酒とサカナとたびの空

日常の飲み食べや、たび空からの忘備録

板前 石山光一@亀戸

2018-11-05 22:50:00 | 東京の空から
「天然活すっぽん鍋」

しっかりした和食屋選びは難しい
経験値が無いからさらに難しい

小体で気取らない割烹
季節毎に伺いたい

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旬を感じられるには、やはり日本料理だど思っている

季節毎に伺える店を近所に持っていたら、それだけで豊かな人生なのではとひとり憧れる

以前近所に出来かけたが、オーナーの体調が思わしくなく閉店してしまった

冬本番に何か鍋をと思い、良さそうなこちらに初めて伺う

予約していたのは天然すっぽん鍋のコース

岩手の酒「月の輪」を2号もらいこじんまりとした店内を眺めて待つ

まずは前菜盛り合わせ

「前菜盛り合わせ」(カリフラワーとアスパラ、ゆば、行者ニンニクお浸し、姫サザエ、鴨ロース)

「内臓は召し上がれますか?」
もちろんもちろん

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2人で1匹のすっぽんを捌いてくれるため、丸ごと堪能できる
とは言え苦手な方もいるようで、内臓を食べるかどうか確認してくれた

こちらはあらゆる内臓に目がない
二つ返事でいただく

「刺し盛り」(腸、心臓、肝臓、腎臓)

いずれも新鮮でクセがなく、ちびり酒にはうってつけ

すっぽんの生き血は胆嚢入り


メインの鍋には焼き目のついたネギとすっぽん
途中サイコロ状の小ぶりなあぶり餅を投入

すっぽんとは鷄とも魚とも例えられない独特の食感と滋味があるなぁと再認識

「塩辛」

島根の「月山」を追加でもらい、合わせた塩辛は私にはチョイと甘過ぎた

雑炊は極小に刻まれた椎茸がアクセント


最後に甘味をいただきごちそうさま

とても感じの良い店で、ぜひまた伺いたい

ごちそうさま

亀戸天神鳥居越しのスカイツリー
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20171216