詩と写真 *ミオ*

歩きながらちょっとした考えごとをするのが好きです。
日々に空いたポケットのような。そんな記録。

湿地帯

2019年09月05日 | 
太陽が傾いて光が彼女を立体にした
瞳の本当の色が浮かびあがった
水面のように揺れた

見えているすべて
それが手の平でないという
保証はなかった

本気でなど生きられない
ただ大事にしたい人を思い出しながら
絹のように風を待とう
うるおっていたい
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