東大寺ミュージアムの最終入館時間は午後5時。
そしてJR天王寺駅からJR奈良駅まで、大和路快速で35分ほど。
今から向かえば余裕で間に合いそうです。
なのでJR天王寺駅から大和路快速でJR奈良駅まで。
近鉄だとずっと市街地を走って坂をグングン上り、生駒トンネルへ入ります。
ところどころ山間部を通りますが、基本的に市街地を走ります。
ところがJRは長閑な田園地帯、そして大和川に沿って山間部を走ります。
奈良県に入ってもほぼ田園地帯を走り、奈良駅に近づいてやっと市街地。
JR奈良駅から市内循環バスに乗って「氷室神社国立博物館前」のバス停で下車。
大仏殿へ行くには「春日大社大仏殿前」で降りる人が多いのですが、
そこで降りるとすると、バスは交差点を右折し、バスを降りて信号を渡ることとなり、
こちらで降りる方が大抵早く着くことができるのです。
とはいえ、ちょっと道路を渡って国立博物館へ。
小鹿、母鹿は元気なのに、立派な角を持つ男鹿はダラダラ。
この時間ではまだ鹿たまりはできていません。
もう国立博物館の壁の広告は「正倉院展」モードです。
東大寺南大門、そしてその奥に大仏殿。
雨が降った後なのに、まだこんなに混雑しています。
門の扁額は聖武天皇の字だそうです。(ちなみに国立博物館の正面の入り口の文字もそうらしいです。)
この南大門には、歴史の教科書に載っている運慶・快慶らによる金剛力士像。
普通の寺では両像は正面を向いて立つのですが、ここではお互いを見つめあうように立っています。
南大門をくぐると、すぐ左手に東大寺ミュージアム。
入り口正面には、
そして廬舎那仏の手。
ここから見える南大門。
入館してすぐ左に休憩スペース。
そこに展示されているのは大仏の座っている連弁のレプリカ。
細かい彫刻がなされています。
記念スタンプもありました。
入り口右にある展示スペースへ向かいます。
入館券。
見どころはなんといっても、この前までは法華堂に安置されていた日光・月光菩薩立像がなのですが、
その他国宝、重要文化財など、見るべきものは沢山あります。
特に最初の方で展示されている「東大寺金堂鎮壇具」。
その中でも金銀鈿荘太刀(陽剣・陰剣)。
実物はかなり傷んでいるものの、それを昨年復元したものも展示されています。
しかし、今日の目的は修復が完成した東大寺大仏縁起絵巻。
既に前期公開は終わって、今日は中期公開。後期は9/11からです。
もう無くなっているだろうと思っていた、先着3000名に頂ける縁起絵巻の絵葉書。
貰えました!
美術館を出て、またバス停まで歩いてゆきます。
急に雨が降り出しました。
参道を横切る吉城川の畔に鹿。
鹿だまりの様子を見に行く予定でしたが、この雨。
もう直接バスで帰ることに。
昨日の残りのカレーがあったので、カレー粉を足して冷凍してあった牛肩ロース肉を加えて夕食はカレーうどん。
南大門の阿吽は立ち位置が左右逆なんですよね
南大門の金剛力士といえば運慶で、こちらは今月26日から上野です
もちろん興福寺仮講堂、快慶展のスタンプは押し済みです
でも、10月の連休に、一泊して国立劇場、歌舞伎座へ行くことになり、運慶展も。
しまった、スタンプもらっとけば良かった。