愛しのエトワール

うたのおねえさん、はいだしょうこさんを全力でとことん気の済むまで応援する日々を綴るブログです。

休日シリーズ

2012-06-25 | 好きなもの
2ヶ月ぶりにオペラを見に行きましたよ。京都の長岡京まで。
3時開演なので、それまで観光などしておきましょうかね。

長岡京あじさいまつり。実は昨年もオペラの前に行ってるんですよね。
あじさいまつりの会場の楊谷寺には、ホールの前から出るシャトルバスで行きます。
シャトルバスといっても凄い山道なのでマイクロバスです。

着きました。立願山楊谷寺(りゅうがんざんようこくじ)、通称は柳谷観音(やなぎたにかんのん)。
お店がたくさん出ていてとてもにぎやかなのです。

お玉ちゃんもお出迎え。長岡京ガラシャ祭のマスコット。生身のお姫さまのほうがええわ。
ガラシャ、光秀、幽斎でゆかりの自治体は大河ドラマ誘致を目指してるそうです。
「時は今 花も花なり 夢大河」。光秀、ガラシャで1年もたせられますかね。

まずは本堂をお参り。新西国三十三霊場の第17番札所となってます。
御詠歌「みほとけの なびく柳の谷水は 汲むにおいせぬ 薬なりけり」
本堂横には眼病に御利益があるとされる湧き水があります。

あじさい園。境内には4500株のあじさいがあるそうです。咲きっぷりは去年ほどでもないね。

先日行った鎌倉の長谷観音のあじさい園のほうが凄かったので感想はいまいちだなあ。
(こちらのページでは鎌倉編は「省略」になってましたな)

あじさい園を登ったところにある楊谷寺奥の院。
皇室ゆかりの子授け・安産に御利益のある観音堂。洛西観音霊場の第10番札所。
御詠歌「うららかや 柳も風になびかれて ほとけのみかげ うつる谷水」

本堂と奥の院は長い渡り廊下でつながっています。

「あじさい廊下」の両側にはあじさいが咲いています。ここももうちょっとの咲きっぷり。

阿弥陀堂では和太鼓や津軽三味線のコンサート中。
あまり興味ありません。もうホールに行くことにします。


本日のホール。長岡京遷都千二百年記念文化会館。

長岡京音楽祭・京都オペラ協会定期公演
ベッリーニ「カプレーティ家とモンテッキ家」(全2幕、イタリア語上演)


「ロミオとジュリエット」です。
英語だと「キャビュレット家とモンタギュー家」ということになります。
オペラは原語で表記するのが一般的です。ロミオは「ロメオ」で、ジュリエットは「ジュリエッタ」となります。
本作は私はまったくの初見なんですね。全曲CDやDVDも見たことがないです。
よく知られたジュリエッタのアリアがあるので、それを聴いてることくらいですか。
ストーリーは「ロミオとジュリエット」とまったく同じですよ。最後には死んじゃうんだよね。
グノーのオペラ「ロミオとジュリエット」のようなバルコニーシーンはなかったです。

オペラはもうちょっと後ろのほうがいいんですが、このへんに座りました。
長岡京は竹林が有名なので緞帳もこんなのです。「竹取物語」はこのあたりがモデルだったとか。


終了。
「1920年代シカゴの時代設定」となってました。
「アンタッチャブル」の時代のファミリー間の抗争を表現したかったんでしょうが。
うーん。衣装が違うだけ?決闘の武器が剣から飛び出しナイフに変わっただけ?
本来の教興派と皇帝派を表す○○党というのがそのまま歌詞で残ってるから違和感まるだし。
そんなんなら普通のオーソドックスな演出でよかったんじゃないの。

歌手はまあまあ。
ジュリエッタ(ソプラノ)は1幕はダメかと思いましたが、2幕になると良くなりました。
ロメオ(メゾ)は悪くもなし、特に良くもなし。
本作はロメオはメゾソプラノが歌うんですよ。宝塚の男役のような化粧をして。
ところで、男物のシャツを着てましたが、こういう場合は胸はどうなってるんでしょうね。
ぺったんこではなさそうだし、谷間フェチの私としては気になるわ。

オーケストラはとても良かったです(第1バイオリンのコンマスが目立ってたし)。
ほかはあまり印象に残らないオペラだったなあ。満足度50。

今日の一曲

1幕のジュリエッタのアリア

2幕フィナーレ
コメント (3)
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