19日告示
「日本共産党員になった時、(応援に来てほしいとの)声が掛かると思っていたし、可能な限り引き受けようと思っていた」―。京都市長選(19日告示、2月2日投票)に立候補を表明した福山和人弁護士の応援に11日、昨年8月に日本共産党に入党した小松泰信・岡山大学名誉教授がボランティアの一員として京都市に駆け付け、街頭でハンドマイクを握りました。
農業協同組合論を専門とする小松氏。伏見区では専業農家と懇談し、左京区で開かれた決起集会では農業政策を充実させてほしいとあいさつしました。「単なる食糧生産だけじゃない。京都の自然をどのように保全するかにも関係する。災害はこれから何が起こるかわからない。そのためにも農業を整備してほしい」と訴えました。
小松氏は、京都市長選応援に駆け付けた思いについて熱く語りました。「安倍晋三首相が許せない。例えば公文書の問題。シュレッダーにかけるなんて、うそもいいところだ。安倍首相を引きずり降ろし、同じDNAの自民党政権に打撃を与えるために、いろんなところでのろしを上げていく必要がある」と力説。「福山さんが市長になれば、市政は良い方に変わり、国政にも影響を与える。安倍政権に降参の白旗を立てさせよう」と語りました。そして「ぜひ、私のように全国からボランティアで京都に駆け付けてほしい」と呼びかけました。