私のメインの趣味です。
今日のホールは京都芸術劇場春秋座です。京都造形芸術大学の中にあります。
京都芸術劇場、ミラマーレ・オペラ公演
プッチーニ「ラ・ボエーム」(全4幕イタリア語上演)
演出:岩田達宗 指揮:牧村邦彦 演奏:ミラマーレ室内アンサンブル
みんな大好きプッチーニの代表作です。私としてはプッチーニは「トスカ」のほうが好きですけどね。
オペラとしては定番タイトルですが、字幕はほとんど見なくてもいいので舞台に集中できていいです。
昨日、今日と2回の公演がありました。キャストはそれぞれ違います。
本当は昨日のキャストを見たかったのですが、仕事の都合で今日にしました。
初めて行くホールです。普通のホールとちょっと違いますよ。
歌舞伎の上演を想定して作られているそうです。
通路があるはずのところに花道があったり、
客席の上にずらっと赤い提灯がぶら下がっていたりしておもしろいです。
今日の上演はこの花道を利用した演出になるそうです。
座席は前から8列目。9000円なり。ちょっと安いくらいですかね。
始まります。開演時間になる前から花道の上で若い男女9人がだべっています。
目立つところなんで気になっていたんですが、舞台設営の関係者かと思っていました。
開演のブザーがなってもそのままの状態。彼らにライトが当たります。なるほど、彼らは出演者なんだ。
近くの席にいないとそうとは気づかないよね。ジーパンやTシャツ、ミニスカートなど普通の若者の格好だし。
なかには丸めたポスターかなんかを差した紙袋を持ったのまでいます。
彼らもまたラ・ボエームの登場人物と同じカルチェラタンの住人、ボヘミアンなんだ。
一人が立ち上がり日本語で話し始めます。ナレーションつきのラ・ボエームなんて初めてだよ。
いや、これはこれで斬新でいいんじゃないの。彼らのナレーションは幕ごとにありました。
演奏が始まりました。ここでも驚きが。オーケストラじゃないです。
弦楽器5人、管楽器5人、ピアノ1台の11人です。普通のオペラではありえません。
この劇場は見た感じでは500席サイズ。このサイズの劇場ではちょうどいいのかもしれないですね。
(以下略)
終了。満足度は70くらいかな。
歌手は主役のミミ、ロドルフォともに抜群に上手かったです。
ミミは3幕のマルチェッロとの重唱部分がもうちょっとと感じましたが、あとは良かったです。
今回のオペラはお金をかけないオペラを作るということでした。
確かにセットも衣装も最低限といった感じでかなりしょぼかったです。
コッリーネなんかはあの外套の下はランニングでしたからね(外套の歌を歌いたくなる気持ちもわかるよ)。
第2幕のクリスマスのカフェの演出は物足りないと思った人も多いのではないでしょうか。
初めての人はここがカルチェラタンの雑踏とわかんなかったんじゃないのかな。
アンサンブル(実はコーラス)の使い方は非常に効果的でミュージカルっぽいです。
今回のラ・ボエームの見どころだったように思いますね。
今日の評価
ミミ◎、ロドルフォ◎、ムゼッタ△、マルチェッロ◎、コッリーネ△
今日の1曲
「ラ・ボエーム」第2幕より、「ムゼッタのワルツ」から第2幕フィナーレまで。
ビデオはニューヨーク・メトロポリタンオペラのもの。
ムゼッタをアイノア・アルテータ、ミミをアンジェラ・ゲオルギューが歌っている。
一流のオペラハウスのものを日本で見ようとすれば、安い席でも数万円はかかる。
今日のホールは京都芸術劇場春秋座です。京都造形芸術大学の中にあります。
京都芸術劇場、ミラマーレ・オペラ公演
プッチーニ「ラ・ボエーム」(全4幕イタリア語上演)
演出:岩田達宗 指揮:牧村邦彦 演奏:ミラマーレ室内アンサンブル
みんな大好きプッチーニの代表作です。私としてはプッチーニは「トスカ」のほうが好きですけどね。
オペラとしては定番タイトルですが、字幕はほとんど見なくてもいいので舞台に集中できていいです。
昨日、今日と2回の公演がありました。キャストはそれぞれ違います。
本当は昨日のキャストを見たかったのですが、仕事の都合で今日にしました。
初めて行くホールです。普通のホールとちょっと違いますよ。
歌舞伎の上演を想定して作られているそうです。
通路があるはずのところに花道があったり、
客席の上にずらっと赤い提灯がぶら下がっていたりしておもしろいです。
今日の上演はこの花道を利用した演出になるそうです。
座席は前から8列目。9000円なり。ちょっと安いくらいですかね。
始まります。開演時間になる前から花道の上で若い男女9人がだべっています。
目立つところなんで気になっていたんですが、舞台設営の関係者かと思っていました。
開演のブザーがなってもそのままの状態。彼らにライトが当たります。なるほど、彼らは出演者なんだ。
近くの席にいないとそうとは気づかないよね。ジーパンやTシャツ、ミニスカートなど普通の若者の格好だし。
なかには丸めたポスターかなんかを差した紙袋を持ったのまでいます。
彼らもまたラ・ボエームの登場人物と同じカルチェラタンの住人、ボヘミアンなんだ。
一人が立ち上がり日本語で話し始めます。ナレーションつきのラ・ボエームなんて初めてだよ。
いや、これはこれで斬新でいいんじゃないの。彼らのナレーションは幕ごとにありました。
演奏が始まりました。ここでも驚きが。オーケストラじゃないです。
弦楽器5人、管楽器5人、ピアノ1台の11人です。普通のオペラではありえません。
この劇場は見た感じでは500席サイズ。このサイズの劇場ではちょうどいいのかもしれないですね。
(以下略)
終了。満足度は70くらいかな。
歌手は主役のミミ、ロドルフォともに抜群に上手かったです。
ミミは3幕のマルチェッロとの重唱部分がもうちょっとと感じましたが、あとは良かったです。
今回のオペラはお金をかけないオペラを作るということでした。
確かにセットも衣装も最低限といった感じでかなりしょぼかったです。
コッリーネなんかはあの外套の下はランニングでしたからね(外套の歌を歌いたくなる気持ちもわかるよ)。
第2幕のクリスマスのカフェの演出は物足りないと思った人も多いのではないでしょうか。
初めての人はここがカルチェラタンの雑踏とわかんなかったんじゃないのかな。
アンサンブル(実はコーラス)の使い方は非常に効果的でミュージカルっぽいです。
今回のラ・ボエームの見どころだったように思いますね。
今日の評価
ミミ◎、ロドルフォ◎、ムゼッタ△、マルチェッロ◎、コッリーネ△
今日の1曲
「ラ・ボエーム」第2幕より、「ムゼッタのワルツ」から第2幕フィナーレまで。
ビデオはニューヨーク・メトロポリタンオペラのもの。
ムゼッタをアイノア・アルテータ、ミミをアンジェラ・ゲオルギューが歌っている。
一流のオペラハウスのものを日本で見ようとすれば、安い席でも数万円はかかる。