翼も広げた、コノドジロムシクイ。

午後になり少し動きが活発になって、全身を見せることも何度かあった。
多くのベテランバーダー・カメラマンさんたちが居たが、この鳥を見るのが初めてという人がほとんどのようだ。

大フィーバー、コノドジロムシクイ。

葦原から時々出てきて、近くの木の枝にとまってくれる。その時はチャンスとカメラを向ける。
私が行った時には、すでに７０名ほどのカメラマンやバーダーが向かっていた。その後も次々と人は増え、１００名を超えるほどにもなった。関東では初めて見られたそうだ。

嬉しい出会い、コノドジロムシクイ。

葦の隙間を行ったり来たり、最初の内はその隙間からわずかに見えるところを撮るのに精いっぱいだった。やっと葦から全身を出してくれた。

葦の虫を食べていた、コノドジロムシクイ。

舌が回らないような、ややこしい名前、コノドジロムシクイ。
葦の葉から小さな虫を、捕っていた。少し低い太い声でタッ、タッ、と鳴いていた。

珍鳥、コノドジロムシクイ。

きわめて稀な迷鳥とのことで、日本での記録も数えるほどしかないそうだ。このような鳥に会えるとは幸運そのものだ。関東では初めてのようだし、我が家にある５冊ほどの図鑑でも載っていたのは２冊だけだった。

初見、初撮り、コノドジロムシクイ。

地味なウグイスに似た色をしているが、のどから下がくっきりと白い。もちろん初見、初撮りだ。嬉しくて興奮さめやらぬ思いだ。

コノドジロムシクイ。

珍しい小鳥が出ていると聞き、ある公園に行った。初めて会うコノドジロムシクイに緊張した。