仕事を終え、「社会人のための文楽入門」公演にでかけます。
今日もヘリコプターが上空を旋回中。
近鉄日本橋駅を出て、国立文楽劇場に向かうのですが、今まで献血センターがあったところがコクミンドラッグになっています。
地上にでて劇場へ向かいます。
南側に黒門市場。
途中に文楽劇場への案内。
道端に咲くユリ。
谷崎潤一郎の「蓼喰ふ虫」の一文が彫られている文学碑。
紅殻塗りの框をみせた二重の上で算盤を枕に炬燵に足をいれながらおさんの口説をじつと聞き入ってゐる間の治兵衛___若い男には誰しもある黄昏時の色街の灯を恋ひしたふそこはかとない心持___太夫の語る文句の中に夕暮れの描写はないやうだけれども要は何がなしに夕暮れに違ひないやうな気がして格子の外の宵闇に蝙蝠の飛ぶ町のありさまを___昔の大阪の商人町を胸にゑがいた
もうしばらく行くと国立文楽劇場。
劇場前に催し物の案内。
文楽劇場。
劇場正面の柱に演目の広告。
文楽鑑賞教室は一般学生のためのものと、社会人のためのもの、外国人のためのものがあります。
劇場に入り、エスカレーターで劇場へ。
そこに吊られている広告。
今回のちらし。
少し早く着いたので劇場内の様子を。
いつも買う番付ですが、文楽鑑賞教室では小さくて薄い冊子をもらえ、文楽入門という解説書も貰えます。
後者は毎年同じですね。
他に夏休み特別文楽公演の一部「親子劇場」のちらしもゲット。
「FENICE SACAY」なんてできるんですね。
そこでの文楽公演のちらしもゲット。
そうそう、昨日予習しておきましたよ。何度も観ているけれど。
まず「解説 文楽のいろは」
元MBSのアナウンサーの八木早希さんが義太夫、三味線、人形の説明。
この時「仮名手本忠臣蔵」の三段目の「裏門の場」の一部が演じられました。
義太夫は豊竹希太夫、三味線は鶴澤友之助、人形遣いは吉田玉翔、吉田玉誉
それに続いて「菅原伝授手習鑑」の四段目「寺入りの段」「寺子屋の段」
文楽でも歌舞伎でも何度も観ている演目です。
主のために、自らの子供を犠牲にするという悲哀いっぱいの演目。
三代義太夫では義経千本桜のすし屋の段もそうですね。
さて、芝居がはねて帰ります。
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