カターレ富山は黒部強化部長が契約満了に伴い、来季の契約を更新しないことを発表しました。
黒部強化部長は現役時代、2010シーズンから4シーズンカターレ富山に在籍し、2013年3月に現役を引退。その年の12月に強化部長に就任。
現役時代で思い出すのは、2011シーズンの5月8日（日）に開催されたFC東京戦。
この試合、GW中で、Jリーグマネージャーの足立梨花さんが来場したこともあり今では想像できないほどたくさんの観客が集まりました。その多くの観客が応援する中で、黒部選手がゴールを決めて勝利しました。記憶に残る試合です。
強化部長に就任してからは、サポーターズ・カンファレンスで、選手を獲得した意図や契約満了になった理由まで話してくれて、黒部強化部長の説明を聞くために参加したようなものです。
練習試合の松本山雅ＦＣ戦で当時大学生だった大谷選手の活躍を見た安達監督が黒部強化部長に電話を掛けて「すぐに獲得しろ」と指示した話しを聞きました。真意はわかりませんがこの話を初めて聞いたときに鳥肌が立ちました。
黒部強化部長は「責任は強化部長の私が負うべき」とコメントしていて、チームとしての「落としどころ」かなと想像します。
「五年間、強化部長としてカターレ富山に携わらせて頂きましたが、この度離れることになりました。選手としても四年間お世話になった富山に恩返しをとの思いから努力してまいりましたが、皆様の期待に沿える結果に至らず、責任は強化部長の私が負うべきと認識しております。」
他のチームな強化部長に就任しても、カターレ富山の選手は連れて行かないようお願いします。
長い間、ありがとうございました！
