ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

死に近き 猫に添寝の しんしんと

2020-05-20 21:58:33 | 猫病気

今にも雨が振りそうな、曇り空の一日。20-17℃

昨夜は冷え込んだ。

引き続いて今日一日もだ。夜からは冷え込みが厳しくなる。

 

今日も大したことはしていない、今は、猫の最期を見守っているだけに過ぎない。

今の猫は意識ははっきりしていて、時間ごとに動けなくなっている、猫が必死で寝がえりを打つのを手伝ってあげている感じ。鳴くと撫でる、その繰り返し。

昨夜。

深夜からは、クロも箱に入りだす。病猫を踏むかと思ったら踏まない。その姿が、日常と同じで有り難かった。

 

もう丑三つ時に近い頃に横になるが、寝るときは頭側にトロ箱を置いた、鳴けば手を伸ばして撫でる。

クロは私側の布団に移動して来た。

私は老猫も抱っこして、腕枕をして布団に入れてみるも、

結局、首の曲がった老猫は、喜んだが、寝返りが大変そう、苦しそう、箱に戻した。

オムツの交換、大体6時間ごとに僅かな輸液をいれ、鼻を拭いて目に抗生剤を差す。鼻づまりが可愛そうだ。

結局2匹と布団で寝るかと思ったが、クロも箱に戻って、2匹でしばらくは寝ていた。寝ていると言っても、クロは香箱を組んだり、丸まっているが、病猫は一時間に何度も寝返りを打ち、実に落ち着かない。ほぼ寝ていない。

 

今日の明け方も、これで最後になるかと輸液をし、

猫が落ち着かないので小匙1位の強制給餌、5㏄程度を試しにしてみたが、そこでお互いにぐったりした、もう猫は消化機能が働いていないと確信。オムツには、排尿しかない、これでようやく強制給餌は打ち止める事にした。あとは輸液と僅かなポカリだ。

猫のトロ箱の底には、ホッカイロを仕込んであるし、もうやれる事が無い、輸液と僅かな最後の食餌で、死んだように眠る猫を、あとはクロに任せる事にした。

4時、5時、6時と、ただ時間がノロノロと過ぎて行った、夜更かしし、眠気覚ましにコーヒーやらチョコレートを食べていたので、全く食欲が湧かない。

そして今朝の寒い事、流石に長袖に着替えた。

2階で大人しくしていた、きーじも寒がっていた。今日は半日フリースの下に潜っていた。

鳥の面倒や、家事をし、ほんの少し練習もしたが、疲れすぎて何も考えられない、テレビ等の受け身の媒体であっても頭に何も入らない、

猫の様子を見て今は大丈夫と、内科からもらった薬を飲んで、夜の為に2、3時間横になった。

その後、猫を看ると変わりはなかった。輸液瘤の残りを確かめ、点滴をほんの少しし、低カリウムの為、動物用ポカリを5㏄程、これは嫌がられても入れた。

 

夕方、もう使わないであろう餌も届いた。次の子で使うから構わないが…。

そして、昨夜と同じ光景を繰り返す。今はこれだけです。

 

 

死に近き  母に添寝の  しんしんと  遠田のかはづ  天に聞ゆる

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