晴れ予報
2015年06月30日 | 詩
天気予報では晴れると言っていた。
確かに、明るい。
昼間はいつだって光はある。
その中に、閉じられた日と
開かれた日があって
今日は開かれているほうだった。
けれど予報の晴れマークみたいに
太陽がまんまるい顔をのぞかせることもなく
白いもやがたちこめていた。
どこからが空なのか。
考えにふけっているような大気が注がれ
建ち並ぶビルディングをひたひたに浸している。
それでめいめいが勝手な方向を向いているビルディングも
一様に物思いにふけっているように見える。
しかし開かれた日である今日は
なにやら喜ばしい息が吹き込まれているらしく、沈むよりは
ふくらんでいるように見える。
確かに、明るい。
昼間はいつだって光はある。
その中に、閉じられた日と
開かれた日があって
今日は開かれているほうだった。
けれど予報の晴れマークみたいに
太陽がまんまるい顔をのぞかせることもなく
白いもやがたちこめていた。
どこからが空なのか。
考えにふけっているような大気が注がれ
建ち並ぶビルディングをひたひたに浸している。
それでめいめいが勝手な方向を向いているビルディングも
一様に物思いにふけっているように見える。
しかし開かれた日である今日は
なにやら喜ばしい息が吹き込まれているらしく、沈むよりは
ふくらんでいるように見える。
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