暗くなっても飛んでくれないコミミズク。

夕暮れになって、風が出て寒くなった。風の音がひゅうひゅう音をたてていた。コミミズクはこんな時は飛ばないらしい。

怪我をしていたのかな、コミミズク。

左の目の上に、赤く血がにじんでいた。襲われたのだろうか、ケンカしたのだろうか。

日が暮れて、じっととまっていたコミミズク。

長い間同じ場所にじっととまって、時々首を左右に動かすだけだ。

場所をほとんど動かず、ホバリングするチョウゲンボウ。

近くで、長い間ほとんど同じ場所で、ホバリングしていた。

いつまでも続く、チョウゲンボウのホバリング。

なにか獲物を見つけたらしく、長い間ホバリングしていた。

飛んでいたノスリがおりた。

枯れ草の山積みに降りた。

チュウヒは時々、近くを飛んでくれる。

必ず会えるのはチュウヒだ。

コガモもディスプレイ行動を始めていた。

ここでも、春がもうすぐだと知らせていた。

咲きだした、梅の白い花。

昨日、今日、非常に寒い日だけれど、確かに春の兆しが見えている。