みすきのぶろぐ

役者「みすき康人」です。活動報告や宣伝、日々思った事、感じた事、社会問題その他あれこれを超不定期的に綴っています。

千秋楽…●●が飛んだ ~アンブロジア~

2005年09月12日 | ☆バレエメカニクス☆
3日間の公演とは早いもので、ついに最終日。
「アンブロジア」5回公演もあと2回を残すところとなった。みすきは2日目で体力をかなり消耗したため、その後の飲み会はキャンセルし家で休養して臨んだ。
みすきの小屋入りは10時…ちなみに集合は10時30分。うん、余裕~♪

その後、前日同様メイクして臨んだ昼の部は…多少のセリフの噛みはあったが、特に大きな問題もなく終わった。
そしていよいよ最終公演、みすきの予想もしなかったハプニングが発生した!
休憩明けの第2幕、みすき演じる「老博士」が過去を思い出しサッカーの真似をして蹴るところで…勢い余って靴が片方脱げて飛んでしまったのだ。

「脱げた!」と思った瞬間、みすきにはその軌道は見えず、直後に天井から聞こえて来た鈍い音。「客席に落ちませんように」と、セリフも忘れただ願うしかなかった。
幸いな事に、靴は照明機材にも当たらず、客席最前列のお客さんの足元にドカッと落ちてきた。
すかさずそれを拾い再開…しかし、実は小心者のみすき、さすがに動揺は隠せず、その後は数度セリフを噛んでしまった…ああ情けない。

その後、何とか持ち直してカーテンコールを迎える事が出来た。お客さんに当たらなかったから「いい笑い話」で済んでしまうだろう♪
まあ、こんなトラブルもあったが、こうしてこの公演も無事に終える事が出来てホッとしている。

観に来てくれた方々、本当にありがとうございました♪
ホントはもっといろいろ書きたいことがあるけど、キリが無いしすぐには思い出せなかったり・・・でも、この舞台に出られてよかった。
ギリギリだったけど、楽しい日々を過ごす事ができた。
出演者、並びにスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

明日からまた現実に戻り、次は「銀杏」を成功させないと…などと、いまだに公演の余韻に浸りながらもそう思うみすきでした。


みすき「2日目のジンクス」~公演2日目~

2005年09月11日 | ☆バレエメカニクス☆
そして今日は「アンブロジア」公演2日目。
前日の疲れを引きずりつつ、しかも土日ダイヤの中央線に四苦八苦しながら小屋入りしたのは10:30少し前。
すでにキャスト・スタッフ半数位の人たちが集まっていた。

この土日は共に2回公演となっている。昨日の初日1回公演でかなり疲れたのに、2回も出来るかな・・・と、かなり不安を感じながらの小屋入りだった。
その後、昨日のダメ出しを経て各自スタンバイとなる。今回、男性キャストはメイクは殆どしていない・・・が、みすきは「老博士」役のため「老け」なくてはならない。
ドーラン塗ってシワを書いて、そして今回みすきも初使用の「白髪用のドーラン」で髪を白くする。「白髪染め」と言うのがあるが、そ
の逆である…まあ頭を洗えば落ちるんだけどね。髪が白くなるとそれだけでも老けて見えるのだが、そこは自称「若作りな顔」のため(笑)メイクでシワを強調しなくてはならない。

そんなこんなで開場~開演にまで話は飛ぶ。
今日は通常とは違う緊張があった。それはみすきのジンクスのようなもので「2日目の昼公演はヤバイ」と言うことである。詳しい内容は省くが、要するにその回はみすきのトチリが特に多い、と言うことなのである。
そのため、始まる前から対策を練りそれを実行し、何とかトチリや噛みは最小限に抑える事が出来た。
つまり去年から悩まされていた「2日目のジンクス」を打ち破ったのである…多分。

そのまま夜の公演もバッチリ行ければ良かったのだが、昼の公演で集中力と体力を消耗し過ぎてしまい、セリフも数度噛んでしまった。

しかし、終了後に知ったのだが、昼の公演には銀杏関係の人達が来ていたので、みっともない所を見せずに済んだ…と楽屋で胸を撫で下ろしていた。

あと1日…あと2公演、疲れも出てきて膝が痛くなって来た。あとは気合いと根性と集中力で…何とか乗り切るぞ~!





初日終了♪~アンブロジア~

2005年09月10日 | ☆バレエメカニクス☆
前述してあるが、今日は「アンブロジア」の初日だった。
これを書いているのは公演終了直後に行われた「初日打ち上げ」帰りの電車である。

初日のみすき的感想(反省点)は…まず予想通り、セリフのトチリがめだった事…なんか気持ちが先走り、予定外の言葉が口から出てくるわ、稽古ではなんともなかった単語が飛んだり…挙げ句の果てには小道具を持って入るのを忘れてしまった…ああ、情けない。
共演者には迷惑かけたが、その点以外は大きなトラブルも無く、まあ何とか無事に終わった(と思う)。

しかし今日は、とにかく疲れた。初日の緊張…もあるのかもしれないが1回の公演でこれだと、明日以降は…先が思いやられる限りである。
しかも明日は、みすき的には問題の2日目である。この数度続いた「悪しきジンクス」は、そろそろ断ち切らなければならない。対処法…らしきものも前回のMぽっと公演で掴みかけたし、何とかしてみようと思う。

終演後「初日打ち上げ」があり、飲んだビールが美味かったのはいいのだが、コップ3~4杯で睡魔が来襲、実はこの投稿も睡魔と戦いながら書いたのだが、気付くと半分位…しかも文章が途中で切れている…状態で投稿されてしまっていた。睡魔め…!
そのために翌朝(今ね)、加筆修正しているのである。

さて、2日目は更に気合い入れないと…と思うみすきでした。



いよいよ初日です!~アンブロジア~

2005年09月09日 | ☆バレエメカニクス☆
ホントはもっとイッパイ書くつもりでした。

毎回の稽古の様子や、その時のみすきの気持ち的な事。
しかししかし、この2週間そんなヒマは全然なく、稽古から帰ってきたら即バタン!と寝てしまう毎日、もちろんパソコンを立ち上げる気にも全然なれない日々でした。

そんなこんなで、いよいよ明日は初日を迎えることになってしまいました。正確には、これを書いているのはもう初日。あと18時間後には舞台が始まる・・・なんかまだ実感が沸かないが、これが現実。こうなりゃ開き直るしか・・・ないよなぁ・・・。

今日(・・・正確には昨日だが)は、初の通し稽古をした。「初」というのは語弊があるかもしれない。稽古場では数回の通し稽古は(一応)しているのだから。
今日のみすきの状態は・・・相変わらずセリフが怪しい。基本的にはOKなのだが、今までにつかえた事のないセリフをド忘れしたり、ポイントになる単語を忘れたり、そうかと思えば違う場面でセリフを言い出しそうになったりして・・・やっぱヤバイよ!

自分ひとりならまだしも、一緒に場面に立つみんなにも迷惑をかけてしまう。
ただ、ここまで来たら(月並みだけど)ベストを尽くすしかない。セリフ間違えようが、上手く誤魔化せばお客は判らない!
「緊張するのはイイトコ見せようとするから」と、何かで言っていた。みすきはそんなつもりは無いし、緊張はたいしてしない方だと思っている。しかし、やはり何度舞台を踏んでも「初日」は緊張・・・というか興奮・・・ちょっと違うな・・・とにかく気が引き締まる思いである・・・と言うことにしておこう。

さっきから演出よりMLで「ダメ出し」が数通に分けて送られてきているし、プロデューサーからは「初日打ち上げ」の連絡が回ってきた♪

みんな緊張しながらも楽しんでいる。
よしよし、みすきもその仲間に加えてもらおう!
やはり楽しまなくちゃ・・・ね♪

いつも以上に文章が無茶苦茶な気がする・・・。
とりあえず、続く。



今週末に公演です!~バレエメカニクス~

2005年09月06日 | ☆バレエメカニクス☆
いよいよ今週末、9・10・11日の3日間に、みすきも出演する「アンブロジア」の公演が始まる。
すでに1週間を切っている訳なのだが、いつものように「実感わかないなぁ…」と言った調子でノンビリ構えてしまっている。


バレエメカニクス…今回で第2回目の公演なので、まだ新しいプロジェクトのようなのだが、実はみすきも声が掛かるまで、その存在は知らなかった。
そもそも今回出演するキッカケは、以前「銀杏」の方に出演してくれた「レイさん」からお誘いがあったからである。
せっかくお誘いが来たのだが、その時は既に「Mぽっと」の稽古に入っていたし、銀杏の方も演出を担当している以上は、そうそうそちらを留守出来ない。しかし、稽古に参加するのはその公演が終わってから。銀杏の稽古がある火・木は基本的にNG…ということで話が付き、みすきにしては珍しい「連チャン」となった訳である。

みすきの役は「時空を流離う老物理学者」というカッコイイものである…また「老け役」であるが。
参加メンバーは、みすきを含めてホントいろいろな所から集まって来ている。第1回目の公演に出演した人もいれば、プロの役者、劇団主催者、シンガーなど。今まで関係した劇団とは毛色が少し違っていて、とても新鮮に感じられた。そして演出の加藤氏の「なるほど」と思わせる演出手腕と台本に対する読み込み度、そしてたまに現れるオヤジギャグ…は銀杏の方で「演出」をしているみすきにとって、とても勉強になっている。

そんなこんなで稽古も進み、みすきは今回も台詞が危なかったりする。しかし、来週の今頃は既に公演は終わって、いつもの「余韻」に浸っていることだろう。
いい余韻であるためにも、もうひと頑張り!
あと丸二日で開幕してしまう。
とにかく、正直弱冠の不安もあるが、公演が楽しみである。

チケット絶賛発売中!…って、宣伝になっちゃったかな?