orityan日記。

ヤプログさんが閉鎖のため
引っ越してきました。
何ということもない徒然ブログです。

尾道③

2008-09-23 18:08:28 | インポート
 そう、
 何を隠そう・・、
 わては ホテルに帰って、
 ご不浄に行きたかったのです。

 自分専用の時間制限なしの W.C。
 開高 健氏が色紙に書いておられましたような
 「良い雲古」捻出するため。

 しかし、
 「良い雲古」どころか、
 サントリー・ソーダのような雲古が
 打ち上げ花火のフィナーレのように
 宴の最後を飾ったのは、

 お昼のごっつおが
 「げぼじょ」として嘔吐され尽した 
 それから 約三時間後のことでありました・・。

 これって、
 「食中毒」なんやろか・・。
 ほんなら、今日中には治らへんやろな・・。
 もしかして、もっと苦しくなって
 命まで危なくなる・・?

 ほんなら、お坊ちゃま(息子)に連絡せなアカンなあ・・。
 こんな急場でも
 「高速代高いからシタミチで・・。」っつうたら怒るで母はっ!!

 保険証持ってきてて良かったなあ・・。
 で、
 まずは ホテルの人に言うたらええのんかなあ・・。
 直接 救急車を呼ぶのか・・。
 タクシで自分で行くのか・・。
 救急医療体制は今時 非常に悪くなっているのに
 行けるんかいな・・。

 しっかし、
 単なる食あたりのような気もするし・・。
 やっぱ、
 いきあたりばったりの旅は
 もう わてには無理があるのか・・。

 いつになったら治まるや知れぬ 「げぼじょ」の呼び声の合間に
 つれづれに脳裏に思い浮かんだ事なり。

 「げぼじょ」が一段落つくごとに見えてしまう
 鏡の中の 黄土色した顔の おばはんは誰??

 (なんせ ビジネスホテルやけんねー。)
 (しやから、ベッドとトイレットはむっちゃ近い。
  これって 不幸中の幸い??)

 (不幸中の幸いと言えば、ビジネスホテルやけん、
  晩ごはんも付いてないわけ。
  良かったとよー!! ご馳走の宿やったら、
  おいしい晩ごはんを目の前に 悶絶の夜を過ごすところであった・・。)

 こんな非常時にも、
 食い意地だけは忘れていないワテではあった・・。

 そうして、
 「げぼじょ」と「サントリー・ソーダ」の夜は更けて、
 はと、
 目覚めたのは、夜の8時すぎであった・・。

 いとあはれなり。




  まあまあ、
   そんなこんなで 
   写真も あんまり ありまへんにゃ。

   つづく。