壺中有天

この中々終わりの見えないパンデミックや、災害の悲しい閉塞感の中で、素人の手には負えない、全くもって延々終わりそうにもない中古住宅リノベーション@自力本願で過ごしています。マゾかっ！！

コロナ以前の生活は戻らないものと仮定し、今は割り切ったほうが後悔しないし、どんな世や人間関係であろうとも、自分の好きな分野を持つ、年老いても学びや成長に興味を持つこと、一日数分でも自分の別天地をもつことが、幸福感につながると信じています。

 

◆７月１日（木）大雨で真っ暗な１日、24－21℃

まずは、寝たきりになった老猫のお世話から、

余りの悪天候に掃除の出鼻をくじかれる、やる気も一気に消滅。こういう時はAmazonのこれから必要とする工具、壁紙などを閲覧し、リフォームのインスピレーションをかき起こす。無理せずに少々休憩である。

楽器の練習もし、

　

夕方に力を振り絞って、裾を足したアコーディオンカーテンを、猫の壊したパネルドアの跡に取り付ける。

　　

取り付けてみれば、釘の頭が丸く出て、カーテンの金具に干渉するのと、ドアノブの位置は逆の方がいいかなとも思う、いずれにせよ今はぶら下げて保留、頭が平らな釘は土曜日の外出時に買うことに。

使用している布のカーテンと違和感ないし、不用品になりそうな品を再生出来て満足。広く全てを見せていても良いけど、何より台所仕事が終わって、ここを閉めるという儀式は、女性の終わりなき台所仕事からの一旦開放を意味する。

それと、台所が見えれば、暇だと1日中冷蔵庫の開け閉め、もしくはお菓子が無いかと探したりの繰り返し、飽食気味にも、肥満にもなる。（水分補給は良いけどね。）

 

◆７月２日（金）大雨の一日。24－21℃　湿度90%！

よく眠れないついでに、早朝、老猫の世話をし、うっかり二度寝するｗ

　

　

ワクチンが足りないので、届いた接種券は活躍出来ずｗ

コロナ予防でマスク、マスクは蒸れる、益々、マウスウオッシュの出番、ミニマリストなんて無理。

私の工夫は、リステリンなどはボトルタイプなので、違うメーカーでもそのポンプ式容器をとっておき、それに詰め替えると、べたつかないということ。

あと手洗いが異常回数に増えた、濡れた手で閉める水道周りには水滴防止にタオルを巻け、やがて悩む水垢防止に。フェリシモなどすでに商品化して作って売っている。

　

今日は主＠みーみーぼーが使えなくなった、改良したマルカンのケージを取り壊した。仔猫用のサイズを頂いたのを、小さいので大人の猫用に自力で3階建てにしたものだ、今までありがとう。

　

それにしても自分でも「よくここまで魔改造した、若さや愛情ってすごいな」と思いながら解体。

部屋がすっきりした、さぁ、より良い終活に向かってもうひと踏ん張りの模様替え、その後はゆったりと広々と生きるのだ。

雨は時間が経つにつれ土砂降りになり、夜には各地に大雨洪水警報が出始める。

 

◆７月３日（土）大雨のち曇り。24－21℃

湿気が酷いが大小で汚れた猫の腰を洗い輸液からスタート、

市内の一部には避難勧告が一時だされ、レッスンも先生から「自宅待機の人はのちにレッスンするので無理にレッスンに来ない様」にとメールが。しかし幸いにも冠水もなく、午後から雨は止みだした、結局ピアノ科は休校の形だったが、弦は休んだ生徒さんはいなかった。みんなどんだけレッスン好きなんだろう、あ、私も。

到着。

レッスンは楽しかったが、（何せ今は練習時間が少なく、リフォームに明け暮れている故、）音痴になってｗｗｗ楽譜を自分で作曲している、、、久しぶりにメトロノーム先生のお世話になるｗｗｗｗ　壺中有天の時間でもある。

その後、帰り際に釘を買い、カーテンを左右入れ違え、釘も入れ替え、本当にこれで終了、

　

やったね！どんな下手な形であれ、気がかりなゴミを一つ有効利用したのだ。すっきりした。

 

◆７月４日（日）雨。24－21℃

老猫のお世話から。

1週間分の買い出しもあるが、猫のつけた傷を埋めるために補修テープなど購入。みーみーぼーのためにペットシーツを大量に。

ところで、この山積みのペットベットの可愛い事♡

　　　　　　

これからペットを飼う人は楽しいだろう。

 

そして、TOTOのショールームへ。

25年お世話になったトイレは普及しているタンク式でなくオフィスなどで使われているタンクレスの形、また空中に浮いているタイプで部品が手に入りにくい。それでもTOTOの相談窓口のおかげで、フラッシュバルブまでは交換できた。

　

 

我が家のタイプと同じもの。

今度は、絶縁ニスの漏れてきたウォシュレットについて相談。当時の我が家と同じ型のウォシュレットを検索、動画で他の型もこのニスの問題で悩まれて動画を上げていたｗ

コロナ禍だから自力で交換したい、案内の方はとても親切で、トイレとキッチンの話題で非常に盛り上がった。100万、300万のキッチンにはもう、眼福としか…。だが、売りのポイントは似ている、手を動かせ。

　　　　　

さて、わが家の型の新しいウォシュレットは9万弱、それを直に工務店で３万円台で購入することにした。Amazonレビューでは「TOTOに聞きながら君でもできる、頑張れ！」とな。それが届いても付け替えられるのか、賽は投げられた。（そんな事に、この喩えを使うんぢゃねぇ。）

 

◆７月５日（月）曇りのち雨。28－23℃

まず老猫から。昨日の食材の整理など。

完成したアコーディオンカーテンの下には、以前のパネルドアのレールが走っており、この溝にゴミが溜まって鬱陶しい。

大工さんに以前聞いたときは、木材をカットして埋めると聞いていたので、埋める気満々で要らない木を集めてきたのだが、レールをどけると中々闇は深い。

いずれ下駄をはかせている小細工を取り除き、キチンと計ってホームセンターで長い木をカットしてもらった方が早そうだ。

綺麗に掃除して、レールを戻して、とりあえずゴミ除けに上からテープを貼っておいた。（すごすご…。）

悔しいので猫の悪行にもテープを貼って胡麻化したｗ　猫あるあるｗ

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扉は全部で7枚ある、貼るのは気が遠くなりそうだが、猫の手が届くところだけが被害にあって一部だ。猫飼いの人たちは毎年襖と障子を沢山張り替えているんだから、我慢我慢。（それでも、途中で力尽きた…。しばらく保留しる。）

 

◆７月６日（木）曇りのち雨。29－23℃

老猫を洗うことからスタート。レールを埋め戻すことを保留したので、次は玄関の手作りの下駄箱の脇を、ちょうど同じ厚さの廃材が出たので、それを捨てずに埋める事にした。

ここが手抜き。板が足りなかったのだ。

玄関は家の顔、いや猫のスプレーで、市販の下駄箱を3つ駄目にした。

飼い主も猫のおしっこにやられない様にレンガを履かせ、下駄箱に下駄を履かせたり攻防ｗｗｗ　それでも執拗なスプレー攻撃には駄目だった。扉、脚はふやけ、錆たり、レンガも臭くなり廃棄ｗ

今の下駄箱は手作りで2代目、一代目とこれは評判が良く、ご近所さんが大工さんに同じのを作ってくれと言った程だからいいやと。

物は少なくて良い、天井までなくても、折り畳み傘も印鑑も、客用スリッパも全て収納出来るし、猫がゼロになったら最後は高級な木材で同じものを作るだろう。

　

私は壁についているモールディング、幅木が大嫌いだ、家のは複雑すぎるし、市販の家具がこれでうまく固定できなかったりが嫌だ。格好優先ではない、切り出すのにゼィゼイ。

完成。

小さな誰も気が付かない箇所だが（作った本人が気にしているだけ）、埋めて、同じニスで塗って、反対側はドアに合わせ一部白で塗って、ああ気分は自己満足だがスッキリ。

で、ウォシュレットが届いたのだが、果たして交換出来るのか？（震え声）

 

◆７月７日（水）曇りのち雨。29－24℃

凄い湿度、汗疹も出来てきた、早朝から鳥や猫のお世話。さてやるっきゃない。

ウォシュレットを交換する前に、古いウォシュレットから流れて溶けた絶縁ニスの掃除で数時間、トイレは新品とはいかなくても何とか綺麗に、その後新品の取り付け。ここまでは素晴らしかった。

機能ありすぎ、これは宇宙船かっ！今年の2月発売らしいが、顔が新幹線ｗ

で、問題は、来た水栓の部品が、多く普及しているタンク付きトイレの分岐のあるものしかない、

　

つまり接続すべき先にタンクが無いので、水がザーザー、サイは投げられ、ルビコン川は洪水ｗ　ここでTOTOウォシュレットチーム様に大変お世話になる。

メールで写真を送り、我が家の水栓に会う番号が判明、それ200円ちょっとを注文するも、今は近所のホームセンターで似たような蓋を買ってきて、新旧の水道ホースをつなげてしのぐことに。

せっかく便器がすっきりと地面から空中に浮いているのに、ホースごちゃごちゃの図ｗｗｗｗ　

これ、我がパソコン周りの様ですなｗ

お祝いに肉を焼く、新しい道具で。

　　

勿論、節約で牛じゃないから写さんがｗｗｗｗ　とにかくミートプレスで焼くと美味しい。固くはなるが。出たグレービーソースでさらに付け合わせの野菜を焼くとよい。

 

疲れて、これで終了のハズであったが、夜中ごそごそと捨てる廃材でもう一つ、トイレ周りのものを作る。

　

明日は塗装。

私はミニマリストにはなれない、というのはトイレも、人の歯ブラシやフロスのように、ブラシの形が幾つか必要だと思うから。四角い部屋を丸く掃くでは、それではいずれ水垢が見えないところに。そのブラシ道具をまとめたい。

お掃除道具がこれだけと自慢する人は、皮膚も丈夫で、精神修行のごとく便器に手を突っ込んでやっているのだろうが、私はバクテリア蔓延の中に、わざわざ傷だらけの手を突っ込みたくなんぞない。

 

◆７月８日（木）曇りのち雨。26－22℃

今日も湿度がすごい。葉で撮影できないが、庭にシジュウカラが来てインコのヒマワリをもっていくのが可愛い。それにしても、老猫を洗ったり、輸液したり、この可哀そうな老猫の状態は何時まで続くのか。唯一の気晴らしだった韓流「寄皇后」も終わってしまった。溜息。

ああああああああ！ため息ついている場合じゃない、一週間先に来る予定だった最安値のソファ（猫にやられて4代目）を佐川男子が今日届けてくれた。なぜ早い？もはや足の踏み場もないｗ

　

とにかく、昨日作成の小物が乾かない、塗る、それだけでDIYは終わる。

　

そして、少しの片付けスタート。梱包をほどき、ソファを組み立てるのはまだ先の話だ。

 

◆７月９日（金）小雨、時々曇り。26－22℃

老猫からスタート、朝から腰が痛い、しかし2つの病院の薬が切れ行かねば。そして今は出回らないワクチンの予約も。腰にテープを貼り受診。

甲状腺を見てもらう内科では、「みゃー大工さん、血液検査100点満点だよ、90じゃない満点！」と先生の明るい声。橋本病の抗ｔｇ抗体は凄まじい値だったが、これは一生出るだろうと。

　

この病気で中性脂肪やコレステロールを正常にするには、鬼のようなストイックな生活をしているのだが、先生の笑顔を見ると努力が報われた気がする。先生だけは私を真面目な患者だと、この苦労を解っていると思う。もうそれだけでよい。（あと血管が若いととにかく若く見られる、それがどんな化粧品や服を持つことよりも嬉しいし、苦労した褒美だと思う。）

次の整形外科では、

久しぶりに先生からバイオリンの話が。私は先生に「もう、病気でなく、我が腕にかかっている、病気のせいでなくて、私の腕の限界ですっｗｗｗｗ」　先生は大爆笑ｗｗｗｗ

今日の採血係のナースさんも、この会話まで先生のお子様と私が同じ師について習っていることを知らなかった模様。とてもお若い、私の孫でも良いナースさん、「私もギターをやって才能が無くて即やめました。」「あと、ドラムもしてみたいんです。」と。

私は「ドラムは難しそうだが、お若いので何でもチャレンジして、このおばあさんが幼児に混じってしているのだから」と。「難しい事に敢て挑戦すると、脳の思考が少しは変わる、音楽は数学的で、文系の私でも思考が少し変わった。」と。

帰宅してからは、腰もそうだが、左手がロックされ、卵を落としたり家事も出来ない痛みに襲われ、少し横になる、明日のレッスンまでに治したい。

ふと、なぜ人はやり始めてすぐに効果が出ないのは当たり前のことなのに、大した努力も練習時間もついやさずに、即才能がない、センスが無いと言い訳し、粘らずに諦めてしまうのだろう、、、と。

教室ではピアノの幼子を見ても、弾けなくて悔しいと泣きながら練習している。親に「辞めてもいいんだよ」と言われると、「絶対にやる」とむしゃぶりつく。

こういう努力をしても、ピアニストや人前で褒められるようになるのもほんの一握り。

しかし、その努力以前に自分に言い訳して諦める、つまりは本当には好きではないのだ。私にもいくつかあったなぁ。もう迷わない。

下手でも本当に一生愛せる好きなものや人に出会えた人生、それは素敵な事だと実感。

 

さて、沢山ブラシが入る掃除道具入れは乾燥し落ち着いた、下にはプラスチックのタッパーがあるので箱の底は濡れない。今まではブラシを床に2本立てていたり、うざかった。

今日は痛みで大したことはできなかったが、次々とDIYでできること「ここが不便」と日ごろ不満に思っていたこと解消のインスピレーションが湧きだすこと、全てメモる。

ああ、忙しくて忙しくて、全部やり切れるのか…。

郵便ポストにはTOTOウォシュレットの部品が届いているし…。

 

◆７月10日（土）曇りから快晴に。33－24℃　猛烈な暑さに！

　

一晩中腰と左手（右手もそうだが、演奏には大事）の痛みでうなる。朝一番に老猫のお世話、輸液やアイスノンはして、あとは軽い運動と練習のみ。DIYは休むしかない。

それでも、もじゃ公の介護で疲弊し途中までのドアは塗装を待っているし、既存のドアに揃ってピシッと立っている姿は、モチベが上がる。ここを塗装後、ステッカーを貼るのが楽しみだ。

時間が来て、ギラギラしたアスファルトの上をレッスンに向かう。

　　

めまいがするような暑さ。背中の楽器も、鞄の2冊の教本も重い。とにかく腰が痛くて痛くて、何時もの道のりが辛い。

到着。

相変わらずレッスンは楽しい。先生のピアノの伴奏で弾くのもいいけど、先生の楽器と自分の楽器が共鳴した時、良いなぁ、ソロでも、ソロでなくても、この楽器は素敵だと思う。私の後にはY君、相変わらずの好青年に挨拶。

余りに暑すぎて、腰が痛すぎて、「晩御飯は蕎麦でいいや」と思いながら、まっすぐに帰宅。

早くリフォームを済まし、美しい部屋で弾きたいものだ、老後は趣味三昧になるのだ、今回で日曜大工はヤメだ、これで最後だと。

2020年の「リノベーション・オブ・ザ・イヤー」の優秀作品に『リモートワーカーの未来形。木立の中で働く。住まう。』という、祖母の残した築50年の家のリノベーション作品があり、https://www.renovation.or.jp/app/oftheyear/2020/757（←気になったら、検索してね）日本家屋なのに、コルビュジェが両親のために湖畔に立てた家を彷彿させた。

とにかく住民の住まい方が素晴らしい。簡素で清潔で、手に入る家具使用なのにセンスがキラリ。壁に整理された大量の本、譜面の置かれた楽譜台もグッと来た。モチベが上がる。おばあちゃんのお家も大喜びでしょう。

※画像は記事からお借りしました。

痛い腰を庇いながらの帰宅途中、久しぶりにもじゃ公そっくりさんに会えた。ジェネリックもじゃ公。

　

もじゃ公が5月10日に亡くなって今日で2か月経つ。もう天国で地上のことも忘れ、幸せにしているだろうか…。

全力で頑張っているが、あの一年八か月の闘病に取られた時間は中々巻き戻せない、しかも体力を奪われるので苦手な真夏が到来。とにかくこの腰痛が治まらないことには…。体力のあるうちに整理整頓が一番、だがそれが中々出来ないものですｗ

コロナ肥満だ、コロナ離婚だ、外食したい、外飲みしたい、ジムに行きたい、息が詰まる、そんな世間の不満を一年以上テレビのワイドショーで拝見し、私は自宅にDIYで楽しいコーナーを作り、居場所を居心地よくするっきゃない！と手を動かし始めた。

それに伴う品を購入するときに必ず読む、Amazonの購入レビューもそういう考えの人多し、自分を幸福にさせるためには、自分がまずは動くこと、口でなく手を動かすこと。誰も自分の代わりにしてはくれないのだから。