10月28日、午後、横浜駅西口の保険医協会の会議室で、上記・神奈川保険医協会「医療費窓口負担ゼロの会にシンポ」が開かれました。
100人の会場に申し込みは「満杯」とのことでした。事前に申し込みをし、当日も早めに到着し、座席を確保し、そこでお昼をいただきました。
「日本の社会保障の改善点を探る~貧困問題にクローズアップして~」のテーマで、第1部は、「下流老人」の作者である藤田孝典氏の「自助努力で下流老人から脱却脱却できるか!?~死ぬまで働き続ける社会の到来~」をお聞きしました。
日本の貧困立は15・7%で、OECD加盟国34か国中6番目に高い、そのうち65才以上の高齢者の貧困は19.4%と高い。 それは高齢者5人に1人が「高齢者」が貧困。単身高齢者男性は38.3%、同女性は52.3%とのこと、実に半数が貧困。
下流老人とは、①収入が少ない ②十分な貯蓄がない ③頼れる人がいない。
それでは、働けば下流化は防げるのか?・・・過労老人の出現。事故を起こしたり、災害にあう。などなど、個人の努力と並行して社会を変えていかなければ本当の意味で貧困は解決しない。全く同感!!
結論:幸せな下流老人の共通項
①お金がなくとも、生活を楽しめる
②お金がないことを補う知識や技術がある
③家族や友人などの人間関係に恵まれている
④さまざまな福祉制度を上手に活用出来る。・・・・・なるほど。
その後、シンポ「権利としての社会保障~求められる社会資源とは」がありました。