オペラ鑑賞があるので一人で奈良に行っていました。
帰りが遅くなるので泊まっていいかと聞いたところ、思いがけずOKとのこと。
これで翌日も朝から思う存分アドベンチャーができます。
早朝より出立。
奈良には久しく行っていません。若い頃に何度か行っていますが、ここ10年以上行った記憶がない。
1泊なので荷物を置きに予約したホテルに行きます。まずは身軽にならないといけません。
本日のお宿は奈良ロイヤル。近鉄新大宮駅から徒歩10分。
ホテルで近辺の見所スポットを聞いたら、これをすすめられました。
ホテル企画の「天平衣装ガイドと歩く 慈悲深き光明皇后ゆかりのお寺めぐり」。
あと30分ほどで出発するとのこと。これに参加することにしました。
コースは「ホテル→海竜王寺→法華寺→平城宮東院庭園」、2時間半。
ガイドの衣装はすっきりした役人のものでした(画像は貴族の衣装)。↑こんな格好じゃ歩けませんわな。
8:45にホテルを出発。参加者は家族旅行の3人と私の4人だけ。
ピンクの衣装がガイドさん。ガイドさんはたぶん観光ボランティアでしょう。
歩いて10分足らずで最初の訪問地、「海龍王寺」。築地塀のしなびた感じが雰囲気があっていい。
このあたりは光明皇后の父である藤原不比等の邸宅があったところで、海龍王寺は光明皇后の発願により創建。
海龍王寺本堂で住職による法話を聞く。
初代住持は遣唐使の玄ぼう(ぼうは日へんに方、高校日本史で出てきました)。
よって、海外旅行、留学の安全祈願の参拝者が多いとのこと。
本堂内で本尊の十一面観音を間近で拝むことができます。重要文化財ですが国宝クラスに見えます。
重要文化財の西金堂。なんと!お堂の中に五重塔がありました。しかもでかい。日本最古の五重塔で国宝です。
参拝者も少なく(朝だったからかな)、ここは奈良観光の穴場なのではないでしょうかね。
続いては、光明皇后創建の総国分尼寺「法華寺」。藤原不比等の邸宅だったところ。
ここは大きなお寺です。重文の鐘楼と本堂。本堂は茶々の寄進によるものと言ってました。
本尊の十一面観音(国宝)の厨子は閉まっていたので見れず。
光明皇后は悲田院、施薬院などの貧者救済で知られています。(日本史で習いました)
境内には「から風呂」(蒸し風呂)が残されています。建物は江戸時代のもので、有形民俗文化財に指定。
最後は、平城宮跡へ。平城宮の東端にあったとされる「東院庭園」(復元)に行きます。
途中から一人で観光中のお兄さんが加わりました。
平城京の外周に立てられていた築地塀(復元)。この大きさには圧倒されます。
発掘資料を見ながら説明を受けます。ここは入場無料。常時観光ボランティアがいるようで、ガイドをしてくれます。
よく見る日本庭園の初期の形態なのだそうです。緑の藻が浮いていたりして、あまりきれいではありません。
平城宮跡は広大な大きさですので、ここでツアーは終了です。
時間は11:15。平城宮跡には、ほかにも朱雀門や大極殿などがあります。
お世話になったガイドさん。
(あとで調べたらネットのニュースに出ていましたので掲載)
読売オンライン http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/feature/nara1296395827044_02/news/20110828-OYT8T00806.htm
(つづく)
帰りが遅くなるので泊まっていいかと聞いたところ、思いがけずOKとのこと。
これで翌日も朝から思う存分アドベンチャーができます。
早朝より出立。
奈良には久しく行っていません。若い頃に何度か行っていますが、ここ10年以上行った記憶がない。
1泊なので荷物を置きに予約したホテルに行きます。まずは身軽にならないといけません。
本日のお宿は奈良ロイヤル。近鉄新大宮駅から徒歩10分。
ホテルで近辺の見所スポットを聞いたら、これをすすめられました。
ホテル企画の「天平衣装ガイドと歩く 慈悲深き光明皇后ゆかりのお寺めぐり」。
あと30分ほどで出発するとのこと。これに参加することにしました。
コースは「ホテル→海竜王寺→法華寺→平城宮東院庭園」、2時間半。
ガイドの衣装はすっきりした役人のものでした(画像は貴族の衣装)。↑こんな格好じゃ歩けませんわな。
8:45にホテルを出発。参加者は家族旅行の3人と私の4人だけ。
ピンクの衣装がガイドさん。ガイドさんはたぶん観光ボランティアでしょう。
歩いて10分足らずで最初の訪問地、「海龍王寺」。築地塀のしなびた感じが雰囲気があっていい。
このあたりは光明皇后の父である藤原不比等の邸宅があったところで、海龍王寺は光明皇后の発願により創建。
海龍王寺本堂で住職による法話を聞く。
初代住持は遣唐使の玄ぼう(ぼうは日へんに方、高校日本史で出てきました)。
よって、海外旅行、留学の安全祈願の参拝者が多いとのこと。
本堂内で本尊の十一面観音を間近で拝むことができます。重要文化財ですが国宝クラスに見えます。
重要文化財の西金堂。なんと!お堂の中に五重塔がありました。しかもでかい。日本最古の五重塔で国宝です。
参拝者も少なく(朝だったからかな)、ここは奈良観光の穴場なのではないでしょうかね。
続いては、光明皇后創建の総国分尼寺「法華寺」。藤原不比等の邸宅だったところ。
ここは大きなお寺です。重文の鐘楼と本堂。本堂は茶々の寄進によるものと言ってました。
本尊の十一面観音(国宝)の厨子は閉まっていたので見れず。
光明皇后は悲田院、施薬院などの貧者救済で知られています。(日本史で習いました)
境内には「から風呂」(蒸し風呂)が残されています。建物は江戸時代のもので、有形民俗文化財に指定。
最後は、平城宮跡へ。平城宮の東端にあったとされる「東院庭園」(復元)に行きます。
途中から一人で観光中のお兄さんが加わりました。
平城京の外周に立てられていた築地塀(復元)。この大きさには圧倒されます。
発掘資料を見ながら説明を受けます。ここは入場無料。常時観光ボランティアがいるようで、ガイドをしてくれます。
よく見る日本庭園の初期の形態なのだそうです。緑の藻が浮いていたりして、あまりきれいではありません。
平城宮跡は広大な大きさですので、ここでツアーは終了です。
時間は11:15。平城宮跡には、ほかにも朱雀門や大極殿などがあります。
お世話になったガイドさん。
(あとで調べたらネットのニュースに出ていましたので掲載)
読売オンライン http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/feature/nara1296395827044_02/news/20110828-OYT8T00806.htm
(つづく)