半身の月が窓を通り抜けて
レースのカーテンで吐息をもらす
青白い部屋
頭の重さを預けている枕
その隅っこから
砂をこする秒針の音がする
そうだこれは血液の音
心臓が私の中心から
私の指導を遠く離れて
押し出し続ける血液の
規則正しい生活
闇の中の
しずけさの中では
それが見えるような気がする
夢の深く色の世界
心はたっぷり
あるひとつの形をかたどる
どれほどたくさんの愛
重みのないおそれ
胸の縁まで満ちている
うつ伏せた顔の下にある邪魔な
異物を退けようと左手で
つかむと不気味な弾力
急いで枕の向こうへ放り出す
意識を持たない
投げ出されたそれ
は私のみぎ・て・・・
レースのカーテンで吐息をもらす
青白い部屋
頭の重さを預けている枕
その隅っこから
砂をこする秒針の音がする
そうだこれは血液の音
心臓が私の中心から
私の指導を遠く離れて
押し出し続ける血液の
規則正しい生活
闇の中の
しずけさの中では
それが見えるような気がする
夢の深く色の世界
心はたっぷり
あるひとつの形をかたどる
どれほどたくさんの愛
重みのないおそれ
胸の縁まで満ちている
うつ伏せた顔の下にある邪魔な
異物を退けようと左手で
つかむと不気味な弾力
急いで枕の向こうへ放り出す
意識を持たない
投げ出されたそれ
は私のみぎ・て・・・
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