気心は未だ若い「老生」の「余話」

このブログは、閑居の間に
「言・観・考・読・聴」した事柄に関する
 雑感を主に綴った呆け防止のための雑記帳です。

可愛い「インコ」の「フータロ」

2017-02-12 22:39:12 | 日常

 我家でこの鳥を飼い始めてもう6年余になる。長女夫妻宅から管理を託されたまま現在に至っている。

アフリカ南西部ナミビア原産のこの「コザクラインコ」の平均寿命は、最長15年位だそうだ。幼鳥の頃から通算するとこの鳥も多分「老鳥」の仲間入りをしているのかも知れない。しかし、とても元気で人慣れしているし、動作・表情が実に愛らしい。1日に12回は鳥籠から出して「放鳥運動」をさせている。

当方が鳥籠に近づくと、籠を開けるまで執拗に、上体を左右に動かしたり、首を上下動したりして「早く鳥籠を開けて呉れ・・」と喜び勇みながら、催促している様子も健気である。


鳥にとってはこの放鳥が、1日のうちの「至福の時」でうれしいのだろう・・あちこち飛び回り、そのうち止まり心地のよさそうなケ所を見つけ、暫しおとなしくしている。

当方がパソコンをやっていると知らぬ間に肩に乗り、そのうち腕を伝って手の甲をつつく様な仕草をする。

やがてキーボードの上をちょこちょこ歩き回り、傍に用紙などがあると、得意の「紙切り作業」が始まる。細長くきれいに刻み切った部分を口に銜え、「見てよ・・」と云わんばかりのポーズを取ったりもする。

 

 

「フータロ」にとって、当方のデスク周りでの一番のお気に入りスポットは「蛍光灯のかさの上」である。両足を綺麗に揃えて止まり続けて羽繕いをしたり、惰眠を貪ったり暖かいところを好むのもやはり、原産地の血が通っているからだろう。


言葉の真似は苦手な種類だそうなので、「フータロ」は一言も喋れない。得意技は、鋭い噛み癖と声高で声量も豊かなことだ。夜9時ごろ、鳥籠に「ひざ掛け毛布」を掛けると動きが止まり、やがて眠りに付くのだろう。


 

8時を過ぎてもその毛布が掛かったままだと、大きな鳴き声で、「早くとって・・」と啼き続けて訴えているようだ。鳥にどんな感情や心があるのか知る由もない。

日々単調な生活の中で「フータロ」と当方は、極く僅かな時間だがその間「癒し癒されたりする関係」にあることは確かだ。だから、この先もこうして、老鳥と老生の睦まじい関係がまだまだ続くことを切に願いたいものである。


数字選択式宝くじ(例:ナンバーズ3)の謎1

2017-02-09 14:35:59 | 自学

下表は、当方が用いている「分析・予想表」を極めて簡略に集約した「集計表」である。

本表の見方について以下簡単にコメントする。

1A表とB表の区分

「集計表」は、赤枠内表示のA表(左半分)と黒枠内表示のB表(右半分)2表からなる。このA・Bの各表は、「ナンバーズ3」の3桁の数字に対応していて、A表①は1桁目A表②は2桁目A表③は3桁目の数に関するデータを集約している。

 B表も同様な区分でB表①~B表③別にデータを集約している。

 

2、A数(A①表~A③表中の数値)とB数(B①表~B③表中の数値)の意味

①A数とは、例:582のように3つの数字が全てランダムに、時には同じ数を含んで並んでいる3桁の数のことである。

A①はその一桁目の数の5A②はその二桁目の数の8A③はその三桁目の数に関するデータを示している。

このA数は、「ナンバーズ3」を購入する際の「ストレート」の数字に該当する。

 ②B数とは例:059のように3つの数字が右肩上がり又は1桁(B①)、2桁(B②)、3桁(B③)の数のうちの2又は3個の数字が055005555のように並ぶ場合もある数字のことである。このB数は「ナンバーズ3」を購入する際の「ボックス」の数字に該当する。

 

3、表内用語の意味と出数頻度

①通算10Pとは、1回~現在までの全抽選数の出数の頻度を各桁別、09迄別に10分比(10回中、各数が何回現出するかの比率)で示している。

 例:A数の場合、A①~Aの各数(09)は、概ね10回に1回の割合で出ている。しかし、B数の場合は、①~の各数(09)の出数頻度はかなり違っている。

 例:B①では、10回中「0」の出数頻度は2.6回、「1」は2.2回、「2」は1.7回だが、B③では03迄の出数頻度は極少で、逆に49の出数頻度は、0.72.8に上がっている

 ②通算出数とは、同じく現在迄の数字の出方を各桁別、09迄別に百単位で表示したものである。

 例:A数の場合は、13桁の09迄の出数回数は概ね10回に1回で殆ど変わらない。しかし、B数の場合は09迄の出数回数は、桁数の違いで変る。

 B①での「0」は、1210回(121×10)、B②での「012回、B③での「00回だが、B①での「9」は僅か10回(1×101210、B②での「9」は14回、B③での「9」は1290回(129×10)となっている。

 回数別出数欄中の「5.10.20.30.50.80.100.」は、A表・B表の各桁別に0から9迄の数が直近の5回から100回迄の7区分の間に何回、どんな出方で出ているかを集計したものである。

 ④出順とは各桁別に、直近の10回出数中にどの数が、どんな順番に出ているかを示している数字のことである。

 

4A及びB表内出数の自動集計

前記に関する出数の頻度や出数回数等の集計は、EXCELの循環参照・ソート・並び替え機能やSUM関数及びCOUNTIF関数等を用いて集計すれば、自動的に難なく至短時間で全て集計表示出来る。

なお、直近100回分迄の各回数別出数を集計してA及びB表に転送するためのA・B数の「出数算出表」は、EXCELの同一シート上に、A・B集計表と並べて作成しているが、同算出表の紹介は本稿では省略する。

 当方の場合は、ナンバーズ初回発売(1994.10.7)から今日迄の発売回数(2017.2.1現在、4589回)の当選番号のデータをExclに入力して来ている。この入力データには途中で入力断裂等は無いのですべて連続したデータとして処理出来ている。

 

5、前記の「集計表」からも解る単純な謎の例示

1)比較の対象にするのは適切でないかも知れないが、数字の桁数が膨大な天文学上の予想(例:皆既日食の次回予想年月日時、はやぶさ2の地球帰還年月日等)は全て統計数値を用いた計算で出来ている。

 だのに、僅か37桁の数字の出方を、可能性の高い順に絞ってその出数を抽出する手法が、何故難しくて見出せないのか。

 2)「集計表」には、直近回数迄のデータが集計されている。このデータを観れば解るとおり、出数の頻度・回数・傾向は統計上も明確である。その点では「出数に関する法則性」は明らかだと思う。

 しかし、その法則性のとおりに次回の当選数が出るとは限らない。ある数が複数回連続して出たり逆に頻度的には当然出てもいい数が相当回数経っても何故出なくなるのか。

 3)選ぶ桁数が増えれば増えるほど、当選予想数を絞るのは不可能に近いのかも知れない。だが、現実には「ロト7」を含め当選者は必ず出ている。

 その方達はどんな手法で予想数字を選んでいるのか、当選者の証言等を基にした論理的で、説得力もあり、発売元泣かせの「攻略本」の類が今日に至るも何故編集出版されていないのだろうか。そんな攻略本が出れば、爆発的に人気が出るだろうに・・・

 確かに、何冊かの宝くじ攻略法関連本は出てはいる。しかし、それらの諸本も前記で示したような極めて初歩的な諸データを根拠に最もらしく理屈付けした関連本の域を出ていない。

 

 

 

 


数字選択式宝くじの謎

2017-02-06 13:45:23 | 日常

現役の頃、飲み会の帰り、新宿西口の宝くじ売り場で、知人に誘われ初めて「ナンバーズ3」の宝くじを買った。

これが運よく当たりくじで2万余円をゲットしたことが、きっかけで以来当方は、この「数字選択式宝くじ」のデータいじりを趣味としている。

ほぼ毎日、自己流の「統計分析予想表」に「当選番号数」をデータとして入力し、Excelの集計機能や所要の関数を用いて「当り数の傾向分析」をして楽しんでいる。

過去にこの手法で、金額は大したことはないが、何度か当選金を得た経験もある。但し、深入りはしていないので、この種の宝くじを買うのは月に23度程度である。あわよくば、当たり数を絞り込む理想的な「予想表」が出来ないか、内心ひそかに期待している。

だがしかし、この「数字選択式宝くじ」は平成6107日に発売された当時から、「絶対的予想数の見つけ出し不可能」と云われている代物だ。

だから、老生如きがない頭を如何に絞ってもその「解」を求められる見通しは皆無であろう。とは云え、「予想」を楽しむことは「脳トレ」にもなり、「老い呆け防止」に多少の効果もあろうと思い、この「数字遊び」を初めてもう24年にもなっている。

高度に発達した現代に、如何に試みても、多寡が数個の当り数字を「特定」して「求」めることは、何故、「本当に、絶対、無理なのか・・」疑問はエンドレスである。

ところで、今日発売されている数字選択式宝くじの種類は、ナンバーズ3・ナンバーズ4・ミニロト・ロト6・ロト75種類あり、当り番号数が多いほど、当然の事ながら当選確率は飛躍的に極小化するのである。

このことは、ナンバーズ34に限って観ても、下表に示したとおり明らかである。

因みに、「ロト7」の1等当選確率は、1/10,295,472で統計上の平均当選金は約4億円である。これらのことは、各宝くじ購入表の裏面に全て印字されている。

兎に角、至難の当選確率であるが故に、当たり券がない場合は、所謂「キャリーオーバー」になり、次週以降に持ち越しになると、当選金が2倍になったりする場合もあるのだ。

Net上には自薦他薦、諸々の「予想サイト」や「予想本」の類も出ている。しかし、即効的で「解」に迫る「予想サイト」や「予想本」に巡り合わせたことは皆無である。

気が向けば、次回以降にでも、そんな愚痴や試行・愚行について書き記したいと思っている。