすというのなら、 それはあまりにも悲しい侮辱的な状態。
16.Dies,nox et omnia 昼と夜と全てのあらゆるものが
昼も夜も全てのあらゆるものが私に逆らう。 あのひととの会話は私を悲嘆にくれさせ、私はため息ばかり。 友よ、からかうがいいさ。 でも経験豊富な君たちにお知恵を拝借したいもの。 ああ、貴女の美しい顔が私を1000回も泣かすのだ、 胸に氷を抱えるようだ。 再び私を生き返らせるのは貴女のたった一度の口づけ。
17.Stetit puella 若い娘が立っていた
若い娘が立っていた、赤いチュニカを着て。 誰かが彼女に触れたら、チュニカが音を立てた。さらさら、と。 若い娘はまるで小さな薔薇のように立っていた。 その顔は光輝き、口元は花が咲いているよう。 (サア、アトハオタノシミ・・・。)
18.Circa mea pectra 私の胸の周囲を
貴女の美しさで私の胸は一杯だ。 太陽の如き明るい瞳よ、雷の如き輝きよ。 神よ、どうか私の決意を邪魔しないでほしい、 乙女の閂を外すという決意を。 でも喜びはない。 愛しい貴女は決して振り向かない。
19.Si puer cum puellula もしも若者と若い娘が
もしも若者と若い娘が一緒に小部屋に居たならば、 それはもう繁栄ある結びつき。 愛が生まれてくる、等しく分け合う愛が! 倦怠は遠ざかり、口憚る遊戯をする。 体で、腕で、唇で。
20.Veni,veni,venias 来て、来て、来ておくれ!
おいで、早く!私を死なせないで! 美しい君の顔、鋭い眼差し、ふさふさした髪、 ああ、なんて堂々と輝いていることか! 薔薇よりも赤く、百合よりも白く、全てのものより なお優美な、 君こそが私の誇り!
21.In trutina 天秤に
天秤にかけてみた、理性とためらい、不安と傲慢、 そして愛と貞淑を。 でも私は目に見えるものを選ぶ。 首をくびきに縛ってみても、やはり愛に寝返ることでしょう。
22.Tempus est iocundum 季節は悦楽の時
季節はまさに悦楽の時。乙女も若者も、一緒に喜ぼう! (彼女の誓いは僕を強気にさせるけど、拒否されたらもうがっくり) (男は冬中忍耐し、春の空気に弾け飛ぶ) (あの娘の処女に翻弄されて、簡単に奈落へ落っこちる) おいでお嬢さん、悦びと共に。 さあ早く、美しい人!もう死ぬほど君に恋いこがれている! おお、すべてが光り輝いて乙女たちも皆、愛に燃えている。 新しい新鮮な恋に狂い死にしそうだよ!
23.Dulcissime 愛しい貴方
愛しい、愛しい貴方、私のすべてを貴方に捧げます。
【Blanziflor et Helena ブランツィフロールとヘレナ】
24.Ave formosissima めでたし、最高に優美な人よ
めでたし、最高に優美な人よ、あなたは豪奢な宝石。 ああ、徳そなえた処女よ、世界に満ち溢れる光よ、世界の薔薇よ! 美の化身、ブランツィフロールとヘレナよ! 寛大なるヴィーナスに栄光あれ!
【Fortuna Imperatrix Mundi 世界の支配者 フォルトゥナ】
25.O Fortuna おお、運命の女神よ
冒頭へ戻り、繰り返し(このように運命の輪は回る)