11:57発の高速バスでメナード美術館へ向かいます。
途中高速道路を通って。
もうすぐ降りるバス停だなぁ、と思うと車窓からお城が見えました。
バス停を下りて地図の通りに進むと、住宅街の中にぽつんと美術館。
会館30周年記念「コレクション名作展」が開催されています。
1987年に開館したメナード美術館は、2017年10月に開館30周年を迎えます。それを記念し、Ⅰ・Ⅱ期あわせて「30のテーマ」を設定、現在所蔵する1,500余点のコレクションからそれぞれのテーマに合った作品を選び出して展覧会を構成します。代表作品によってコレクションの特徴や美術館の活動を振り返りながら、メナード美術館の魅力を再発見していただけたらと思います。
30のテーマの前半(Ⅰ期:テーマ1~15)では、メナード美術館のコレクションのうち印象派、キュビスム、フォーヴィスムといった西洋の作品をはじめ、近現代美術の代表コレクションをご覧いただきます。
その中でも化粧品会社を母体とする当館において、必然的にコレクション形成の核のひとつとなってきたのが、美しい女性を描いた作品です。今回コレクションより初公開となるロセッティ《肖像》にも、画家の恋しい女性への想いがうかがえます。麗しい女性の姿、心躍るような色彩、形…。美しいと感じるものは、実に様々であり、内からにじみでるものなのでしょう。
15のテーマを通し美術館の30年の歩みを振り返るとともに、多様な美の形をご覧いただく機会となれば幸いです。
(ちらしより)
メナード美術館のパンフレット。
今回の展示の中から。
マネ 「黒い帽子のマルタン夫人」
ゴッホ 「石膏トルソ」
東山魁夷 「霧立つ嶺」
ゴッホ 「一日の終わり」
ドラン 「ビリアード」
ロセッティ 「肖像」
マティス 「コリオール風景」
アンソール 「仮面の中の自画像」
えっ、葛飾応為の肉筆浮世絵「夜桜美人図」ここが所蔵しているんだ。2期に出品されるんですね。
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