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7日 ベルガモ・ドニゼッティ劇場オペラ「ランメルモールのルチア」

2007-01-08 | 音楽鑑賞 外来オペラ・・
2007/01/07(日) 17:00
第24回名古屋クラシックフェスティバル 
ベルガモ・ドニゼッティ劇場オペラ「ランメルモールのルチア」
会場 愛知県芸術劇場 大ホール 5F9ー36 6千円・安い
5階天井桟敷?、で傾斜が強い・・意外と舞台に近い・・
音響は?・・PAは殆ど使用してない声域と感じましたが・・
意外と声、オケの音が良く届きました・・注目のデジレ・ランカトーレ と男声が粒揃いです・・各アリアも素晴らしいのですが、重唱が一段とアップした歌唱が驚きです
 3幕狂乱の場が縦・立体的な導線を上手く使っていたと思いました・・
8日より横浜、東京公演ですね・・観てのお楽しみですね
手頃なお値段で、十分楽しめました。

指揮:アントニーノ・フォリアーニ
演出:フランチェスコ・エスポジート

           ルチア  デジレ・ランカトーレ
  エンリーコ・アシュトン卿  マッシモ・カヴァレッテ
エドガルド・レーヴェンスウッド ロベルト・デ・ビアージオ
           アリーザ ティツィアーナ・ファルコ
 アルトゥーロ・バックロー卿  マッテオ・バルカ,
    ライモンド・ビドベント エンリーコ・ジュゼッペ・ヨーリ
          ノルマンノ ヴィンチェンツォ・サリネッリ
 
演目・曲目 ドニセッティ作曲:「ランメルモールのルチア」
問合せ先 中京テレビ事業
※10日(水)18:30・12日(金)18:30公演のエドガルド役に予定しておりました、ファビオ・サルトーリは病気のため出演不可能となりました。
 代わって、アントニオ・ガンディアが出演いたします。どうぞご了承ください。
※「ランメルモールのルチア」全公演の指揮者は劇場側の都合により当初の発表の指揮者からアントニーノ・フォリアーニに変更となりました。
17世紀のスコットランド。城主エンリーコは傾きかけたアシュトン家の再興を図るため、妹ルチアを権勢さかんな高官アルトゥーロと政略結婚させようと考えている。
しかしルチアは、エンリーコの宿敵エドガルドと恋仲で、兄の意向に従わない。エンリーコは偽の手紙を使って「エドガルドは別の女に心変わりをした」とルチアを騙し、アルトゥーロとの結婚契約書に署名をさせる。ちょうどそこへエドガルドが登場、ルチアの不義を罵る。
エドガルドへの想いを残すルチアは初夜の床で新郎アルトゥーロを刺し殺し、狂乱のうちに祝宴の場へ現れ、愛するエドガルドと祝宴を挙げている妄想にひたり、錯乱状態のまま事切れる。ルチアの死を聞いたエドガルドは、天上でルチアと結ばれようと、短剣で自害する。
世界に冠たる歌劇場を席巻!コケティッシュなヒロイン、ランカトーレ
1996年、弱冠19歳にして『フィガロの結婚』バルバリーナ役でザルツブルク音楽祭デビュー。 2004年12月、スカラ座リニューアル記念公演『見出されたエウロパ』の超難役セメーレにムーティの指名で抜擢され大成功、オペラ界のニュー・ヒロインとして一躍脚光を浴びた。それ以外にスカラ座では彼女の最大の当たり役である『ホフマン物語』オランピアでも登場。

ランカトーレ インタビューより
 尊敬しているルチア歌いは・・マリエッラ・デヴィーアですね、今日までで最も偉大なイタリア人のルチア歌いです

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過去のルチア・・ 2004年09月04日 09時12分16秒
ルチア 3日 ラ ヴォーチェ
ルチア・ドニゼッティ  新国立 3Fー2-48  12,000円 超安い
指揮・ステファノ・ランザーニ 東フィル 藤原歌劇団合唱
ルチア・マリエッラ・デヴィーア 
エドガルド・マルセロ・アルバレス 
エンリーコ・レナード・ブルゾン 
ライモンド・カルロ・コロンバーラ 
アルトゥーロ・中鉢 聡 
アリーザ・エレナ・ベルフィオーレ ノルマンノ・樋口達哉

 声量/歌唱 演技が絶品のアルパレス 超ブラヴォーと
演技/歌唱 デヴィーアの 狂乱の場 でフルートの 音質と 声・ソプラノの 同質性を感じえたのは 初めてであり 感動であった
コロンバーラ の 慈悲のある 演技歌唱 
ブルゾンの兄・エンリーコ 家・権力者 妹・ルチアを政略結婚へと・・心理描写等
初日から 総歌手陣の歌唱演技と オケ/指揮者との有機的な舞台創造を創りあげた
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※「アンナ・ボレーナ」16日公演の指揮者は劇場側の都合により当初の発表の指揮者からアントニーノ・フォリアーニに変更となりました。
世継ぎに恵まれない英国王エンリーコは、現王妃アンナと離婚し、その侍女ジョヴァンナをめとる口実を探している。
ある日、アンナのかつての恋人ペルシーが久しぶりにロンドンに戻ってきた。ペルシーは、昔の愛を取り戻そうとアンナに言い寄るが拒まれ、絶望から自刃しようとする。部屋に忍び込んで、物陰から成り行きを見ていた楽士スメトンはそれを止めようと飛び出すが、その騒ぎの中、国王もやってきて、アンナは密通の疑いで裁判にかけられる。
監禁中のアンナのもとにジョヴァンナがやって来て、王と離婚すれば命は救われると告げるが、アンナはそれを毅然と拒否する。
エンリーコは、法廷でスメトンから偽証を引き出し、アンナとペルシーは死罪に。アンナは正気を失い、新しい妃の決定を祝う音楽が遠くから聞こえる中、倒れて息絶える。
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強靭な声と抒情的な表現力~21世紀を代表するドラマティック・ソプラノ、テオドッシュウ
ギリシャ出身。96年にバイエルン州立歌劇場≪アンナ・ボレーナ≫題名役を歌い、西側一流オペラ座に本格デビュー。その後、≪オテロ≫デズデーモナ、≪トロヴァトーレ≫レオノーラ、≪ノルマ≫題名役など次々と新しい役柄でも絶賛され、99年春、ボローニャとパルマで歌った≪アッティラ≫オダベッラの成功により、ヴェルディ作品、ベルカント・オペラ双方における最も重要な歌手の一人としての評価を確立した。 2000年には、≪椿姫≫でローマ歌劇場へ、≪アンナ・ボレーナ≫でナポリ・サンカルロ歌劇場へ、≪トロヴァトーレ≫でスカラ座へ、それぞれデビュー。
02年には≪アッティラ≫で英国ロイヤル・オペラにもデビュー。
その後も順調に主要歌劇場での活躍を続けるほか、日本ではフェニーチェ歌劇場の引越公演(2001、05年)、カターニア・ベッリーニ大劇場の引越公演(03年)等で見事な充実ぶりを見せている。
ドニゼッティ(1797~1848)生誕の地ベルガモはミラノの東方約50キロ、文化的薫りを色濃くたたえる古都で、ドビュッシーの『ベルガマスク組曲』ゆかりの地でもあります。オペラ座の創設は1791年と古く、当初リカルディ劇場と名づけられましたが1897年にドニゼッティの生誕100年を記念してドニゼッティ劇場と改称されました。
ベルカント・オペラの大家ドニゼッティは、4歳年下のベッリーニと競うように数々の傑作を世に送り出し、全部で70あまりのオペラを残しましたが、作曲当時に何回か上演された後すっかり顧みられなくなるものも多く、また上演はされても演出家や演奏家の勝手な都合でカットされたり改変されたりして、オリジナルの響きが失われているケースが多いのも事実です。
20世紀半ば以降、ベルガモ・ドニゼッティ劇場では、他のオペラ座が顧みもしなかった多数の作品を、極力オリジナルに近い形で復活上演し再評価する取り組みを続けています。
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