特集展示を観た後、特別展「渡来人いずこより」を観てきました。
日本列島と朝鮮半島との間の交流は古くからあり、朝鮮半島の文化は日本文化の形成にも多くの影響を与えました。その文化を伝える役目を果たしたのは「渡来人」と呼ばれる人たちで、その足あとは朝鮮半島系の文物からたどることができます。ただ、「渡来人」の出身地である朝鮮半島にはそれぞれの地域に個性的な文化があり、特に三国時代(4~7世紀)には高句麗や新羅、百済、加耶といった国々が分かれて存在するため、それらをひと括りにはできません。よってその文物が「いずこより」もたらされたのかということを明確にすることにより、渡来文化の具体像、さらには細かな歴史的背景も見えてきます。
本展では、近畿地方やその周辺地域で出土した朝鮮半島に関係する資料で展示を構成しながら、渡来人の「出身地」にスポットを当てて、考古学の最新成果を生かした展示を通じて、当時の具体的な交流像をビジュアルに描きます。展示では中央を介さないような交流など、近代国家の枠組みでは想像できないような多様な交流の歴史が存在することを伝え、あらためて両地域の文化への関心を高め、友好を深めることにつなげたいと思います。
(ちらしより)
そうなんだよな~、朝鮮半島は日本文化の形成に大きな影響を与えたんだよな。
それなのに…という残念な状況に陥っておりますが。
ここでもやはり一部を除いて撮影OKです。
煌びやかな工芸品。
三角縁神獣鏡。
石器や鉄器。土器。
甑(こしき)
竈(かまど)。
こうやって使うそうです。
材質の違う角杯。
土器の模様もよく残っていました。
考古学に近い展示で、苦手分野だったのですが、かなり整理がつきました。
さて、空模様はいい天気です。
「緑の一里塚」がここにあります。
難波から奈良の飛鳥までつなぐ日本最古の官道である竹内街道。
竹内街道、横大路全体を大阪府・奈良県・沿線市町村が一体となり盛り上げる「竹内街道・横大路(大道)1400年活性化プロジェクト」が2013年に展開されました。
そのプロジェクトの一つとして、街道沿いに整備されたのが「緑の一里塚」です。
大阪府内、奈良県内に合わせて十数もの一里塚が設置されています。
この後病院で見つけたレストランに行く予定をしていたのに、すっかり忘れて帰ってきてしまいました。
地下鉄谷町四丁目駅へ向かう地下道に調剤薬局が開業していました。
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