今日の1枚。今日はこれを聴いてみました。
「The Very Best of John Rutter」2011年 Decca 4764410
英国の作曲家ジョン・ラターのベスト盤。教会音楽やコーラス曲が収録されています。
耳になじみやすいすっきりとした曲調のものが多いので、かけっぱなしにするには最適ですな。
コーラス曲を聴いてみましょう。
「For the Beauty of the Earth(大地の美しさをたたえ)」
もっと聴いてみる?
「All Things Bright and Beautiful(輝くもの、美しいもの、すべてのものを)」
同曲をソプラノソロで
(※前記事からの続き)
第2幕第2場。タプチムとルンタのデュエットシーンです。
宮殿の中庭(背景には「We Kiss in a Shadow」が流れている)。タプチムがたたずんでいるところにチャン王妃が現れる。
チャン王妃「早くお芝居の仕度をしなさい」
タプチム「ここでセリフをさらっておりました」
チャン王妃「あなたとルンタのこと、陛下には申し上げません。
陛下のお心を傷つけたくありませんからね。あなたの恋人は今夜、シャムを発ちますよ」
タプチム「今夜?」
チャン王妃「さあ、劇場へ行きなさい」
(チャン王妃退場。チャンは「木陰のくちずけ」でタプチムとルンタの逢引を見ている。ここでタプチムがルンタと会うことがわかっててやってきている)
ルンタ「タプチム」
タプチム「シッ!」
抱き合う二人。
タプチム「今夜、シャムをお発ちになるというのは本当なの?」
ルンタ「It is true Tuptim. They have ordered me on the first ship that leaves for Burma, and it is tonight.」
タプチム「私どうしたらいいの」
ルンタ「いっしょに行こう」
タプチム「ルンタ」
ルンタ「Secret Police will all be at theatre. Meet me Here, after your play. everything is arranged.」
タプチム「そんなこと」
ルンタ「できるさ。今日こそかなうんだ。何万回も心に思い浮かべていた夢が!」
ミュージカルナンバー「I Have Dreamed (アイ・ハブ・ドリームド)」
配布されたプログラムには「アイ・ハブ・ドリーム」になってますが、間違いです。そんな英語はありませんから誤植と思われます。昨年のプログラムもこうなってたんでんですよね。それなら昨年の時点で気が付いてるはずで、今年のプログラムは修正するべきなのに。どっちでもいいとでも思ってるの。観客が全員、英語がわからんとでも思ってんのかね。「I Have a Dream または I Have Dreams、私は夢がある」のつもりなら、歌詞の内容と違うだろう。歌詞は「私は夢に見た」という内容ですよ。マニアは細かいことにつべこべ言うものである。さ、R&Hミュージカルのなかでも第一級のラブ・デュエットですよ。
ルンタ ♪いつも夢に見てた 優しいその腕を
あなたが寄り添うときは 二人はひとつに
いつも夢に見てた 夕日浴びた姿
夢の中では 愛してきたから
愛というものは 知っているのだよ
タプチム ♪ただひとり目を覚まし星屑見て
いくたびか同じこと 考えたわ
タプチム ♪いつも夢に見てた 優しいその腕を
あなたが寄り添うときは 二人はひとつに
いつも夢に見てた 夕日浴びた姿
夢の中では 愛してきたから
二人 ♪愛されることも どんなものか 知っている
そこにタプチムを探していたアンナが登場
アンナ「タプチム」
タプチム「先生」
アンナ「Tuptim, They are looling for you at the theatre. I guessed you were both here.
I ran out to warn you. I think you're being reckless.」
タプチム「すぐにまいります」
タプチムはアンナのそばに寄り
タプチム「アンナ先生。これでお別れでございます」
タプチムはアンナの手を取り別れのくちずけをして退場。
アンナ「(ルンタに)何があったの?」
ルンタはアンナに今夜二人で逃げ出すことを話して退場。
アンナ「God bless you both」
ミュージカルナンバー「Hello Young Lovers (reprise)」が入る。
紫吹アンナ、上出来とは言えないが、なんとかがんばってる。ああ、いいシーンだ。
(ルンタの死の報せが届く)
タプチム「死んだ?私もすぐにおそばにまいります。すぐに」
「My Lord and Master」が静かに奏でられるなか、タプチムは泣きながら、引きずられるように連れて行かれる。
そして、鞭の音、「きゃああー」、もう1回、「きゃああー!」
タプチムの悲鳴が宮殿内に響き渡る。アンナはシャムを離れることを決意する。
クララホム「あなたなんか、シャムに来なければよかったんだ!」
第5場
短縮されている。通訳とオルトン船長の会話。王様が病床にあるということを説明するシーン。
背景には「♪The March of the Samese Children」が流れている。
(もうタプチムは出てこないから、省略)
第6場
アンナが王様からの「手紙」を読むシーンです。手紙を読むところで「Something Woderful」が流れる。
(省略)
アンナ「陛下の御前にまいります」