愛しのエトワール

うたのおねえさん、はいだしょうこさんを全力でとことん気の済むまで応援する日々を綴るブログです。

水芭蕉コンサート参加報告

2013-05-22 | コンサート
(もしかして、待ってた? とはいえ、プログラムくらいしか、あまり書くことないんですよね。
 平日は忙しいんで今日はここまでにします。あとで書き直すかもしれません)

5月19日(日)。はいだしょうこさんが出演されるコンサートに行きました。

新幹線で東京に行きます。私が遠出をするのはしょうこちゃんのコンサートのときだけになってしまったね。

本日のホール。千駄ヶ谷駅前の津田ホール。

今回は中田喜直生誕90年と金子みすゞ生誕110年のメモリアルコンサートということになります。
こういうコンサートに来られる方々は出演演奏家の関係者がほとんどということが多いのですが、
はいだしょうこさんが出演されるということでチケットは早々に完売したそうです。

中田先生との出会い。今の歌手はいだしょうこの歌に対する精神性の原点はここにあります。「歌は心で歌うのだ」。歌唱技術だけでは表現できないものを歌う、それが聴き手の心を共振させる。はいだしょうこの美学と言ってもいいでしょう。

配布されたプログラムを見ると、しょうこちゃんの登場は休憩のあとの後半になりますな。
しょうこちゃんの担当曲は4曲。私が知らない曲もありますが、ほぼ予想通りでした。

ここより、プログラム順に。
 あれ?誰か出てきた。すっと出てきてピアノに。拝田先生だ。
ここ、出てこられたときに拍手ありましたかね?(普通は拍手します)
みなさん、拍手するタイミングを逸したみたいです。照明のミスだったのかな。
Ⅰ.オープニング
夏の思い出
        ピアノ 拝田正機

司会の眞理ヨシコさんの挨拶。中田幸子先生の挨拶もありました。
Ⅱ.中田喜直賞受賞者のコーナー
ピアノ連弾「日本の四季」より
 1.春が来て、桜が咲いて
 2.五月晴れと富士山
汽車は走るよ
       ピアノ 立松菖子、山縣美季
 小学生のお嬢さん二人のピアノ連弾です。とてもお上手でした。

これよりソプラノ
すみれの季節(詩・江間章子)
はるとあきのにほん(詩・矢崎節夫)   ソプラノ 川島沙耶 ピアノ 菅原奈津子
 
 
飛ぶ春(詩・竹久夢二 曲・西田直嗣)  ソプラノ 大塚恵美子 ピアノ 菅原奈津子
 作曲部門の受賞曲です。西田氏は客席におられました。同賞はSTBライブでご一緒した小原孝氏も過去に受賞されています。
 歌ったソプラノは、あとで歌う合唱の「アンサンブル・メイ」のメンバーでもあります。

桐の花(詩・三好達治)
歌をください(詩・渡辺達生)      ソプラノ 谷原めぐみ ピアノ 菅原奈津子
 軽めから重量感あるのまで3種類のソプラノを揃えて聴かせてくれました。とくに3人目のソプラノはうまいですねえ。しょうこちゃんお目当てで来られた方は、クラシックは初めてという方もいらっしゃったのではないですかね。ソプラノがどれほど歌がうまいか実感できたと思います。なに、たいしたことないですよ。ソプラノはそれをなりわいにしてる人たちですから、うまくて当たり前です。歌手はそれだけではありませんよ。それをこのあとしょうこちゃんが証明してみせます。

Ⅲ.合唱
だからその海をみない
(詩・山下千江 編曲・朝岡真木子)
ちいさな旅の思い出(詩・こわせたまみ 編曲・吉田孝古麿)  混声合唱 アンサンブル・メイ ピアノ 菅原奈津子
 女声5、男性5の混声合唱です。中田幸子先生の指揮で。

15分ほど休憩がありました。いよいよ、お待ちかねの後半です。
Ⅳ.はいだしょうこさんをお迎えして
金子みすゞ生誕110年を記念して
     お話 佐治晴夫
 音楽の先生ではなくて理系の先生です。中田喜直ファンとしてお話しされました。こういう先生はたいがい話が長いですし、好きなことを話し始めたら止まりません。司会の眞理さんが時間を気にしながら出てこられたのはここのところです。

しょうこちゃんの登場です。いつものコンサートで着てるようなドレス。クラシックですからスカート裾はいつもより長め。お色はグリーンでいいんですかね。私は前半で歌われたソプラノが着てたようなドレスを予想してました。あんなのがクラシック用です。日比谷コンサートで着ておられましたね。
金子みすゞ詩による「ほしとたんぽぽ」より
 おさかな
 いぬ
 さびしいとき
 わらい
              うた はいだしょうこ ピアノ 拝田正機
同曲は過去に日比谷、STBで歌っておられます。「こだまでしょうか」は、このあとアンサンブルが歌うため、かわりに、今回が初披露の「さびしいとき」を入れております。

 たいりょう(編曲・大久保眞)
 こだまでしょうか
 わたしとことりとすずと(編曲・大久保眞)
 ほしとたんぽぽ             混声合唱 アンサンブル・メイ ピアノ 菅原奈津子
アンサンブルの指揮は中田幸子先生です。ここはとても良かったんじゃないですかな。

しょうこちゃん再登場です。きらきらのドレスです。色は黄色?金色?のようなクリーム色(ブログに写真があります)。柄なのかな、葉っぱのような飾りがキラキラしてます。司会の眞理さんはドレスを見て、鯉のぼりのようと言ってましたね。イクスピアリのときもこんなお色のドレスじゃなかったですかね。私が好きなのはこんなのです。眞理さんが聞き手となって短めのトークがありました。中田先生の思い出などをお話しされました。先生との出会いは小学校の頃。「歌は心で歌うんだよ」と教えられた、それが今も私の歌の根幹となっているとのお話や、先生は写真が趣味で、よく公園でモデルになってた思い出とか。今はあまり歌われなくなりつつある童謡や唱歌を、これからも歌い継いでいきたいとお話されていました。
霧と話した(詩・鎌田忠良)
たんぽぽ(詩・三好達治)
鳩笛の唄(詩・清水みのる)         うた はいだしょうこ ピアノ 拝田正機
 最後の曲が私が知らなかった曲。「霧と話した」と「たんぽぽ」は有名な曲なので、特別ゲストのしょうこちゃんが歌うだろうと思ってました。「霧と話した」はソプラノが好んで歌う定番曲です。うまく歌えてましたよ。私はしょうこちゃんの歌い方がいちばんいいと思うなあ。。この曲はサビのところをどう歌うかですね。「♪あなたはあなたなんかじゃない。私はやっぱり泣きました」のとこ。ちょっぴりせつなさそうに歌うしょうこちゃん、素敵でしたよ。
 拍手で二人が退場。これでソロはおしまいかと思ってたら。二人がまた出てきました。えっ?1曲忘れてたの?ああ、アンコールなんだ。しまった。ここは私が先導してアンコールの拍手をしなきゃならないところだったのに。退場で完全に拍手が途切れてしまいました。アンコールなんて、まったく予想してなかったです。しょうこちゃん、ごめんね。
むこうむこう(詩・三井ふたばこ)
 予想してた曲です。これもいいですね。このしょうこバージョンけっこうお気に入りです。これでソロはおしまいですが、今回の父娘デュオは新たな可能性を見せてくれたんじゃないかな。拝田先生も演奏家としての意欲もまだまだありそうですし、都内のちょっとした小ホールでコンサートを年に1回でもやればいいのにね。家族揃ってならなおよし。

Ⅴ.フィナーレ
すばらしき自然とともに
(詩・こわせたまみ 編曲・伊藤幹翁) 指揮 中田幸子 ピアノ 菅原奈津子
 アンサンブル・メイとソプラノ3人で。しょうこちゃんのソロパートから。しょうこちゃんだけマイクを使ってましたね(ソプラノは使わないんです)。小ホールだから使わなくてもよかったんじゃないかな。
夏の思い出(詩・江間章子)                 指揮 中田幸子 ピアノ 拝田正機
 水芭蕉コンサートのテーマ曲です。本日の出演者全員と会場とで合唱になりました。しょうこちゃんは真ん中で。みんな退場してしまったのに、最後まで演奏し続けピアノから離れない拝田先生。ああ、やっぱり、先生というより演奏家なんですね。

以上で終了です。入口に飾れてたお花は解体されて、お客さんに配られています。どっかで見た光景ですな。日比谷だったかな。出待ちをされた方もいるようですので、前記事(水芭蕉コンサート)のコメント欄も見てください。坂田おさむ、めぐみ親子も会場に来られていたそうです。お二人のブログに記事があります。

今日の1曲。

今日のベストは、やっぱり「霧と話した」でしょう。同曲は当ページには前に載せてますし、
プログラムに記載されてないアンコール曲の「むこうむこう」を載せます。

おまけ。六本木に連れてけと言うので。
ええけど、へべれけ確定だぜ。この店しか知らへんし。

はいだしょうこの足跡。「STB139」。2012/6/3、自身2度目となる大人向けライブを開催。

この日はたまたまライブがないようだったので、そのままホテルに向いました。

本日のお宿。愛宕山の東急イン。リーズナブルで快適です。昔にこのへんで働いてたんですよ。
コメント
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