カウンセリング・メンタルトレーニング鶴添コミュニケーションの外部ブログ

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活字の恐ろしさ。

2018-07-25 19:05:06 | 日記
私は予備校講師をしているときに、受験生にうるさく
言っていました。

「板書の内容をしっかり理解しなさい。お手軽な
参考書を信用してはいけない」

こんなことが20年近く前にありました。

私は96年から受験生応援サイトを
運営していたのですが、
あるとき大手出版から雑誌の執筆を
依頼されました。

予備校に迷惑がかかっては
いけないので、予備校名・実名は
伏せて偽名で執筆していました。

そんな時、ある受験生が、その雑誌を
私の所に持ってきて、
「先生!ここは先生が板書していることとそっくりです。パクッたのですか?」
私が書いたので同じなのは当たり前です。

しかし、この受験生は活字を信じて、
私の板書を偽物だと思っていたのです。
私はその場で「偶然しゃないかな」とスルーしました。

活字ってこわいです。

間違っていても活字になっていたら正しそうに見えます。

(最近はPCの普及で何でも活字ですが)


今日もお付き合いありがとうございました。

台風の動きも気になりますが、

相変わらずの猛暑に気をつけてくださいね。



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自分の目を信じる。

2018-07-25 16:42:16 | 日記
「どうして君は他人の報告を信じるばかりで

自分の目で観察したり見たりしなかったのですか?」

「ガレリオ・ガリレイ」『天文対談』より。



妻は運転で車線変更や右折するとき、

サイドミラーは見ず、必ず目視すします。

サイドミラーには死角があるので信用していない

というのです。



これには異論がありますが、

(サイドミラーをみてから目視するほうがいい)

これは彼女の「自分の目で見ていないものは信用しない」

という日頃からの信条によるものなのです。



私の話もすぐには信用しないので、悲しいときも

ありますが、ひとり暮らしの期間が長かった

彼女にとっては大切な事故回避の考えなのでしょう。



現代はあまりにも情報が溢れています。

その真偽を確認することは大切でしょう。



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プロセス重視の生き方に逆境はない。

2018-07-25 11:33:46 | 日記
ある男の半生である。



いろいろあがいた結果、

実業家として立ち上げた会社が

倒産。次につぶれかけた会社を受け継いだが、

また倒産。

今度は親友との金銭トラブルで

多重債務を抱え、妻とも離婚。



その後なんとか食いつないで

最近やっと便利屋という業種に

たどり着いたところです。



彼の信条は「死ぬとき、いい人生だったなと納得したい」。



「どうしてそんなにがんばるの?もっと肩の力を抜いたら…」

とよく人からいわれるそうです。



「楽をするとレベルダウンする。ハードな生き方のほうが抵抗力が高まる」



タフな男です。



結果よりもプロセス重視の生き方のほうが充実していると考えて

いるのです。



彼の辞書には「逆境」の二文字はおそらくないでしょう。



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老い。

2018-07-25 11:11:15 | 日記
「さかさまに行かぬ年月よ。老いはえ逃れぬわざなり」

紫式部『源氏物語』より



「年月はさかさまに過ぎることはないものだよ

老いは逃れられないものだよ」



気持ちは18歳くらいのつもりでいますが、

55歳の身体はボロボロです。



少年のころは「早く大人になりたい」と

思っていました。

「大人は自由だ」と

思っていました。



現実はまったく違って

いました。



気がついたら、人生の半分を

過ぎていました。



そして



残りの人生が残り少なくなった今

やっと「老い」を受け入れる気持ち

になりました。



どうせ「老い」るなら、

キレイに(心が)老いたいと

思います。



毎朝ウオーキングしていると

「キレイ」に老いた先輩方を

よく見かけます。



もうあがかずに静かに

余生を過ごしたいものです。



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